映画のなかの「北欧」 の商品レビュー

村井誠人(著者),大島美穂(著者),佐藤睦朗(著者),吉武信彦(著者)

2023/07/14

37名の筆者が60本以上の北欧（ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランド、デンマーク）についての映画を紹介してくれています。
１　ネタバレ含む〈ストーリー〉
２　現実社会とつながる〈作品の背景と現実〉
３　派生して、より深く知るための〈さらに興味のある人に〉
以上３つの観点で色々なことを教えてくれる本です。
映画を観る前でも観た後でも、役立ちます。気づきを与えてくれる書籍だと思います。北欧に興味のある方は、いちど手にとってながめてみてはいかがでしょうか。

2020/03/10

この手の本って　読み終えた　と登録しづらい。
北欧に係る映画が時系列に紹介されている。

よって事典の様な使い方が適当と思うからだ。

実際、この中で紹介されているもので、観たい映画がすぐに思いつかない。

ただし、観たことのある映画が二本あった。

ドラゴンタトゥーの女
と
かもめ食堂
だ。

長靴下のピピは、映画絵本で見たことがある。
同じくスウェーデンの少女、
グレタ・トゥーンベリに通じるものがあるかも。

先日、当工房に来られたご夫婦の奥さんに
当方のフィンランド取材の話をすると、
即座にかもめ食堂の話をしてくれた。

そうそうヘルシンキで日本食堂を開く女性の話だった。
この映画でフィンランドに関心が高まった。
主演は、ええーと。

小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ　です。

とさっと出てくる。

人妻とこんな会話が、出来ただけでも本書は値打ちがあった。

更にかもめ食堂の原作者が群ようこって、本書で知った。

そんなことで、星三つかと思ったけど、
知的刺激をくれたので、星四つ。