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超難関中学のおもしろすぎる入試問題 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2024/08/16

中学入試ってハイレベルな学力が 必要って思ってたけど それ以上の大人が知ってる常識とか教養が 求められることにびっくりした。 合格を目的にするのではなく 知識や教養を身につけることを 目的としたいくらいに 面白い問題がたくさんあった。

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2024/06/23

東京の地下鉄、テーブルマナー、いろいろな学校があって、結構カラーが違うのがわかる。どのくらい合否に関係があるかわわからないけど、個性出ますね。こういう問いに答えられる子に来てほしいんだろうなあ。

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2024/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

題名の通りの新書です。でも、ただ入試問題を紹介しているだけでなく、どの中学校がどんな出題傾向にあるか、それはなぜなのか(どんな教育に力をいれているか)などが解説してあっておもしろかったです。 首都圏で私立の中学入試受験を考えている保護者向けの本なのかもしれませんが、教育に携わる人間なら「今の入試はどんな聞き方をするのか」「知識だけではない思考力を問う問題とは具体的にどんなものなのか」が分かって参考になるとは思います。 私自身は公立中学校で社会科を教えているのですが、この本で紹介されている中学入試問題(つまり小学校6年生が解く問題)を、中学生がどれくらい解けるか考えたときに、ほとんど解けないのでは?と思いました。 よく読めば、聞かれていることはそんなに難しいことではないけれど(一般常識的なことだけど)、指定された文字数で簡潔に文章にするのが難しいかな、と思います。聞かれていることを正確に読み取るのも(いわゆる読解力ですね)難しいと思われます。 逆に、そこそこ学力のある子どもにとっては、え?こんな簡単な答えでいいのかな?と不安になりそうな気もします(当たり前のことしか聞いていないので)。 話題になった「AIvs教科書が読めない子どもたち」でも述べられている通り、新しい学力だの、思考力だの生きる力だの、文科省はいろんなことを言うけど、結局は読解力が大事やん、そして今の子どもたちにはそれがないのが危機的やん、と私は思います。 本を読もうよ。変なライトノベルやマンガのノベライズばかりじゃなく、文学作品に小さい頃から触れようよ。大人が、そういう環境を作ろうよ。 なかなか興味深かったです。

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2024/01/28

内容をチラ見して面白そうだから読んでみたが、今なら常識等でわかるけど子どもだったら果たして選べたかなぁという問題や内容からある程度推測して答える問題など。 いわゆる教科書や問題集だけを勉強していてもなかなか答えを導き出せないような問題ばかり。 なぜ?を問うものや、利点・問題点を問...

内容をチラ見して面白そうだから読んでみたが、今なら常識等でわかるけど子どもだったら果たして選べたかなぁという問題や内容からある程度推測して答える問題など。 いわゆる教科書や問題集だけを勉強していてもなかなか答えを導き出せないような問題ばかり。 なぜ?を問うものや、利点・問題点を問うもの、有名な小説に登場する人物をあげるものなど、読んでるだけでも勉強になりそう。 20冊目読了。

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2023/11/06

高橋・新書ガイドから。これ、書店でも目にはついたんだけど、トンデモ問題を例示して、『こんなもん分かるか!』みたいな内容かと、勝手に拡大解釈してしまってました。同署でオススメされているのを見て思い込みを反省し、改めて入手・読了してみて正解。これは面白かった。東京難関中学のローカル問...

高橋・新書ガイドから。これ、書店でも目にはついたんだけど、トンデモ問題を例示して、『こんなもん分かるか!』みたいな内容かと、勝手に拡大解釈してしまってました。同署でオススメされているのを見て思い込みを反省し、改めて入手・読了してみて正解。これは面白かった。東京難関中学のローカル問題は、事情も含めて仕方ないとはいえ、さすがに行き過ぎ。その”事情”は興味深かったけど。でもそれ以降、時事問題とか思考問題とかが順次列挙されていて、これがまた、いちいち上手く作られている。クイズ本的な楽しみ方も出来、満足です。

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2023/09/13

面白すぎるかはさておいて、勉強になった。中学入試は現代社会を映す鏡。単なる知識の詰め込みではなく、変わりゆく時代に対応できる、自分の頭で考えることのできる子を育てるという意図があるのだと学んだ。大人はなまじ知識を持っているだけに考える力がどんどん衰えてきているのかもしれない。しっ...

