社長って何だ! の商品レビュー
社長の心構えとして、二重人格であることや、一流に触れること、孤独な状況を常のものとして受け入れることなど、経験者としての覚悟が伝わってくる部分があったが、一方で、社長の報酬や接待を受ける際の話として、現場の社員と比べて自分の過ごす時間にそこまでの価値はないという認識を前提に、自制...
社長の心構えとして、二重人格であることや、一流に触れること、孤独な状況を常のものとして受け入れることなど、経験者としての覚悟が伝わってくる部分があったが、一方で、社長の報酬や接待を受ける際の話として、現場の社員と比べて自分の過ごす時間にそこまでの価値はないという認識を前提に、自制することを美徳とすることや、社長車ではなく満員電車で出勤していたことを美談として語る下りは、常に最高のパフォーマンスを維持する必要があり、その意味で一般社員とは隔絶された存在であらねばならない社長職にたいしての覚悟が足りないように感じた。 全般的に、前時代的な価値観の押し付けと、自慢話が鼻についたため、星2つ。
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この人の本を読むと正義感を揺さぶられる。正しいと思ったのならなぜ言わないんだ? と。部下や同僚とのコミュニケーションの取り方や仕事に対する価値観なども殆ど全ての点で共感できる。それなら大人しくしていることはないだろう、と言われているような気がする。
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ななめ読み ・減損会計、一時的な特別損失と無配、その後利益 ・ゴマスリばかり。謙虚でいよう 家庭を顧みずに仕事に集中してきた人に共感し得ないところは多々あるものの、尊敬し学ぶべきところもあり。
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伊藤忠商事の社長・会長を歴任し、中国全権大使などの経験もある実業家、丹羽宇一郎による新書。バブル時代に膨らんだ不良債権を一括処理し大幅な赤字を出すも、膿を出し切ってその後最高益につなげるなどの手腕で知られる著者が、社長を目指す者や社長に向けて、社長とは何か、社長に必要な要素は何か...
伊藤忠商事の社長・会長を歴任し、中国全権大使などの経験もある実業家、丹羽宇一郎による新書。バブル時代に膨らんだ不良債権を一括処理し大幅な赤字を出すも、膿を出し切ってその後最高益につなげるなどの手腕で知られる著者が、社長を目指す者や社長に向けて、社長とは何か、社長に必要な要素は何かを書いた本。 各章にて、社長が気をつけるべき点やあるべき姿をが丹羽のエピソードと共に語られており面白い。例えば上述の不良債権一括処理のエピソードは、「社長は攻めと守りを同時に行うべき」との教訓とともに語られている。丹羽は、バブルで溜まった不良債権を整理するため、赤字状態の子会社を売却したり、リストラしたり、守りの活動をしていた。同時に収益構造を見直し収益源を掴むためファミリーマートを巨額で買収するなど攻めにも取り組んだ。「攻めと守り」を同時にしているのは、要は攻めるために守っているからである。丹羽はこれを「まず、どこを攻めるかを決めてから守ることです」とまとめている。 このほかにもさまざまなエピソードや教訓が語られているが、社長とは、会社・事業の行く末を決める意思決定を一定期間任された者であり、だからこそ職務において謙虚に、勤勉に、人の信頼を大切に、後継や社員を大切に育て、現実的に、理想を追い、清く・正しく・美しくあるべきであり、人間としては他と同じ一人の人間として驕らず、健康に、過度な期待をせず・・・一言で言えば、会社の意思決定のために全力を尽くす人なのではないかと思った。 社長は何を考えているのか、社長は一体何なのか、何をしているのか、これを読んで少し理解できたような気がする。 なお、丹羽さんの若い頃(バブル時代など)は自由だなと思うが、そこまでできないにせよそれぐらい本来会社の中の行動は自由であっていいのかもしれない、やりたいことをやっていいのだな、と思った。
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伊藤忠の元社長の本。タイトルがいい。 直(じき)ゴマ、間(かん)ゴマ、という言葉を初めて聞いた。本人に直接ゴマをするのが直ゴマで、別の丹羽さん人経由で間接的に本人に伝わるのを待つのが間ゴマ。 間ゴマの方が勿論高等技な訳だが、丹羽さんは、別に間ゴマを推奨しているわけではなく、社長...
伊藤忠の元社長の本。タイトルがいい。 直(じき)ゴマ、間(かん)ゴマ、という言葉を初めて聞いた。本人に直接ゴマをするのが直ゴマで、別の丹羽さん人経由で間接的に本人に伝わるのを待つのが間ゴマ。 間ゴマの方が勿論高等技な訳だが、丹羽さんは、別に間ゴマを推奨しているわけではなく、社長になると、あの手この手でゴマすり攻めに会い、いつの間にか傲慢になっていくから気をつけるべし、という戒め。 社長の苦労なんて、実際にやってみない限り、絶対に分からないだろう。経営者ってつくづく孤独な職業だと思う。
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リーダーは常に弱い者の立場n立たなければいけません。 読書は自分のs高能力を高め、論理的な思考や想像力を鍛えます。 人間は自分では物事を理解しているつもりでも、実際には限られた知識や経験に基づく理解で判断していることの方が圧倒的に多い。
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なんでこの本を読んだか ちょうど島耕作を読んでいたのだ! そして最近統括から佐橋所長の話を聞くことがあり、 リーダーになるためには? リーダーに必要なものは? リーダーになった時にどうするか? そんなことが頭に浮かぶ その答えを探したくて、読んだのである。 自分なりにも色々リ...
