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黒幕 の商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2023/08/07

橘右近亡き後、物語が今ひとつピリッとしないので、この先読み進めるのはどうしようかと思っていました。 今回は良いのではないでしょうか。 蔵人介が自ら動き、だんだん年齢を重ねて深みが増してきたような。 この中の『おしどり』『柊侍』は、なかなか内容が良かったです。12巻の切腹を思い...

橘右近亡き後、物語が今ひとつピリッとしないので、この先読み進めるのはどうしようかと思っていました。 今回は良いのではないでしょうか。 蔵人介が自ら動き、だんだん年齢を重ねて深みが増してきたような。 この中の『おしどり』『柊侍』は、なかなか内容が良かったです。12巻の切腹を思い出します。 “までさま”なしのほうが、話しが締まると思うのは私だけでしょうか?

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2021/04/01

第二八弾 ある犯罪を示唆するために公方の食事に軽い毒を、下っ端は直ぐに解るが背後にいる幕閣は 次はおしどり夫婦に仕掛けられた犯罪を暴き、犯罪を暴き散って行く無骨者

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2021/01/13

将軍の毒見役が幕臣一の剣客で仕置人のような位置づけという設定の定期的に読みたくなる時代もの娯楽作品。悪はひたすら悪く、清く正しく生きようとする人が理不尽な目に会い最後に主人公にばっさりやられる、というお決まりのパターンの繰り返しなのだがたまにこういうの読みたくなるんだよね。得に勧...

将軍の毒見役が幕臣一の剣客で仕置人のような位置づけという設定の定期的に読みたくなる時代もの娯楽作品。悪はひたすら悪く、清く正しく生きようとする人が理不尽な目に会い最後に主人公にばっさりやられる、というお決まりのパターンの繰り返しなのだがたまにこういうの読みたくなるんだよね。得に勧めはしませんがけっこう面白いよ。

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2020/04/06

27巻では、土地に絡んだ賄賂についてだったが、今回は、御用船の難破で、大儲けしている船主 菱川屋利平。 難破したと見せかけて、御近世の俵物をかすめ取っていたのだ。 どこぞの国が、現在しているような、「瀬取り」という手法で、俵物を売りつけ、高麗ニンジンなどの高価な薬種や玳瑁などのし...

27巻では、土地に絡んだ賄賂についてだったが、今回は、御用船の難破で、大儲けしている船主 菱川屋利平。 難破したと見せかけて、御近世の俵物をかすめ取っていたのだ。 どこぞの国が、現在しているような、「瀬取り」という手法で、俵物を売りつけ、高麗ニンジンなどの高価な薬種や玳瑁などのし好品へと、、、、 この事を、公にして、悪を正したいと願う思い、殿の料理にほんの僅かの毒を盛る。 蔵人介は、その毒を口に食らうが、何事も無く、指示を出して、其の後の料理を食すのだが、、、、 毒を盛った者は、、、、内間源六。 しかしこの事を闇に放り込もうとしている裏の者。 源六の兄 征木源五も、壮絶な覚悟で、望む。 もう、裏で糸を引いている者が、憎く思えてしまう。 そして、志乃を慕う橘右近も亡くなり、またもや、志乃を敬う俵田三左衛門なる人物をも悲しい結末に、、 三左衛門を慕う甥っ子の佐久間敬二郎も、、、悪の餌食になってしまう。 悲しさと、やるせなさが、、、、一度に襲って来る。 志乃さんと、昔話に花をもっと咲かせてもいいのではないだろうか?と、つい思ってしまった。 原尻監物もおはぎの方も、、、成敗される。 最後の蔵人介の胸にまな板を入れている所が、ホッとした瞬間でもある。 薦野作兵衛の籠城で、悪者たちの企てが狂ったが、侍の矜持として、宇郷も闇丸も蔵人介の刃に倒れる。 作兵衛は、忠義者なのに、切腹しないといけないのが、、、悲しい。 沢山の良い人が、裏の者の上司によって抹殺され、成敗しても、その責任を取らねばならぬ、忠義者、正直者迄、処罰される。 一命をかけての、武士の矜持というわれたら、どうしようも無いのだが、、、やはり、無念! 柊の古木は棘の記憶を失うのだろうか?

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2020/04/04

鬼役28巻目。変わらず面白い! むしろさらに面白くなってきたのではないか アクション多めだったような。 序盤からかなり面白かったし、柊の場面とラストがすごく儚げ。

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