まんぷく 料理 の商品レビュー
湯気、お出汁の香り、ある時は食を囲む空気。 時代を経て変わらない「触覚」に訴える文章が味わいを添える何度も読みたくなるアンソロジー。
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女性作家による料理時代小説アンソロジー。しかし、菓子屋ネタが被っていたり「しゃばけ」の中から一つだけを抜き出してきている関係で妖怪は登場するものの本筋と何の関係もなかったり、「初ものがたり」から抜き出してどうも登場人物が多いわりに影が薄かったり、とアンソロジーとしては今一なセレク...
女性作家による料理時代小説アンソロジー。しかし、菓子屋ネタが被っていたり「しゃばけ」の中から一つだけを抜き出してきている関係で妖怪は登場するものの本筋と何の関係もなかったり、「初ものがたり」から抜き出してどうも登場人物が多いわりに影が薄かったり、とアンソロジーとしては今一なセレクションだ。そういう意味では、短編としても完結していて密室劇が読ませるミステリー「料理茶屋の女」が秀作か。西洋文明を積極的に取り入れようとする江戸時代の人々を描いた「清正の人参」も一風変わっていて面白い。
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時代物の短編集。時代物のは普段読まないが、好きな作家さんの作品が集まっていたので手に取りました。 古い口調や時代設定が江戸時代など一昔前であるにもかかわらず、すごく読みやすくて楽しめた。
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今まであまり馴染みのなかった時代小説。 開拓してみたくて、短編集から、はじめてみました。食がテーマなので、すーっと入ってきた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
餡子は甘いか・畠中恵 栄吉が砂糖泥棒を捕まえる 鮎売り・坂井希久子 落とした鮎を買ってあげたお妙、居酒屋ぜん屋の女将 料理茶屋の女 煮豆が美味しい物売り、亭主が殺された。女房がいなくなった、手伝いの娘が嫁入り 桜餅は芝居小屋で・中島久枝 お得意の呉服屋の嫁が流行らせた着物 江戸前の弁当には江戸前の菓子が合う お勢殺し・宮部みゆき しょうゆ売りのお勢が裸の土左衛門に 茂七は稲荷寿司の屋台での蕪の味噌汁にすいとんで、トリックを見破る
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面白かった!シリーズ物のうちの1話をこんなふうに並べて読むのが初めてで、新鮮だった。餡子が食べたくなりました。
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時代小説の料理にまつわる短編を集めた本です。 ちょっとした事件など発生するものの、美味しい料理の描写が入ると人情噺みたいになって安心して読めます。なんでだろ、「食べる」ことは「生きる」ことだからかなぁ。江戸時代の生活ぶりが味わえるのが楽しいし、そこにはやっぱり「料理」がある。 そ...
時代小説の料理にまつわる短編を集めた本です。 ちょっとした事件など発生するものの、美味しい料理の描写が入ると人情噺みたいになって安心して読めます。なんでだろ、「食べる」ことは「生きる」ことだからかなぁ。江戸時代の生活ぶりが味わえるのが楽しいし、そこにはやっぱり「料理」がある。 それにしても本当に江戸はグルメの街で、そこに生活したり商売をやっている人たちの舌も肥えていたんだろうなぁと本を読みながら想像しました。 『鮎売り』と『桜餅は芝居小屋で』がお気に入り。女性が活き活きと活躍しています。
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市井の暮らしや食べ物が出てくる時代小説好きな私 お料理やお菓子の丁寧な描写 取り巻く人たちの細やかな心情 アンソロジーならではの手軽さ 満足のいく1冊
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料理茶屋の女が一番好きだった。 作者調べたら、全然食べ物も時代小説も書いてなくて驚き。 ぜんやシリーズ読み終えたばかりなのに鮎売りちゃんと読み返しちゃった。やっぱ好き。 (桜餅も好きな系統だけど、あとひと押しほしい)
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するすると読めて良い感じの本で、これこそアンソロの醍醐味という一冊でした。『まんぷく』のタイトルにふさわしく、美味しいものを軸にした短編はどれも魅力的で楽しく読めた。 既読の話も混じっていたけれど、随分と前に読んでいた作品だったので、良い意味で懐かしくてシリーズ物を読み返したい気...
するすると読めて良い感じの本で、これこそアンソロの醍醐味という一冊でした。『まんぷく』のタイトルにふさわしく、美味しいものを軸にした短編はどれも魅力的で楽しく読めた。 既読の話も混じっていたけれど、随分と前に読んでいた作品だったので、良い意味で懐かしくてシリーズ物を読み返したい気持ちにもなった。こういうところが、アンソロの良いところだと思う。
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