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リメンバー の商品レビュー

3.9

71件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2022/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

相変わらず、一気読みしてしまうリカシリーズ そしてやっぱり、人がどんどん死んでゆく… 私的にはリカの妹のその後がずっと知りたかったから、もしかして?と淡い期待を抱いたけど、もっと意外な結末でした 亜矢がお母さんの声を真似て電話で話していたことがわかったシーン、映画『サイコ』を思い出してしまった!(古っ!) ちょっとでも嫉妬や憎悪などの感情を抱いたら、リカが私に入ってきてしまうのかもね…

Posted byブクログ

2021/12/31

私は「リターン」のラストがリカシリーズの本質だと思っています。 人は誰もリカ的なものを持っている。 その部分をさらに踏み込んでいるのが、「リメンバー」です。 これは怖い、怖かったです。 でも「リカ」からは逃げることできません。いや、自分で探しているのか。

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2021/12/25

「リカ」シリーズからここまで続くとは思ってもいなかったし、作者様のあとがきにもそのことについて触れている。 今回はとある教授の身の回りで残虐な死が待ち受けていた。 ”雨宮リカ”は死んだはず…。 それなのに、ここまで”雨宮リカ”に酷似した人間がいるのか…?? 中盤ぐらいまで、私...

「リカ」シリーズからここまで続くとは思ってもいなかったし、作者様のあとがきにもそのことについて触れている。 今回はとある教授の身の回りで残虐な死が待ち受けていた。 ”雨宮リカ”は死んだはず…。 それなのに、ここまで”雨宮リカ”に酷似した人間がいるのか…?? 中盤ぐらいまで、私は著者である五十嵐貴久さんの手のひらで踊っていた。 彼女ぐらいしかいないだろう。 殺すのは彼女だろう。 連続殺人犯は彼女だろう。 そういった先入観があった。 それこそが本作の言いたいことではないかな、と思った。 先入観を持って物事に接した時、灯台下暗しではないが、それと同じように。 自分が正しいと思い込んで行動してしまう。 少しの疑惑、疑念を抱いたとしても、ここまで似ているのならば多少のことは目を瞑ってしまう。 それが人間なのではないか。 終盤、嫌にとある人の描写が詳しいな、と思うようになった。 まさかな、まさかな、と思ったら、案の定という。 どうして”雨宮リカ”になってしまったのか。 そう、「リカ」の時の…。 人間の本質をついた今作。 ”雨宮リカ”は誰にでも存在している。 それが露見するかどうかは、その人次第だ。

Posted byブクログ

2021/12/13

シリーズ5作目。表立ってリカが出てくるわけではないのに、シリーズ通して読んでいるために感じる圧倒的存在感。常に心にリカの影がよぎる。 ラストの山茂の言葉がまさにリカに関わる者の本質的恐怖で深く頷くしかない。本当に、そう。だから、きっと、リカが恐ろしい。

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2021/10/12

何気なく借りてしまったけど、「リカシリーズ」ってもう6冊も出ていた。この「リメンバー」は5冊目。2、3、4巻飛ばしちゃった(^^;) 結局、リカって生きてるのか?頭部を6発も撃たれて? リカの悪意が心理感染する!こんな怖いことって本当にあるのか。自分の心の中にもネガティブな感情は...

何気なく借りてしまったけど、「リカシリーズ」ってもう6冊も出ていた。この「リメンバー」は5冊目。2、3、4巻飛ばしちゃった(^^;) 結局、リカって生きてるのか?頭部を6発も撃たれて? リカの悪意が心理感染する!こんな怖いことって本当にあるのか。自分の心の中にもネガティブな感情はあるけど… リカウィルス、恐るべし。

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2021/10/18

リカは、既に終止符が打たれたと思ってた。 が、また、シリーズが続いてる。 初めての電子書籍にて購入。 リカウィルスが感染してるストーリー。 あ、この人が感染して殺めたのか!とか思ってると。 あれ?違うぞ。ん? そして、リカと思しき人物が、遠くからこちらを見てたり…。 これは、感染...

