自衛隊式片付け術 の商品レビュー

畠山大樹(著者)

2021/04/25

元自衛官が書いたお片付け術。

印象に残ったのは自衛官時代の訓練「台風」の話。教官が部屋に入ってきて部屋中を散らかし、こっそりと部屋の中の物を持ち去ります。そしてその部屋の自衛官は片付けをしながら何が持ち出されたのか報告しなければならないそうです。
自分の物を全て把握していなければ答えられないですね。

書かれていることはとてもシンプルです。
家中にあふれているモノはほとんど必要がないモノ。
スペースにはコストがかかっている。
「買う」と「捨てる」をセットにする。
「使ったら現状復帰」を繰り返す。等々。

お片付け本を読むのが趣味のようになっていますが、成長がない私…。
今度こそと思うのですけどね^^;

2020/11/12

元航空自衛官の視点からみた災害等の有事にも対処可能な片付け方法の紹介と万一水害等で罹災した場合に推奨される初期対応等まで触れられている。

既に多くの片付け本を紐解いている人には目新しい内容は少なく基礎復習のような位置付けだが、これから片付け開始し、災害にも耐えうる室内環境を構築したい方に適した一冊、

2020/10/25

同じルーティン、同じ状態を保つことで、変化をすぐ察知して自分の体の異変に気づきやすい。
自衛隊員的目線は面白かった。

もし可能なら警察官とかFBI編も見てみたい。

2020/08/16

片付け本とかを一通り読んでいる方には、聞いたことのある基本的な技術ばかり。ただ、元自衛隊員ということでサバイバル的な意味でとても説得力がある。習慣化は本当に、誰もが言うことだし、脳みそ使わなくなる分他のことにパワーを使えるからほんとに大事なんだなーと再度実感。細かい片付け方のノウハウよりも、ルーティン化と衛生に特化してる。

2020/02/01

自衛隊だとお片付けのでき不出来は生命に直結するから大事なのねん。シビア~。
軍隊的だなぁと思うのは、
p23
何度もやり直すのは、もちろん懲罰的な意味もありますが、反復行動によって体に叩き込み、ルーティン化していくという意味合いが大きいのです

→漬け物にするのよね!
その行動を愚直に繰り返すことで一つ一つの行動から無駄がそぎ落とされ、手際がよくなってくる
納得。
ここまでくると掃除をするという意識もなく、常に部屋はキレイに保たれるようになる

ｐ２６
運動をしたいけど続けられないという人
継続にはコツがあります。運動をついでに行えるくらい、生活の中に取り込んでしまうこと。そうすると、続けているという意識もなく運動が週間となり、ダイエットも成功しやすくなります。

写真で例があげられており参考になる。
リビングなら、物は全部しまってあってすっきり!流しも、物が出しっぱなしでない。

細部こそみがきあげる。
普段めにつきにくい細かいところのホコリも取ると気持ちいい。水道の銀に炉のところなどピカピカだと全体の印象もよくなる。

ルーティン化。身体にしみつくまで繰り返しやる。

掃除のスケジュールの例
使うたび→トイレ、ベッド回り
毎日→リビング、廊下、キッチン、洗面台、お風呂
週に1回から月イチ→テレビやソファの下…etc

2020/01/20

畠山大樹　著「自衛隊式片づけ術」、２０１９．１２発行。著者は、２２歳から陸上自衛隊第一空挺団に３年間勤務、ロッカーひとつと二段ベッド下のケースひとつで生活、そのミニマリストの経験をもとに、今は清掃会社の社長として活躍とのことです。どうやら、掃除や片付けのポイントは「才能ではなく繰り返しで体得する」ことにあるようです。必要なのことは「現状維持」だと。生活習慣ですね(^-^)