どこか、安心できる場所で 新しいイタリアの文学 の商品レビュー
副題にあるように、邦訳があまり無い21世紀のイタリア作家による短編集。 ジャケ買いだったのですが、何か素敵な作家さんを発掘できるのではないかという淡い期待もありました。 結果…現代過ぎて(笑)自分が追いつけなかった(苦笑) 現代「過ぎ」とは。移民・格差・セクシャリティの部分は、ピ...
副題にあるように、邦訳があまり無い21世紀のイタリア作家による短編集。 ジャケ買いだったのですが、何か素敵な作家さんを発掘できるのではないかという淡い期待もありました。 結果…現代過ぎて(笑)自分が追いつけなかった(苦笑) 現代「過ぎ」とは。移民・格差・セクシャリティの部分は、ピンと来ない感じで、でもそれがイタリアの今なんだなあー… 移民、これから我が国でも描かれるテーマとなり得るのでしょうか。時代は変わってゆくのだなあ。
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29394077
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- ネタバレ
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21世紀イタリアの文学を紹介するというコンセプトで、様々な作家の短編が収められているアンソロジー。パオロ・コニェッティ目当てで読んだんだけど、やっぱりコニェッティの「雨の季節」が一番面白かった。離婚寸前の両親の間で宙ぶらりんの少年、そして宙ぶらりんの時間をやり過ごすための山へのバカンス、コニェッティお得意の山男との出会い。お互い寂しさを抱えた山男と少年はシンパシーを感じていたのに、あっという間に断絶と別れがやってきて、後悔の鈍い痛みがずっとずっと尾を引いていく。コニェッティは、この寄る辺なさと後悔の余韻を書くのが恐ろしくうまいと思う。別れと余韻が短編でより凝縮された形で味わえて良かった。
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日本でなじみの薄いイタリア文学。カルヴィーノやタブッキ、ブッツァーティはわりと邦訳されているものの、20世紀の作家である。現代のイタリア人作家の短編をまとめたアンソロジー。13人のうち11人が初邦訳。パオロ・コエニッティは最近『帰れない山』で読んだので、それ以外は初かな。ちょっと...
日本でなじみの薄いイタリア文学。カルヴィーノやタブッキ、ブッツァーティはわりと邦訳されているものの、20世紀の作家である。現代のイタリア人作家の短編をまとめたアンソロジー。13人のうち11人が初邦訳。パオロ・コエニッティは最近『帰れない山』で読んだので、それ以外は初かな。ちょっと苦手だなぁと思うものもあった。パオロ・コエニッティはやはり自然の描写が美しい。
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新しいイタリア文学が日本に紹介される機会が少ない中、貴重な一冊。あぁイタリアがもっとブームになったらいいのに。ドラマや映画も入ってこないものが多いので、コロナが明けたら絶対真っ先にイタリアに行きたい。
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パオロ・コニェッティ読みたさに買ったが、パオロ・コニェッティやはりよかった。『ママの親戚』は吹いてしまった。 全体的には政治的なものが多かったかな。たまたまかもしれないが、日本の作家で今のアンソロジーを編んでも、ここまで主張が強くならないだろうなと思う。日本の作品ももっと主張が...
パオロ・コニェッティ読みたさに買ったが、パオロ・コニェッティやはりよかった。『ママの親戚』は吹いてしまった。 全体的には政治的なものが多かったかな。たまたまかもしれないが、日本の作家で今のアンソロジーを編んでも、ここまで主張が強くならないだろうなと思う。日本の作品ももっと主張が強くてもいいのにと思った次第。
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Twitterで注目! 21世紀イタリア短篇アンソロジーがついに登場!新しいイタリアの文学がここに。
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