ルポ・京アニを燃やした男 の商品レビュー
青葉被告の事よりも作者自身の過去が述べられている印象でした。しかも、「自分も一歩まちがえてしまったら、彼のようになったかも…」という目線よりは、「自分はこんなにがんばった!」と言っているように聞こえました。 また、青葉被告の言動がおかしくなった時期について詳らかにされないのが、片...
青葉被告の事よりも作者自身の過去が述べられている印象でした。しかも、「自分も一歩まちがえてしまったら、彼のようになったかも…」という目線よりは、「自分はこんなにがんばった!」と言っているように聞こえました。 また、青葉被告の言動がおかしくなった時期について詳らかにされないのが、片手落ちという印象でした。
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京都アニメーション放火殺人事件の容疑者の事件以前の足取りを追ったノンフィクション。当該事件に関する単著としては最も早いものと思われるが、基本的には新聞・雑誌報道の後追いで、目新しい事実はない。著者は角川系やコアマガジンでアニメ・ゲーム関連のライター・編集者をしていた経歴がある(...
京都アニメーション放火殺人事件の容疑者の事件以前の足取りを追ったノンフィクション。当該事件に関する単著としては最も早いものと思われるが、基本的には新聞・雑誌報道の後追いで、目新しい事実はない。著者は角川系やコアマガジンでアニメ・ゲーム関連のライター・編集者をしていた経歴がある(事件の犠牲者に知己もいるという)一方、容疑者の生活圏と出身地が近く、同じ氷河期世代の「底辺」出身者としての(いささか一方的な)「共振」を示すが、この世代の叩き上げの書き手にありがちな「自分語り」が多く、あまりにも主観的で感心できない。容疑者への唐突な「説教」で締めくくっているのも(気持ちはわかるが)感情が先走りすぎて、この種の事件のルポとしては問題がある。
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犯人と同年代、同じような地域に住んでいた、物書きになりたかった、といった共通点を持つルポライターによるもの。 犯人の時系列別の居住地の情報といったことは詳細に書かれているけれど、「結局何故そんな犯罪に走るに至ったのか」は結局よくわからない。まぁ、犯人逮捕もまだの時点で書かれたも...
犯人と同年代、同じような地域に住んでいた、物書きになりたかった、といった共通点を持つルポライターによるもの。 犯人の時系列別の居住地の情報といったことは詳細に書かれているけれど、「結局何故そんな犯罪に走るに至ったのか」は結局よくわからない。まぁ、犯人逮捕もまだの時点で書かれたものだからそこは仕方ないか。 こういう主観的、感情的なルポルタージュよりは、専門的な考察も加えられた本の出版を待ちたいところ。
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事件後間もないこと、また被疑者である青葉から話が聞けないことを加味しても考察が浅い気がした。 最後の方のアイヒマンとの対比は検討外れのように思う。
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