裏世界ピクニック(4) の商品レビュー
シリーズ4作目ともなると裏世界での活動よりも女子大生コンビの微妙な関係がメインになって、おじさん読者としてはそろそろ読むのがきつくなってきそうだが、すいすい読ませてしまう文章のうまさと、出現する怪異が実際の怪奇譚をベースにしているというぶれない設定で、まだ次巻も読めそうです。
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つ、続きを。。。ください!! あかいひと、元の話読んでるから面白かった! ワタシの好きな実話怪談が出てくるとテンションあがる。 手紙のとかあればいいなー、何てかいてあるかわからなくなるやつ。あと山の中の回転寿司とか。
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ぐわあー! す、すごい…これが……百合の波動…! すごいぞ……温泉行って旅行行ってラブホだぞ……。らぶらぶだ……。なんだこれは……。 あ、鳥子の最低な台詞集(「〇〇かわいいね」「ゲロくさい!」)すきです。
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前回は全体的なストーリーが進んだが今回はおそらく伏線のための短編4篇。どれもホラーではあるが百合要素満載。関係性が深まっていくのが微笑ましくもあるが次に向けたフラグのようで怖い。
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凄い良かった。 巻を追うごとに進展していく関係性も、ここまで来たか、という感じで感慨深い。一気に進んだ感があるので、どこまでいくのかややハラハラしながら読み進めたけど、丁寧ながら遅々とせず、絶妙に手綱が握られていて良かった。冒頭では少しあざとさを感じたものの、ちゃんとそのこと...
凄い良かった。 巻を追うごとに進展していく関係性も、ここまで来たか、という感じで感慨深い。一気に進んだ感があるので、どこまでいくのかややハラハラしながら読み進めたけど、丁寧ながら遅々とせず、絶妙に手綱が握られていて良かった。冒頭では少しあざとさを感じたものの、ちゃんとそのことにも釈明があって腑に落ちた。宮澤伊織先生、信頼できる…! また、ホラーっぽい要素も絶妙に織り込まれていて、いい雰囲気になると、そろそろ怖くなるのではないか、と身構えさせられる。キャラクター同士の関係を描くことに終始せず、きちんと裏世界も描き切る技量は流石だと思う。今回は、裏世界攻略のために少しずつ練ってきた構想が、いよいよ結実し始めて、だんだん探索できる場所が増えていく様子は、なんだかゲームみたいだと感じた。 何が良いって、やっぱり感情の描き方だろうな、と思う。裏世界に対しても、空魚と鳥子についても。
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相変わらずめちゃくちゃ面白いネットロア系裏世界奇怪譚。さくっと読めて面白いので新刊見つけたとき大喜びした。今作はホラー要素はやや弱めで、そのかわりといってはなんだけれど百合がたっぷり詰め込まれていた。イチャイチャしていた。 遠くに行くには裏世界で夜を越さなければ……からはじまるは...
相変わらずめちゃくちゃ面白いネットロア系裏世界奇怪譚。さくっと読めて面白いので新刊見つけたとき大喜びした。今作はホラー要素はやや弱めで、そのかわりといってはなんだけれど百合がたっぷり詰め込まれていた。イチャイチャしていた。 遠くに行くには裏世界で夜を越さなければ……からはじまるはじめての裏世界お泊まりとか、温泉とか。 巻を越えるごとに深まる二人(+ひとり)の関係が更に仲良くなる一作。相変わらず面白かった。
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「人じゃない」 「え」 「マネキンだ」 大量の実話怪談・ネットロアをモチーフに書かれた百合ホラー小説、第4巻。 今回はホラー少な目(というか怖い成分弱め)、百合強め(エロい)で、ホラー苦手な自分にも読みやすかった。 しかしホラー小説でホラー弱い方向へ進むの?という疑問が。 空...
