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異人館画廊 透明な絵と堕天使の誘惑 の商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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2023/10/12

千景の元に届いた脅迫めいた手紙。プラチナミューズの矢神が関わると何やら怪しいにおいがプンプンする。 今回は千景が怪しい集団に連れていかれる?物理的な誘拐というよりは勧誘。千景は図像術の研究者である前に、図像術を描くことができた希少な存在?透魔を救った幼い千景の思い。図像術を悪用...

千景の元に届いた脅迫めいた手紙。プラチナミューズの矢神が関わると何やら怪しいにおいがプンプンする。 今回は千景が怪しい集団に連れていかれる?物理的な誘拐というよりは勧誘。千景は図像術の研究者である前に、図像術を描くことができた希少な存在?透魔を救った幼い千景の思い。図像術を悪用するのは嫌だな。どこの世界にもいるけれど。でも、そんな術で現在の紛争とかが収まるのであれば、それもいいかも。

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2022/12/05

シリーズ六作目。 千景の失われた過去の記憶にも関わり、透磨との関係も進展がある第六弾。 千景が少しずつ人間味が出てきていた。

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2022/09/17

お、ここまできたか。 ラストに向けて一歩二本進んだ感じ。 過去の事件が明らかになり、関係者も揃ってきた 2022.9.17 132

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2021/05/27

改めて表紙見てみたら、この巻で初めて手をつないでるんですね。 ついに過去の誘拐事件の真相が明らかになる巻です。次の展開が楽しみではありますが、このお話はどこに行きつくんだろう。

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2021/05/26

ようやく幼い千景に起きた出来事が明確に浮き彫りに。 大人は残酷だ。大人は子供を愚かだと、何も知らないと、あるいはなにも気付かないと思っている。そんなことはないんだ。子供は純粋だからこそ、大人が考えている以上に繊細で、そしてよく理解している。だから幼い千景は必死に「描かない」選択を...

ようやく幼い千景に起きた出来事が明確に浮き彫りに。 大人は残酷だ。大人は子供を愚かだと、何も知らないと、あるいはなにも気付かないと思っている。そんなことはないんだ。子供は純粋だからこそ、大人が考えている以上に繊細で、そしてよく理解している。だから幼い千景は必死に「描かない」選択を取っていたのに、それが親に愛されたい彼女が取れた選択だったのに、大人のエゴイズムによってそれすら歪められる。千景はようやく自身の過去と傷を知り、そして透磨の手を取る勇気を出したけれど、彼女の傷は消えないんだ。大人は勝手だ。 (読書メーターより 2020年8月読了)

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2021/03/24

「心霊スポット」 落書きが沢山描かれた部屋の中。 美術品は素人から見れば落書きのようでも、見る人によっては宝に変化する場合が多いが訳ありというだけで見る人が多そうだな。 「消える絵」 灯りを消した途端に見えてくる。 噂と違う状態になっているうえ、誰か一人が気付くかどうかも分から...

「心霊スポット」 落書きが沢山描かれた部屋の中。 美術品は素人から見れば落書きのようでも、見る人によっては宝に変化する場合が多いが訳ありというだけで見る人が多そうだな。 「消える絵」 灯りを消した途端に見えてくる。 噂と違う状態になっているうえ、誰か一人が気付くかどうかも分からないような場所に特殊なインクを使う理由はなんなのだろう。 「ストリートパフォーマンス」 復元するために必要なピースは。 当時の事件の詳細を知る者が居るのであれば、その絵を描ける力を持つ者さえ見つけ出した時点で手に入れる者は一つだけだよな。 「過去からの断片」 徐々に侵食する記憶の中にある。 遅効性の毒のように身体を蝕んばまれているのは、解毒された者だけでなく解毒剤を創った本人も少しずつ侵されているのかもな。 「四神と怪物」 獲物をおびき寄せる為にする事。 記憶の有無など関係無く自分を慕ってくれている人が居たとしても、長らく失っていた記憶を取り戻すとなると怖く感じるかもな。 「魔が集う夜に」 再び見せられた絵画の効果は。 大切な人達を守る為に自らを犠牲になる事を選択したのだろうが、誰も望んでいない事を強引にやり遂げれる程甘くない仲間だな。

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2020/12/12

シリーズ6作目。ついに千景の誘拐事件の真相が明らかになる。 千景のもとに届いた不審な手紙と、見たら呪われるという心霊スポットに描かれた絵。調査を始めた千景と透磨の前に、千景の過去を知る人物が現れる。 誘拐事件の時に千景と出会ったという真柴。特殊な能力を持つために周囲に理解されず...

シリーズ6作目。ついに千景の誘拐事件の真相が明らかになる。 千景のもとに届いた不審な手紙と、見たら呪われるという心霊スポットに描かれた絵。調査を始めた千景と透磨の前に、千景の過去を知る人物が現れる。 誘拐事件の時に千景と出会ったという真柴。特殊な能力を持つために周囲に理解されず、同じように孤独を感じて生きてきた2人だけど、選んだ道は正反対のもの。その違いは千景には愛してくれる祖父母や信頼できるキューブの仲間がいたのに対し、真柴にはその力を利用しようとする人間しかいなかったからか。 自分が図像術を描き、人を傷つけたかも知れないという思いに慄きながらも、透磨を守るために過去と向き合おうとする千景はシリーズ当初とは別人のようにしなやかな強さを身に付けている。 誘拐事件の真相が明らかになり、千景の記憶も戻り、2人の関係にも変化が訪れたので、これでシリーズ完結でもいい気はするけれど、まだ続くのかな。

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2020/11/21

読了。シリーズ第6作目。千景の誘拐事件のことを知る人が登場し事件に巻き込まれながらも徐々に記憶を取り戻していく。 前作から少し間があったけど、誘拐事件の真相も気になり一気に読んでしまった。過去の事件は明らかとなり、これで完結だろうか?それとも父親とのエピソードでこれからも続くだろ...

読了。シリーズ第6作目。千景の誘拐事件のことを知る人が登場し事件に巻き込まれながらも徐々に記憶を取り戻していく。 前作から少し間があったけど、誘拐事件の真相も気になり一気に読んでしまった。過去の事件は明らかとなり、これで完結だろうか?それとも父親とのエピソードでこれからも続くだろうか?

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2020/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2年ぶりに発売されたシリーズ第6弾! とうとう千景が誘拐されたときの様子が判明。そうなるとこのシリーズ終わり?と思って帯や表紙裏とか探してみたけど、どこにも完結の文字はない。良かった(´- `*) 次の第7弾では千景と透磨の恋模様を多く書いてもらいたい。表紙のイラストの二人ももう少し寄り添っていただきたい(*´艸`) 模写を描くようになってから、初めてこのシリーズを読んだが「模写」という文字を読むたびにお絵描きがしたくなった。千景は記憶を失う前まで絵が上手だったらしいが、はたして記憶を取り戻した今はどうなんだろう?図像術も取り入れて描くことができるのだろうか? 最後の千景と父親との対話が透磨の心中と重なってどきどきした。このときの千景は瑠衣さんに負けないくらいの役者だった(*^^*)

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2020/09/13

どんどん真実が明らかにされていって一気に読んでしまいました。徐々に心を開いていく千景さんもとてもいいです。 前5作は一度に読んでいたので、間があいて何となくは覚えているものの詳細が思い出せなくなっていたのが残念。図像術、興味あります。

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