1,800円以上の注文で送料無料

責任という虚構 増補 の商品レビュー

4.3

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2020/03/01

2年ぐらい前に衝撃を受けたあの本が文庫化してる!ということで読みました。 これはすでに単行本読んだ人でも読む価値ありだと思います。 単行本は手元になく違いは正確にはわからないですが 最後に「補考」の章が付け足されています。「あとがき」で筆者が「内容にはほとんど手を入れていない」と...

2年ぐらい前に衝撃を受けたあの本が文庫化してる!ということで読みました。 これはすでに単行本読んだ人でも読む価値ありだと思います。 単行本は手元になく違いは正確にはわからないですが 最後に「補考」の章が付け足されています。「あとがき」で筆者が「内容にはほとんど手を入れていない」と述べる通り、本文の展開としては大きくは変わっていないのかな?読み返すとかなり新鮮な発見もあったりして、内容が濃くなってるように感じましたが単純に忘れてるだけか。 「補考」が一番重要でオイシイところだと思います。「大澤真幸・河野哲也・古田徹也・國分功一郎・斎藤慶典諸氏の考究と対峙し」、筆者の主張をより際立たせるような結びの章となっているため。 初読の時より知識が増えた今読むと、また違った疑問が生まれてきました。もう一回読みたい

Posted byブクログ