「人じゃない」 「え」 「マネキンだ」 大量の実話怪談・ネットロアをモチーフに書かれた百合ホラー小説、第4巻。 今回はホラー少な目(というか怖い成分弱め)、百合強め(エロい)で、ホラー苦手な自分にも読みやすかった。 しかしホラー小説でホラー弱い方向へ進むの?という疑問が。 空魚たちが裏世界に慣れてきた&装備・人員とも充実してきたからかな?巻き込まれてたのから自分から関わっていくし。 2chオカルト板の創作実話みたいなの読むのはけっこう好きだったけど、ホラー映画はダメという中でホラー小説はなんとかイケる。 でも一人称小説で主人公の正気が失われそうになるのは怖い。しかもしょっちゅう狂気に落ちそうになるし・・・。
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裏世界の冒険というストレートな楽しい縦線のお話の割合が少なくてがっかり。現実世界に裏世界が進出してくる話がメインで、それだと普通のよくある怪談になってしまいませんかね?メリハリも弱く、大冒険感が弱い。 あとここにきて唐突に百合の要素が入ってきたのはなんなんだろ?主人公が奥手なおぼ...
裏世界の冒険というストレートな楽しい縦線のお話の割合が少なくてがっかり。現実世界に裏世界が進出してくる話がメインで、それだと普通のよくある怪談になってしまいませんかね?メリハリも弱く、大冒険感が弱い。 あとここにきて唐突に百合の要素が入ってきたのはなんなんだろ?主人公が奥手なおぼこ娘キャラなので性愛に対する子どもっぽい反応にイライラさせられる。キスシーンとかはエロくて好きなのだが。 あとシリーズ化してるせいでお話の本質というかラスボス的な要素を小出し小出しにしてきているのが非常に焦ったくて憎らしい。別にそんなに出し惜しみしなくてもよくね? 文句ばかりになってしまったがこのシリーズがとても好きなので次巻も読みます。
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陰キャラ女子大生の空魚(そらお)とミリタリー女子鳥子のコンビが、裏世界からの怪異と戦うシリーズ第4弾。 今回は、空魚を名指しで狙ってくる怪異のお話。 小桜をはじめとしたサブキャラの出番が多く、シリーズ中一番賑やかな雰囲気になっていて、怖さ・グロさはシリーズ中一番軽めだから、コワイ...
陰キャラ女子大生の空魚(そらお)とミリタリー女子鳥子のコンビが、裏世界からの怪異と戦うシリーズ第4弾。 今回は、空魚を名指しで狙ってくる怪異のお話。 小桜をはじめとしたサブキャラの出番が多く、シリーズ中一番賑やかな雰囲気になっていて、怖さ・グロさはシリーズ中一番軽めだから、コワイ話は苦手っていう人も大丈夫v(^^)v (もちろん怖いシーンはあるyo) 空魚を狙う怪異の正体も気になるところだけど、なんといっても見どころは、空魚と鳥子のキケンな距離感。 読んでて「さっさとくっついちまえよ!」ってヤキモキしちゃう(// ˆ~ˆ //) しかし、空魚は何気にモテるので、茜理・夏妃との三角関係や「伏兵」小桜の出現なんかも可能性アリと思われるゆえ、鳥子もウカウカしていられないな(って何の話だよ)。 そのほか、裏世界案件も請負っちゃう民間軍事会社トーチライト(!)が登場したり、夏妃が改造したAPー1が大活躍したりと、エンタメ度がアップしてて、とにかく読んで楽しい一冊b(^^)
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今回なかなか核心に迫る展開でした。でもまだまだ空魚にもでっかい秘密がありそうで、今後も目が離せません。 なんだか読んでると、二人が冬山を遭難してるのに気付かず、パニックの中更に深みに嵌まって行ってるような状況に思えてきて、ハラハラさせられてしまいます。特に裏世界だと、選択の一...
今回なかなか核心に迫る展開でした。でもまだまだ空魚にもでっかい秘密がありそうで、今後も目が離せません。 なんだか読んでると、二人が冬山を遭難してるのに気付かず、パニックの中更に深みに嵌まって行ってるような状況に思えてきて、ハラハラさせられてしまいます。特に裏世界だと、選択の一つ一つが確定的ではないので、毎回大丈夫なのか心配になるほど感情移入してしまいます。 そんな中、とうとう二人の関係までもが退っ引きならない状況になってキマシタワー! 出たばっかりで、もう次が待ち遠しい!しかも小説のPVまでできちゃってて、その中で動く鳥子と空魚を見てしまったので、今後はアニメ化とか期待が高まります。とくに空魚が振り向く時の表情がたまらん! 最近、異世界転生ものに押されて、伝奇的小説が少なくなってきてるとお嘆きのかたに、おすすめです。
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