近いはずの人 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公のたんたんとしてる感じが、なんとなく村上春樹みがあった。人にはいろんな面があって、みせる面は人によって違って、そのなかで人間関係ができてて、それを分かっているはずだけど、落としきれないって感じかな。
Posted by
自分が見ている相手は見えている面しかわからない 昔は見えていない相手の一面に 困惑や絶望を感じたこともあった 大人になるとそれもひっくるめて受容できてくるが 感情が揺れないことが少し淋しい
Posted by
サスペンス系かと思いきや、ちょっとそれとはまた違う感じ。人の腫れ物に触るとかそういう時ってどんな行動をとってもそれが正しいとは分からへんくて、それがきっかけで良くない方向に動いたりするなあと思った。最後には前向きになれてよかった。みつばまで行っちゃえ!なにするんだ〜!栄人苦手かな...
サスペンス系かと思いきや、ちょっとそれとはまた違う感じ。人の腫れ物に触るとかそういう時ってどんな行動をとってもそれが正しいとは分からへんくて、それがきっかけで良くない方向に動いたりするなあと思った。最後には前向きになれてよかった。みつばまで行っちゃえ!なにするんだ〜!栄人苦手かなあ
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
近いからこそ見えないもの、見せないもの、見せられないもの、いろいろあるのはみんな同じだと思いました。 それと同時に自分のことさえも、全然知ることができてないことも、みんな同じだと思いました。 もしも自分が死んだ時、自分を愛してくれてる人達が苦しまないように、自分の本当の気持ちを大切な人には伝えておきたいと思いました。 みんなを好きになることは出来ないし、思うようにいかないこともたくさんあるけれど、主人公が少しでも前を向けるようになって、よかったです。
Posted by
妻を突然の事故でなくして なにがなんだかわからなくなっている日常に 妻の携帯電話のメールが… ひどい話しなのに 声を荒らげるわけでもなく 泣き叫ぶわけでもなくただ日常を過ごそうとする主人公 近い人が突然いなくなると こんなふうになってしまうんだろうか?と思いながら読みました なん...
妻を突然の事故でなくして なにがなんだかわからなくなっている日常に 妻の携帯電話のメールが… ひどい話しなのに 声を荒らげるわけでもなく 泣き叫ぶわけでもなくただ日常を過ごそうとする主人公 近い人が突然いなくなると こんなふうになってしまうんだろうか?と思いながら読みました なんとか自分らしい 日常を取り戻して思い出と生きていけるといいなぁとおもいました。 私は最後まで絵美さんの気持ちは わからまいままでした。
Posted by
近いはずの人でも知らないことはいっぱいあるよねという話だったけど、主人公が知ろうとしてなかったからでは?という気持ち。
Posted by
結婚4年で妻を亡くしてからの一年。 配偶者という一番身近にいる人のことを、自分がどれだけ知っているのか分かっているのか、考えさせられた。信じるのがちょっと怖くもなった。 最後は前を向いた終わり方でよかった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
事故にあって突然亡くなった妻。 そこからどこか抜けたような生活に、飲まなかったお酒を飲むように。飲まれるように。でも完全に堕落せず仕事は行くし人ともちゃんと話す。 彼の人に対しての心の声はりある 毎日妻の携帯の暗証番号を順番に入力して解く ご苦労さん5963 なるほど。 結局妻は友だちとの旅行じゃなかったし、まさかの姉の旦那さんになる相手と旅行にいくつもりだった。なんかもっと妻の裏の部分が見えると思ったけど、そうでもなかった。 ただ近くの男の人を頼る それが妻帯者がいても関係ないし、夫や家族の身近な人でも関係ない それが1番怖いか。 終始ずっとどんよりしてるけど、現実味が濃かった 栄人の最初にあった強気さは不愉快しかなかった。 まぁ、なにせ妻にせよ親にせよ子にせよ 1番身近に居たとして全部を知れてることなんてないんだろうな。知らないことの方が多いのかもしれない。相手にとっていいと思ったことは実は1番嫌なことかもしれないということ。
Posted by
主人公が大して親しくもない部下の女性を「ほのか」と下の名前で表記していたのが気になってしょうがなかった笑 他の部下や取引先の男性は苗字で呼んでるのに。 自分も上司に心の中で下の名前で呼ばれてたら嫌だなって思って途中からそればっかり気になってしまった… とはいえ、小野寺さんの文章は...
主人公が大して親しくもない部下の女性を「ほのか」と下の名前で表記していたのが気になってしょうがなかった笑 他の部下や取引先の男性は苗字で呼んでるのに。 自分も上司に心の中で下の名前で呼ばれてたら嫌だなって思って途中からそればっかり気になってしまった… とはいえ、小野寺さんの文章は好きです。
Posted by
Posted by