ブラック・トムのバラード の商品レビュー
「レッド・フックの恐怖」読んだの何年前なんだろ.覚えてないよ.でそのレッド・フックを黒人目線で換骨奪胎したのが本作.年末年始の空いてる時間のキルタイムにちょうどいい長さ.でもちょっと長さに比して高いかな・・・まぁ部数も出ないからしょうがないかしら.個人的には黒人差別はダメだけど,...
「レッド・フックの恐怖」読んだの何年前なんだろ.覚えてないよ.でそのレッド・フックを黒人目線で換骨奪胎したのが本作.年末年始の空いてる時間のキルタイムにちょうどいい長さ.でもちょっと長さに比して高いかな・・・まぁ部数も出ないからしょうがないかしら.個人的には黒人差別はダメだけど,同様に黒人による亜細亜人差別もダメだろと,一言は残しておきたい.
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ヴィクター・ラヴァル『ブラック・トムのバラード』(藤井光訳,東宣出版2019年12月第一刷)の感想。 本作はアフリカ系アメリカ人の視点を主軸に「レッド・フックの恐怖」を語り直した小説だが、特に元ネタを知らなくても問題なく楽しめる、すぐれた怪奇幻想文学作品だと思う。 「レッド・フッ...
ヴィクター・ラヴァル『ブラック・トムのバラード』(藤井光訳,東宣出版2019年12月第一刷)の感想。 本作はアフリカ系アメリカ人の視点を主軸に「レッド・フックの恐怖」を語り直した小説だが、特に元ネタを知らなくても問題なく楽しめる、すぐれた怪奇幻想文学作品だと思う。 「レッド・フックの恐怖」はラヴクラフトの作品中最良のものとは言えないが、そこから『Red Haze』や『ブラマタリの供物』の様な傑作が生まれるのはどういうわけだろうか。
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敬愛していた作家が実はレイシストでああショックだぜ。その作家の作品をオマージュした本作。正直よくわかりませんでした。「はじめて」シリーズなのにアメリカ。アフリカ系作者(ハーフ)だから。テーマはラブクロフトの書いた黒魔術。あおり的には期待度バッチシなのに、二回読んだのによくわからな...
敬愛していた作家が実はレイシストでああショックだぜ。その作家の作品をオマージュした本作。正直よくわかりませんでした。「はじめて」シリーズなのにアメリカ。アフリカ系作者(ハーフ)だから。テーマはラブクロフトの書いた黒魔術。あおり的には期待度バッチシなのに、二回読んだのによくわからないってなんなの。バカなの?頭悪いの?実は訳の人が苦手で「。。。」と思って確認するとだいたいこの人で、しかも人気あって評判いいんだよな。なんでだー。いつもなんでなんだー。めんどくさい。
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『はじめて出逢う世界のおはなし』シリーズ。 ある黒人青年を主人公に、ラヴクラフトの世界を巧みに描き出している。また、原典を知らなくても、本書だけ読んでもパニックホラーとして異色の出来ではないだろうか。 ところでこの叢書、存在は知っていたが、これまで余り注目していなかった(店頭でもそう頻繁に見掛けないしね)。初めて買ったのだが、これはひょっとして『アタリ』?
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