呪術廻戦(9) の商品レビュー
24冊目『呪術廻戦 9』(芥見下々 著、2020年1月、集英社) 「懐玉」編、そしてそれに続く「玉折」編が完結。 8巻と同時発売となった今巻。2冊でひとつの物語が紡ぎ出されている。 『幽☆遊☆白書』の仙水編やアニメ『フリクリ』を意識しすぎているきらいはあるが、エピソードとしての完...
24冊目『呪術廻戦 9』(芥見下々 著、2020年1月、集英社) 「懐玉」編、そしてそれに続く「玉折」編が完結。 8巻と同時発売となった今巻。2冊でひとつの物語が紡ぎ出されている。 『幽☆遊☆白書』の仙水編やアニメ『フリクリ』を意識しすぎているきらいはあるが、エピソードとしての完成度の高さには舌を巻く。この過去編だけ、本編から独立した番外編として発表しても良かったのではないだろうか。 ただ、伏黒甚爾が武器を振り回すポーズが『刃牙』の丸パクリだったことには嫌悪感。恥ずかしくないのか? 〈「茈」〉
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呪術廻戦はマイノリティに関する物語なのか。 特級術師九十九由基の登場。彼女の話を参考にすると、タイトルにある「廻戦」は、呪霊を狩るばかりでおわりがないことを示しているようだ。 どうやら人間は呪力を持っていて、それが漏出して積み重なり、呪霊になるらしい。 高専の敵はもともと高専の人間だったことが明らかになる。
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甚爾のことも夏油のことも灰原のことも全部が辛い巻。アニメを先に観ているけど改めて物語を追うと余計しんどい。この巻で七海が出てくる唯一のシーンが苦しい。
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2023年で読んだ漫画の中で1番よかった 夏油が好きなのでこの巻で感想を書きます 今までかつて五条と夏油ほど丁寧に、濃厚に人間関係が描写されることがジャンプ漫画であっただろうか 作者がとにかく関係性オタクなのでしょう そして人間関係を大事に描くこととありきたりな大団円をにはしるこ...
2023年で読んだ漫画の中で1番よかった 夏油が好きなのでこの巻で感想を書きます 今までかつて五条と夏油ほど丁寧に、濃厚に人間関係が描写されることがジャンプ漫画であっただろうか 作者がとにかく関係性オタクなのでしょう そして人間関係を大事に描くこととありきたりな大団円をにはしることもまた違う そこが呪術廻戦の好きなところです これからの展開にも期待です
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自分も他人も尊ぶことない_そういう生き方を選んだんだろうが 祓う取り込むその繰り返し 吐瀉物を処理した雑巾を丸飲みしているような ここの人達がやっているのは対症療法_私は原因療法がしたいの 非術師を間引き続け生存戦略として術師に適応してもらう 弱者故の尊さ弱者故の醜さ 猿は嫌いそ...
自分も他人も尊ぶことない_そういう生き方を選んだんだろうが 祓う取り込むその繰り返し 吐瀉物を処理した雑巾を丸飲みしているような ここの人達がやっているのは対症療法_私は原因療法がしたいの 非術師を間引き続け生存戦略として術師に適応してもらう 弱者故の尊さ弱者故の醜さ 猿は嫌いそれが私の選んだ本音
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五条悟の覚醒がハンパない。ハイになってる感じが最高だった。伏黒甚爾との戦いも熱すぎた。 そして、夏油の過去も切ないものであった。そして、次巻に続くメカ丸こと与幸吉が気になる。
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五条先生の高専時代のお話。“星漿体"の護衛任務。五条を最強に、夏油を造反に。在りし日の事件。誰もが平和を願っただけなのに?!
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自分1人が強いだけじゃダメだから、夏油のことがあったから五条は先生をやってるんだなあ。 夏油の気持ちが分からなくないのが苦しかった。 自分がどんなにどうにかしようとしても、救われる準備がある奴じゃないと救えない、っていうのも何度も経験したことがあるから共感した。 恵が呪術高専にくる経緯の記憶、恵サイドと五条サイドで抜けやプラスがあるの面白かった。 人間の記憶ってそういうものだよなあ。 恵の父を殺したのは五条で、隠してるわけでもなくむしろいの一番に言おうとしてて、今後もいつでも聞いてよって言ってあるのは五条の魅力のひとつだなと思った。 懐玉編は五条先生が主人公の物語を読みたかったという意味も含めてとてもとても面白かった。 ナナミンたちも含め、こういう日々を越えた上で今があるんだなと。 人間は矛盾だらけだし愚かだし、そういう中で自分なりの答えを探しながら進んでいくものなんだなー。 自分の生き方を自分で選ぶのだけど、それには周囲の環境や組み合わせ、出会いや運なども絡んできて、ほんとうに一人で形作っているわけではなく責任問題にしたら単純に一人に押しつけられるようなものでもないんだろうな。 正解でも間違いでもなく、納得できる、笑える道を探せたら。 懐玉(被褐懐玉)=優れた才能を表に出さず隠すこと 玉折(蘭摧玉折)=優れた才能を持った人が、その力を十分に発揮しないまま死ぬこと らしい。 天内理子のことともパパ黒のこととも言えるし、夏油の考えや呪術師の現実とも言えるし、なんとも言えない。
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非術士への憎しみが夏油を変えてしまった。九十九さんが夏油を焚きつけてしまった感じだけど、いいんだろうか。
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唐突に始まった過去回想が終わりましたが、ここら辺で過去回想は必要だったし仕方ないな。五条と七海の“現在”を形作る回想で、関係性や憤りは丁寧に描けている感じ。あと、甚爾みたいな死んだ女を背負っている男は大好きです❤️
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