面白すぎるかはさておいて、勉強になった。中学入試は現代社会を映す鏡。単なる知識の詰め込みではなく、変わりゆく時代に対応できる、自分の頭で考えることのできる子を育てるという意図があるのだと学んだ。大人はなまじ知識を持っているだけに考える力がどんどん衰えてきているのかもしれない。しっかりと自分の頭で考える力を養いたいと感じた。

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2022/11/03

本書の趣旨は「中学入試問題は社会を移す鏡」であり、現在の実社会の本質をどれだけ的確に理解できているかが問われる実例が多岐に紹介されており、どれも大変興味深かった。 途中で疑問もないわけではなかった。中学に上がる前の子供が果たしてこれだけの内容を本当の意味で吸収できるのか?歌舞伎の...

本書の趣旨は「中学入試問題は社会を移す鏡」であり、現在の実社会の本質をどれだけ的確に理解できているかが問われる実例が多岐に紹介されており、どれも大変興味深かった。 途中で疑問もないわけではなかった。中学に上がる前の子供が果たしてこれだけの内容を本当の意味で吸収できるのか?歌舞伎の演目やフランス料理のテーブルマナーについての問題などは年齢不相応ではないか?結局は塾で培う受験テクニック頼みなのではないか?と。 しかし本書読了の頃にはそれらの疑問は払拭されていた。真に吸収できるか否かは受験生の姿勢次第だろうし、難関校合格のために強いられるハードでストイックな努力の果てに本人が得るものは決して小さくないはずだと、そのように思った。

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2022/09/07

https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdetail/p/KP00032408/

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2022/03/20

受験シーズンは終わったが、超難関と言われる中学校の入試問題とはどのようなものか興味があったので、読んで見た。 今回の本では、超難関中学校のこんな問題を解いているのと思いたくなるような問題を知ることができる。 中学受験とは無縁の人生を歩んできたが、たまに電車で見か...

受験シーズンは終わったが、超難関と言われる中学校の入試問題とはどのようなものか興味があったので、読んで見た。 今回の本では、超難関中学校のこんな問題を解いているのと思いたくなるような問題を知ることができる。 中学受験とは無縁の人生を歩んできたが、たまに電車で見かける日能研の広告で、中学入試問題を見かけることがある。出題する中学校もいろいろ考えているのだなあと思った。 「知識」「思考力」「教養」「大人の常識」「読み取る力」の5章から構成されている。 「教養」では慶應中等部の問題を取り上げている。最初には、まさかのフレンチのフルコースの順番とマナー問題だ。大人でも間違える人がいそうな問題だが、慶應を受験するくらいなら当たり前のことなのだろうか。 かと思えば、スーパーマーケットにおける果物販売の仕方について選択肢から選びなさいという問題もある。 スーパーと言っても慶應受験生の親が行くのは成城石井かな。どう見ても安売りしているスーパーのチラシを見比べてママチャリで駆け巡ることはしないだろうなあ。 東大合格者数で有名な東の開成、西の灘に関しても求められる「知識」問題も取り上げている。開成に関しては、受験業界では有名な「東京問題」を取り上げている。 腕試しに関西からわざわざ受験する「開成ツアー」を組んでいる塾がある。塾が優秀な生徒を選んで、旅費などを出して受けさせる所もある。開成としては、行く気のない受験生が何十人も出ては困るので、不満を表明した問題と著者は見ている。 例えば、入り口に大きなライオンの像が置かれているデパートについても正しいものを選ばせる問題がある。答えは三越だ。 東京の地下鉄について、次の文のうち正しいものを1つ選び、記号で答えなさいという問題がある。答えは、東京の地下鉄は浅草〜上野間が最初だが、これは現在では銀座線の一部になっているだ。 東京に住んでいなくても「ブラタモリ」を毎週見たり、地理や地形の本を読むのが好きなら食後のデザート並の甘い問題だな。 超難関中学の入試問題から見えてくることがいろいろあるなあ。

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2021/04/14

難しい問題に対して考える力がつく本。 超難関中学がどのような問題を出してくるかもわかる一石二鳥の本です。

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