時間はどこから来て、なぜ流れるのか? の商品レビュー
すべてを理解するのは私の脳では不可能だが、わからないなりに世の中の新たな視点を手に入れることができた貴重な経験だった。
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イメージするのが難しい部分もあったが、物理学だけの切り口だけでなく、脳の働きから人間の時間の感じ方を論じていることが面白い。 脳の働きについては、「進化しすぎた脳」でも近い話が載っていたと思う。
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噛み砕いて書かれているとは思うのですが難しい。 ただ、“定説”とか“常識”などに対して疑問に思って調べてみたりすると面白い発見があるなと感じました。
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3回読んだけど理解できないことばかり。 ブルーバックスだよね。まぁだからといってこれ以下のレベルまで落とせないのかもしれない。 頭悪いのに評価してごめんなさい。
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とても難しい長所だった やはり自分には量子論とかがすぐには理解できない 実際に感じるものと違う世界が実際はある 量子論が今現在の最先端の物理学 時間は無数に存在している
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ニュートン力学、特殊相対性理論、一般相対性理論、量子論の関係と、時空の意味。 素粒子から成る原子、分子、ビッグバンから成る宇宙の物理。 そして地球上で我々人類が見知っていた物質、更には生命の成り立ち。 最後に脳の反応から時間は我々が感じているものであったとは。 知らなかった事を総...
ニュートン力学、特殊相対性理論、一般相対性理論、量子論の関係と、時空の意味。 素粒子から成る原子、分子、ビッグバンから成る宇宙の物理。 そして地球上で我々人類が見知っていた物質、更には生命の成り立ち。 最後に脳の反応から時間は我々が感じているものであったとは。 知らなかった事を総括的に説明して頂き、大変勉強になり、考えさせられる事が増えました。
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オーディオブックにて。 内容が難しくてあまり頭に入らなかった。タイムマシンとかタイムリープとかの話は想像しやすかった。
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時間の話はSFっぽい観念も含めて 気になってしまう。 標高差が時間の進み方に与える影響を調べた実験から始まって 「タイムパラドクス」「時間はなぜ流れる(ように感じる)のか」など ワクワクする小見出しが並ぶ。 とはいえ、中身はそれなりに手ごわい感じではあるんで...
時間の話はSFっぽい観念も含めて 気になってしまう。 標高差が時間の進み方に与える影響を調べた実験から始まって 「タイムパラドクス」「時間はなぜ流れる(ように感じる)のか」など ワクワクする小見出しが並ぶ。 とはいえ、中身はそれなりに手ごわい感じではあるんですが、正直 なかなかきっちりついていくのは難しかったです。 時間が位置と比べて特権的なものではない、というところだけわかっておけば 一般人としては十分でしょうか。 逆に、詳しく知りたい人向けの短めのコラムも充実していて だいぶ欲張りな新書になってると思います。 未来は決定されているのか、など SFの設定にこだわりを持ちたい人はこのあたりのことは 目を通していてもいいかもしれないですね。 議論になっているところもそのまま提出されていることが多くて 探求心の強い方に応えてくれる内容ではないでしょうか。 時々ロマンティックな言い回しも出てきて、 そういうところもよいですね。 ”相対性原理を認めるならば、「現在」だけがリアルなのではなく、「過去」も「未来」も同じようにリアルだと考えざるを得ない。「現在」という物理的に特別な瞬間など、もともと存在しないのである。(p.76)” この後、「持続的に存在する」という用法が批判されているときに、ベルクソンを思い出すけれども、彼は意識について持続を用いたのであって、物質が持続しているわけではないので、彼の主張は維持できそう。 そして、実際、本書の時間の流れも意識にかかわってくる。 ”人間にとって日常的な大きさとは、空間が1メートル程度なのに対して、時間は1秒程度である。人間の時間のスケールは、物理的に自然な単位の数億倍である。 日常的に使われる時間の単位が空間に比べて桁外れに長いのは、それだけ脳の働きがゆっくりしていることを意味する。(p.208)” 光が自然現象の基本だとしたら、という話ではあるけれど、 光が速いというよりも脳が遅い、というのも面白い。
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時間がどこから来て、なぜ流れるのかなんて普通の人には当たり前過ぎて考えたことも無かった。理系の方々はそのような事を、量子論やら微分方程式やらエントロピーやらを用いて解き明かそうとして、なんかもう本当にご苦労様です。
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