リカは、既に終止符が打たれたと思ってた。 が、また、シリーズが続いてる。 初めての電子書籍にて購入。 リカウィルスが感染してるストーリー。 あ、この人が感染して殺めたのか!とか思ってると。 あれ?違うぞ。ん? そして、リカと思しき人物が、遠くからこちらを見てたり…。 これは、感染拡大してる。 怖さは、それほど無いけど、ワクチンが必要と感じた。 ‘21.10.01読書完了(電子書籍)

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2021/09/17

「リカシリーズ」の五作品目。 やっと私の番が...感無量。 と 言うのも私の周りでリカブームが到来しており、一度貸し出してから様々な方に巡り巡った様で、長旅を終えた後半巻がやっと私の元へ戻ってきた次第でございます。沢山の方に読んでもらえてむふふ、嬉しい。 さて、 前回 前々回と...

「リカシリーズ」の五作品目。 やっと私の番が...感無量。 と 言うのも私の周りでリカブームが到来しており、一度貸し出してから様々な方に巡り巡った様で、長旅を終えた後半巻がやっと私の元へ戻ってきた次第でございます。沢山の方に読んでもらえてむふふ、嬉しい。 さて、 前回 前々回と過去を主軸としていた物語から時は現在に戻り、時系列で言うなら先端となる本書。進行形で蝕んでゆくリカの意思がおぞましい事この上ない。止まっていた歯車が軋みながら動き出す時のあの不穏な音が聞こえて来るかの様。 ーーーーーーーー リカの恐怖は彼女の死によって終わりを告げたーーはずだった。 雨の中、レインコートの女が川に何かを捨てる場面を警官が目撃し、近寄るとそれは人間のバラバラになった四肢だった。女の車の助手席には男の頭部。 冒頭はこんなショッキングな場面で始まる。 そして捕まった女の言動は、まるでリカそのもの。 集団心理の研究をする教授と生徒四名が精神鑑定という立場でこの事件に関わる事になるが、ここまではこれから待ち受ける悲劇の序章に過ぎない。 ーーーーーーーー 相も変わらずのグロデスク具合だ。なんならリアルさで言うと過去一かもしれないので、想像力が長けている方にはオススメできない。 スプラッタといった振り切ったグロテスクの方がまだマシと思える程、凄惨な狂気に寒気と興奮を覚えた。.......引かないで欲しい( ´ • ω • ` ) 人の中に潜むリカの存在。 リカの模倣。増殖するリカ。 「誰かの中のリカ」が覚醒するこの恐怖を、興味がある方に是非味わっていただきたい。 そして「私 貴方の中のリカ」の存在に恐れ慄いて欲しい。........引かないで欲しい( ´ • ω • ` )笑 著者 五十嵐貴久のDMには次のようなメッセージが日々届いていたと言う。 「私の中にもリカが存在しているかもしれない 同じことをするかもしれない」の共感。 「こんなの書く五十嵐貴久の人間性を疑う」の敵意と反感。 一件正反対に見えるご意見だが、どちらも共通しているのは「リカ」という存在への深淵の恐怖心である。これはすごいと思った。対極の思想を持った人間が同じ感情を抱くのである。 共感も否定も、根本は同じ 誰もが他人事と思えないのだろう。 無論、私もだ。

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2021/07/01

これも完全にミスリードだった、、、 まさか最初のリカからちゃんと繋がっているとは思わなかった。 でもやっぱエグさ的にはリカが出てきてくれた方がいいですね笑

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2021/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リカシリーズ。 あいかわらずの目をしかめてしまうようなグロ描写だったけど、怖さはいつもよりなかった気がする。追い詰められている立場からのお話じゃなかったからかな?リカ本人じゃなかったからかな? でもまだまだリカの怖さは続くとわかって、わくわくが止まらない!

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2021/05/16

ゾッとした… リカはそんなに登場しなかったけど、そうだったそうだったとどんどん思い出してくる。 早く次回作読んで、また最初から読み直したくなる!

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