FIRE の商品レビュー

グラント・サバティエ(著者),岩本正明(訳者)

2023/07/02

かなりのボリュームでした。大事なのは、経済的自立を達成した後に、何がしたいのかを思い描くことだと思いました。自分には、まだそれがはっきりとしていません。お金を稼ぐ方法としては、シンプルなものが紹介されています。まずは、副業などで収入を増やす、支出を出来るだけ切り詰め、可能な限り貯蓄に回す。そして、株式や不動産に投資し、複利を利用して資産を飛躍的に増やす。書いてみると簡単に思えますが、実践するのが難しい。そして、時間は何よりも大事だということを胸に刻んでおかなくてはいけません。

2023/01/25

FIREとは必ずしもお金貯めて引退〜ではなく、人生の幸福のためにもどうするか自分で考えようという前提で、時間やお金をどうするかが書かれているまさにFIRE基礎本！

2022/11/07

アメリカで出版されたFIRE本の翻訳本。日本では使えない制度の紹介もされているが、FIREについての根本的な考え方を知るには適した本。

2022/09/19

【よくない世界で生きている】
著者がアメリカ人ですので、そこを加味して参考にする必要はありますが、FIREのための情報を網羅しています。

「労働者から足を洗う必要がある」というような表現があったと思います。

まるでよくないことをしていて、早くそこから抜け出さないとダメになってしまうといっているような表現方法になっています。

なるほどです。

2022/07/07

貯金ゼロから5年で125万ドルの資産を作った著者の体験をもとに、経済的自立を獲得するための具体的な方法が書かれている。
実体験があるので説得力があるが、すべて真似するのはかなり難しいので、自分に出来そうな部分を見つけて取り入れていくのが良いと思う。
お金に関するマインドセットも参考になった。
本書では節約よりも収入の増加に重点を置いている。節約は限界があるが、収入は限界が無いため。

経済的自立に向けた計画を下記7つのステップで定義している
ステップ1 自分の目標とする数字を把握せよ
ステップ2 今持っている金額を計算せよ
ステップ3 お金に対する考え方を根本的に改めよ
ステップ4 予算を立てず、あなたの貯蓄に最も大きな影響を与えるものだけに集中せよ
ステップ5 9時5時の仕事をハックせよ
ステップ6 儲かる副業を始め、収入源を複数持とう
ステップ7 できるだけ多くのお金を出来るだけ早く、できるだけ頻繁に投資せよ

経済的自由の7つの段階
レベル1 明確化。自分の現状と行き先を把握したとき
レベル2 自給自足。自分の支出を自分の収入で賄えたとき
レベル3 一息つける余裕。その日暮しの生活から脱したとき
レベル4 安定。6ヶ月分の生活費を貯め、クレジットカードの借金など悪質な借金を返済したとき
レベル5 柔軟。少なくとも2年分の生活費を投資したとき
レベル6 経済的自立。投資からの収入だけでいつまでも暮らせるようになり、働くことが選択肢になるとき
レベル7 有り余る富。自分が必要とする以上のお金を手にしたとき

自分の目標を決める（年間生活費の25倍）
早く行動を始めて、少しでも多く稼ぎ投資に回す
定期的にお金の出入りをチェックして改善できるところを探す
貯蓄率を毎月少なくとも1%ずつ上げてみる

2022/05/29

ほぼ資産ゼロから、わずか5年で経済的自由に到達するまでのプロセスが500ページにわたり詳細に記されています。参考になりますが、日本では実践できないこともあります。

2022/08/20

スタイルは違えど基本的な路線はクリスティーFIREと同じだと思う。以下に支出を抑えて貯蓄・投資に回すか？という。
ただ、副業・起業を強く押している点はちょっと違うところ。
まぁ、でもやっぱり基本的な考え方は同じですね。

2022/02/28

FIREに関する具体的で網羅的な入門書。
数字と筆者の身近な人の実例なので説得力と夢があります。
手法に関してはアメリカ仕様のため日本で実践するのであればもう少し勉強と工夫が必要だと思います。
FIRE=「とにかく働いて余剰資金は投資に回し、早く仕事をやめること」だと思っている人がもう一歩深く理解するのに適した一冊だと思います。

2022/02/21

めちゃくちゃタメになった
どんどん投資に回していい
おそらくこれからの人生で、何度も読み返すことになる本だった。

2021/10/20

アメリカをベースとした話になっていることもあり、国内で実践するにあたっての具体論ではないが、金融リテラシーを高めるためのベースとなるコンセプトをわかりやすく理解できる。ある程度、金融リテラシーがある人にとっては、どれもあたりまえに近い話なので新しい発見はないが、基本的なことがわかりやすくまとまっている。まずはじめに、金持ち父さんを読もう、みたいな定石があるかもですが、今時は、こちらの書籍の方がはじめの一冊としてすんなり入っていきやすいかも、と思ったり。良書だと思いました。