秘めた情事が終わるとき の商品レビュー
売れない作家が、事故で書けなくなった売れっ子作家の続編を書くところから始まる話。 人間椅子みたいな君の悪さで、結末がが気になり一気に読み終えました。
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ロマンスサスペンス。 えっ⁈と思う様な始まりからローウェンがヴェリティの自伝を見つけた辺りからどんどん怖くなっていく。続きが気になりすぎて一気読み。 最後の最後までただただ怖かったけど、内容が濃くて面白かった。
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評判がよかったので積読していたもの。 一見するとロマンス系に見えるけれども(表紙から)、サスペンス系です。 いまままでにない怖さが新鮮。 アメリカ映画を観ているような美しく広大な世界、スケールの違うお屋敷と暮し。その中で繰り広げられる恐怖。
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海外で話題になっていたので読んでみた。 誰を信じたらいいのか、初めから全て仕組まれてたのか、、謎の多い小説だった。でもこれはヴェリティが主人公で彼女の物語だと思う。読んでよかった。 原題が「ヴェリティ」なので、邦題がこんなんでちょっとショック。(あと恥ずかしいです。)あと表紙も...
海外で話題になっていたので読んでみた。 誰を信じたらいいのか、初めから全て仕組まれてたのか、、謎の多い小説だった。でもこれはヴェリティが主人公で彼女の物語だと思う。読んでよかった。 原題が「ヴェリティ」なので、邦題がこんなんでちょっとショック。(あと恥ずかしいです。)あと表紙もUSバージョンそのままでいいと思う。海外バージョンはカッコいいのに、日本のは何か恥ずかしい。ブックカバーが必要なレベル。
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エンターテインメント小説としては最高だと思う。読書しているのにアメリカ映画を観ているような感覚を得られる。翻訳も優れているのかすいすい読めた。まさに頁を繰る手がとまらない。こうだったりして、ああだったりして、といろんな展開を考えながら読んだが、あらゆる私の予想に反した結末。そして...
エンターテインメント小説としては最高だと思う。読書しているのにアメリカ映画を観ているような感覚を得られる。翻訳も優れているのかすいすい読めた。まさに頁を繰る手がとまらない。こうだったりして、ああだったりして、といろんな展開を考えながら読んだが、あらゆる私の予想に反した結末。そして真実の行方は読者に委ねられる。面白かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 無名作家ローウェンのもとに、ベストセラー作家ヴェリティの共著者として大人気シリーズの執筆をしてほしいとの依頼が舞い込んだ。ヴェリティは少し前に事故に遭い、今はほぼ寝たきりだという。夢のようなオファーだけれど、疑念も浮かぶ。なぜ、この私に?だが顔を合わせたヴェリティの夫ジェレミーは魅力的な紳士で、熱心に口説かれるまま、彼らの家に住み込んで執筆することに同意してしまう。早速資料を整理していると、ヴェリティの自叙伝らしき紙の束を見つけるが、そこには驚愕の事実が…。 うわぁ、これ恐ろしい。なに?このヴェリティの内面がそうなの???って思って読んでたらラストの恐ろしいこと!それって?え???ジェレミーの方がおそろしいの??? ロマンスミステリにカテゴライズされちゃうのは違う気もするけれど、ヴェリティがかわいそうだわ。 出だしの描写が一番黒かったかもしれない。 Verity by Colleen Hoover
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※このレビューにはネタバレを含みます
読み進める毎に心がずっしり重くなるのに先が気になり読む手を止められなかった。 終盤まで疑心暗鬼になりながら読み進めての衝撃のラスト。 一体なにが真実で、誰を信じればいいのか。 読了後は気持ちを引きずりモヤモヤしてしまう。 どこからが仕組まれたものだったんだろう。まさかはじめから…? あの子が闇落ちする未来しか想像できないんだけど大丈夫かな…
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ロマンス小説のように見えるタイトルとカバーに騙されてはいけない。これは二重三重の罠の張り巡らされたサスペンスであり、上質なミステリーである。なぜならこの作品は、作家の際立った文章力がなければ完成されるとこはないからだ。 交通事故で全身麻痺状態となった人気女流作家のシリーズの...
ロマンス小説のように見えるタイトルとカバーに騙されてはいけない。これは二重三重の罠の張り巡らされたサスペンスであり、上質なミステリーである。なぜならこの作品は、作家の際立った文章力がなければ完成されるとこはないからだ。 交通事故で全身麻痺状態となった人気女流作家のシリーズの続きを書くために雇用されたローウェンは売れない作家。人づきあいが下手で、孤独で、自信もなく、ただ生活のためにライターとして生きようとしているところに転がり込んできたチャンスは、その後の彼女を暗闇の世界に引き込む招待状のようなものだった。 ローウェンが寝たきりになった売れっ子作家ヴェリティのシリーズを掻き継ぐために、資料を漁っていたところ、ヴェリティの自伝のような文書が発見される。その内容は、入れ子構造として読者の目に本作の一部として曝されるのだが、内容は、夫ジェレミーへの独占欲とともに、自らが生んだ子供たちへの憎悪の念が並べられる。ジェレミーが自分一人をでなく、子供たちに愛情を移してゆく現状が耐えられないのだ。 ローウェンのヴェリティ邸でのスリリングな日々と、ヴェリティの自伝の徐々に毒性を増してゆくエゴイズムの怖さとが、交互に描かれるのだが、その盛り上げ方、文章力が凄い。『シャイニング』のような怖さ、とポルノ小説みたいなエロチックな描写、と地味で孤独な主人公ローウェンが惹かれてゆくジェレミーという魅力的な男の存在。 自分の中にある悪と、寝たきりの妻と介助する夫のなかに潜む真実の正邪を、確かめることのできないまま、ミステリアスで緊張感のある日々が綴られてゆく。最後には、驚きの真実が。どれが真実かわかりにくい懐疑心を抱いたまま全巻を読むことになる本書は、アマゾンプライムでドラマ化決定とのこと。このポルノシーン全開の小説が、そのまますべて映像化されるとはとても思えないが、大衆向けに処理された映像がそれなりに楽しみである。 きっとヒッチコックやブライアン・デ・パルマが映像化したら第一級の映画になるのだろう。作品としても本作、フレンチ・ノワールの味わいもあって決して悪くない。堂々の傑作である。 最後に、完全にスルーしていたこの作品を今月末のリモート読書会に取り上げてくださった翻訳ミステリー札幌読書会世話人の皆様に感謝を申し述べたい。
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星、3.5ってところかなぁ…。 グイグイと一気読みなのは確かなんだけど、最後の方で肩透かしを食らった感じが否めない…。
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