なんでこの本を読んだか ちょうど島耕作を読んでいたのだ! そして最近統括から佐橋所長の話を聞くことがあり、 リーダーになるためには? リーダーに必要なものは? リーダーになった時にどうするか? そんなことが頭に浮かぶ その答えを探したくて、読んだのである。 自分なりにも色々リーダーマインドを考えてみた その時の答えで思ったのが、 弱いものイジメをしないこと 部下の喜びが自分の喜び そして、他の方の意見や本からも何回も出てきた 部下に方向を指し示す 自分で決断すること 最後の社長の醍醐味で 真に強いものは自らの強さを自覚しているために他人に力を誇示する必要がない。だから強くなればなるほど人に優しくなれる この言葉胸に刻もう
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丹羽宇一郎さんの仕事論はこれまでにも読んだが、本書はトップとして組織を率いること、仕事に臨むことの覚悟にフォーカスされた内容と言えると思います。「清く正しく美しく」を信条に、若いころから上司にも意見を言うなど、真摯に仕事をされていたという。社長という地位に甘えず責任を果たす、人と...
丹羽宇一郎さんの仕事論はこれまでにも読んだが、本書はトップとして組織を率いること、仕事に臨むことの覚悟にフォーカスされた内容と言えると思います。「清く正しく美しく」を信条に、若いころから上司にも意見を言うなど、真摯に仕事をされていたという。社長という地位に甘えず責任を果たす、人とのつながり、社員の喜びを大切にするなど、ここには、MBA的ではない、良い意味での日本の会社の強さ秘密が表れているように思います。近年はそれがうまく発揮されなくなっている感じですが。。
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2021年6月2日読了。 ⚫︎いざというときには動いてはいけない。 これはビジネスで決着をつけるときの鉄則です。 弱い犬ほどよく吠えるとも言います。 動かないのは、こちらの意思が固いことを相手に 伝える一つの手段です。 ⚫︎社員の信頼を得るにはどうすればいいか。 ま...
2021年6月2日読了。 ⚫︎いざというときには動いてはいけない。 これはビジネスで決着をつけるときの鉄則です。 弱い犬ほどよく吠えるとも言います。 動かないのは、こちらの意思が固いことを相手に 伝える一つの手段です。 ⚫︎社員の信頼を得るにはどうすればいいか。 まずは「情報を共有する」ことです。 ⚫︎「温情と冷酷さの同居」 マキャベリの「君主は愛されるよりも恐れられる 方がはるかに安全である」を自分なりに解釈する と、「理想のリーダーは愛され、かつ恐れられる 存在である」 ⚫︎1849年、米国カリフォルニアのゴールドラッシ ュ期に一攫千金を求めて集まった採掘者たちは 49ersと呼ばれ、みんな困窮を極めて悲惨な目に 遭いました。大金持ちになったのは、金の採掘に 加わらず、採掘に要するジーンズや生活必需品、 輸送手段を提供した事業化でした。 ⚫︎P76 アリストテレス曰く、「勇気は、行き過ぎた勇気で ある「無謀」と、勇気の不足である「臆病」の “中間”の状態にあるとき、初めて徳として成立 する」 撤退の選択を裏付けるのは、徹底した現場主義 です。現場に行って正しい情報を仕入れてこそ、 それに基づく的確な判断を下せます。 ⚫︎弱者の立場に立つのは、社会的な地位ある者の 責務です。それが「ノーブレス・オブリーシュ」 (地位ある者の義務)の意味するところでしょう。 「強い心」とは、負けない心であると同時に、 弱者に寄り添える心のことです。 ⚫︎「株主第一主義」はノーベル賞を受賞したアメリカ の経済学者ミルトン・フリードマン(1912〜2006 年)が主著「資本主義と自由」(1962年)で提唱 したことに始まります。 しかし現在の社会状況は、中間層が台頭して社会と 企業の利益が一致していた戦後20〜30年とは 大きくその様相を変えています。 ⚫︎何があっても絶対に相手を裏切らない。 そうすれば、相手もこちらを裏切らない。 私はそうやって彼らと付き合ってきました。 ⚫︎P152 社長業を続ける祭、精神衛生上、大事なことが いくつかありますが、部下に必要以上の期待を かけないことを心がけていました。 期待をすると、その期待に添ってもらえない場合、 不満やイライラが募ります。 ⚫︎P172 利益至上主義とカンパニー制の落とし穴。 後者のデメリットは情報の横断などが しにくくなる。 ⚫︎勢い余って組織や仲間を無視して、単独で行動して はいけません。自分を支持てくれる先輩や上司に 相談し、ともに動いてもらうことです。 それは自分の思いを実現する必要条件でしょう。 ⚫︎P186 江戸幕府の「天下のご意見番」、大久保彦左衛門 (1560〜1639年)歴史上、最も有名な諫言(かん げん)の士は、唐時代の皇帝太宗(李世民、在位 626〜649年)に仕えた諫議論大夫の魏微 (580〜643年)でしょう。 ⚫︎P211 チームや組織を改革するにはどうしたらいいか。 構成やシステムを変えたくらいで、その組織が 変わることもなければ、利益を上げることも できません。問題は組織の形ではなく、 組織を動かしている人間の心を変えることです。 人間の行動を決める精神を変えることです。 ⚫︎弱い者は力を誇示しよう、人に勝とうとして優しく なれません。一方、真に強い者は自らの強さを自覚 しているために、他人に力を誇示する必要がありま せん。だから強くなればなるほど、人に優しくなれ るのです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
元伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎さんが自身の経験を通して、リーダーが持つべき資質と能力について語った本。 組織とメンバーが持つポテンシャルをどう生かすかはリーダーの能力次第。リーダーの器以上に組織は大きくなりません。組織を活性化させるリーダーになるために備えるべきものは何か。それについて本書に書かれています。 部長や課長など組織のリーダーになる人必見の一冊です。
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