地雷を踏むな の商品レビュー
著者は危機管理会社を経営している。魚が何か不祥事をしたときどのように謝るかでその後の対応が大きく変わってくる。どのようなセリフを言えばいいのかきちんとアドバイスしてくれる人は必要だなと思った。
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危機管理コンサルタントの著者が説く、「地雷」を踏んだ場合の対処術。 コンサルタントが絡むような危機管理となると、企業などしか関係ないのかというイメージになる。 だが、本書は日常的な人間関係でのトラブルも含めた事 例を解説していく。 例えばセクハラ、パワハラと感じさせないよう、...
危機管理コンサルタントの著者が説く、「地雷」を踏んだ場合の対処術。 コンサルタントが絡むような危機管理となると、企業などしか関係ないのかというイメージになる。 だが、本書は日常的な人間関係でのトラブルも含めた事 例を解説していく。 例えばセクハラ、パワハラと感じさせないよう、人間関係をデザインするにはどうしたらいいか。 借金や離婚を巡って、親しかったはずの人が泥沼の争いに陥るのはなぜか。 その人がいないところでほめるとよい、などという話も別の本で読んだことがあるが、「好意」や「厚意」が反転するリスクもある行為だというのは、なるほどなあ、と思った。 あるいは、反社会的勢力に関わってしまった場合どうするかという問題も扱われている。 今、ターゲットが企業から個人へシフトする傾向にあるというので、その意味でも個人が知っておくとよい内容だとも思った。 弁護士や警察との付き合い方についての指南もある。 何かを相談するには、証拠を持っていくといいとのこと。 地域の防犯協会を通して警察とは関係を持っておくといいという話もあった。 ところで、本書の中で様々な事例が取り上げられているのだが、世間がかくも「面子」を重視しているのか、と感じた部分があった。 例えば省庁からの検査を受ける企業が、来た役人が無駄足になったと思わせないように、わざと軽微なミスを残しておくなどという話。 世の中って、そうやってできているのか…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
説得する、断る、謝る、叱る、共有する。 相手を説得するためで一番大切なのは急がないこと。 相手の提案を断る時に一番大切なのは、のっけから否定しないこと。 謝罪する時に一番大切なのは、相手の言いたいことをこちらから言ってしまうこと。
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