皇后になるということ の商品レビュー
明治天皇の皇后、美子(はるこ)の受けたお后教育、そして女性として国体を守るという、近代の女性に求められた役割を体現する道筋を追う。 激動の明治期、西欧化とその反動など両極で揺れ動きながら、それでもある一つの方向へ流れができていく様を、丁寧に追っている。 若江薫子という女性は、...
明治天皇の皇后、美子(はるこ)の受けたお后教育、そして女性として国体を守るという、近代の女性に求められた役割を体現する道筋を追う。 激動の明治期、西欧化とその反動など両極で揺れ動きながら、それでもある一つの方向へ流れができていく様を、丁寧に追っている。 若江薫子という女性は、その人自身が面白い人物だけれど、著者が論じるほど皇后に影響を与えたのかな? 他の人の本ではあまり大きくは扱われない気がする。 それはなぜなんだろう?
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