キッドの運命 の商品レビュー
SF苦手〜 ごめんなさい。 赤ちゃん泥棒は、まあまあ好きだったけど。 でも、これがあればいいなあって思うこともたくさん出てきてちょっと羨ましかった。
Posted by
近未来小説の六作品が収録された短編集。 どの作品も「奇想天外な未来」ではなく、現代から予測できる将来、未来を描いており、「あり得る未来」ではないかと思わせる内容だ。 単なる未来を面白おかしく描くのではなく、小説として登場人物たちの心情等を丁寧に描き、読者を小説世界へと導く。さすが...
近未来小説の六作品が収録された短編集。 どの作品も「奇想天外な未来」ではなく、現代から予測できる将来、未来を描いており、「あり得る未来」ではないかと思わせる内容だ。 単なる未来を面白おかしく描くのではなく、小説として登場人物たちの心情等を丁寧に描き、読者を小説世界へと導く。さすが中島京子だという作品。
Posted by
近未来の短編集。 思っていたより近い未来の話で、実際にこんな風になるのかなと思った。 その様子がちょっと奇妙なものなので、読後感はあまり良くないかも。 「種の名前」は好きだった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ありそうな近未来小説 それの危惧される世界 ベンジャミン 遺伝子復活 ネアンデルタールの僕 ふたたび自然 鳥も知能を持っている 種の名前 アグリ企業が種を支配する未来 赤ちゃん泥棒 精子卵子の保存 人工子宮で授精育成の未来社会 チョイス 永遠の寿命達成。あえて老化衰弱する薬という選択。
Posted by
著者初の近未来小説とのことだが、それを意識しないで読んだので、何となく違和感が感じられた。しかし内容はとても面白く、著者の新境地が体験できて良かった。
Posted by
近未来SF 1話あたり30分位で読めるのがいい。 ↓以下、私が気に入った順 「赤ちゃん泥棒」人工子宮の話が興味深かった。 「チョイス」十二時間絶対睡眠の世界。 「種の名前」味噌汁が飲みたくなる。 「ふたたび自然に戻るとき」 「キッドの運命」 「ベンジャミン」
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
近未来SF。 絶滅したフクロオオカミを復活させた父さんが 他にもネアンデールタール人である僕も復活させていたこと。 廃墟に住む時々消える老人たち。 老人と約束を交わした鳥たちが彼らが死んだ後に行う儀式。 日本人ロボットを作るじいちゃん、 人間が作ったAIがいつしか人を超える存在だと 廃棄されることになり、海の向こうからやってきた テルマによって駆除されるAIの俺。 おばあちゃんに会いに行った孫娘。 人里離れた土地で、おばあちゃんとその仲間たちが 絶滅した種で密かに農作物を育てて生活しているところ。 人工子宮が普及して性別や年齢に関係なく 妊娠、出産ができるようになった時代で、 妻の代わりに自ら人工子宮手術を受け、 妊娠出産した夫。 仕事をしない生活が当たり前となり 地球環境のために12時間睡眠、少しずつ体の機能を低下させ 気づかないうちに死に向かっていけるチョイスを飲むかどうかの選択。 人がいつしか地球にとって不要な存在となりうる、脅威。 人工子宮とか超未来だなあ。
Posted by
近未来SF短編集。どれもシニカルでちょっと怖い。唯一「種の名前」は、登場するおばあちゃんたちがカッコいい。彼女たちに共鳴する孫のミラにエールを送りたい。
Posted by
短編集。 ちょっと未来的な話なので、共感できず……。 あたしには想像しやすタイプの話があいそう。
Posted by
なさそうでありそうな、いややっぱりないかなぁというような近未来の話。私的にはないかなぁと思いながら楽しく読みました
Posted by