とるとだす の商品レビュー
【しゃばけシリーズ16】 今回は、若だんなではなく、父藤兵衛が床に伏せた。 いつも気丈なおたえが、それはそれは心配して、若だんなも父を助けるために無茶をしていく。 今回、妖たちも怖がるほどの奇異が出現する。 藤兵衛に何かあったら若だんなが大変な状況になるから、妖たちが勇気をふり...
【しゃばけシリーズ16】 今回は、若だんなではなく、父藤兵衛が床に伏せた。 いつも気丈なおたえが、それはそれは心配して、若だんなも父を助けるために無茶をしていく。 今回、妖たちも怖がるほどの奇異が出現する。 藤兵衛に何かあったら若だんなが大変な状況になるから、妖たちが勇気をふりしぼって、戦うのがいい。 鳴家の勇気がいい。 若だんなが宙に飛ばされるとき、仁吉・佐助は間に合わなかったが、鳴家・屏風のぞき・金次・おしろがすぐ若だんなの足をつかんで、一緒についていく様がすごくいい。
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若だんなの為に色々な薬を試して倒れてしまった藤兵衛の為に一生懸命頑張る若だんなと妖たち。狂骨との戦いなどハラハラする場面がありつつ、最後はほのぼのとした気もちで終われるのがこのシリーズの良さだと思う。黒羽坊が寺に馴染んでいるのもホッとした。
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《誰もが学びの時を迎えておるようだ。》p.42 [1]長崎屋主人藤兵衛が倒れた。この巻ではずっと不調のまま。 [2]藤兵衛を回復させるために色々考える一行。それに起因していつも通りいろいろ事件が起こり解決する。 [3]人は必ず死ぬ、妖だっていつの間にか消えてしまっていることがあ...
《誰もが学びの時を迎えておるようだ。》p.42 [1]長崎屋主人藤兵衛が倒れた。この巻ではずっと不調のまま。 [2]藤兵衛を回復させるために色々考える一行。それに起因していつも通りいろいろ事件が起こり解決する。 [3]人は必ず死ぬ、妖だっていつの間にか消えてしまっていることがある。それでもまあ、若だんなはじめ人も妖も懸命に楽しく生きようとしています。 ■この巻の簡単なメモ 【とるとだす】広徳寺の寛朝が集めた薬種屋の寄り合いで長崎屋主人の藤兵衛が何らかの薬を飲んで倒れたが何を飲まされたかわからずこのままでは命が危ない。若だんなと妖怪たちが捜査に乗り出す。 【しんのいみ】江戸の海上に蜃気楼が現れどうやら若だんなはそこに入り込んでしまったようでいろいろ忘れ始めている。枕返しの再登場はあるか? 【ばけねこつき】神田の染物屋小東屋と娘はお糸と番頭は浩助(こうすけ)が家伝の毒消し薬明朗散を持参金代わりにお糸を若だんなの嫁にしてくれと申し込んできた。どうやら化け猫憑きとの噂が立ち縁談が失敗続きのようだ。 【長崎屋の主が死んだ】剣呑な狂骨がやってきて皆は大慌て。それになぜか女犯の罪を犯した僧の話がからんできたのは? 【ふろうふし】藤兵衛の具合が悪くなり大黒天にそそのかされて常世の国に行くことになった若だんな。お伴は屏風のぞき、金次、おしろ、数匹の鳴家だが…。《止められて止まるなら、恋しいという言葉には足りない。》p.325
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「ぎゅべっ」「きゅんげーっ」 「きょげきょげー」「きゅわきゅわ」「げっ、ごふっ」「きゅんいー」「げふっ」「きゅんわ」 鳴家達の騒ぎ方が好きで読んでいたが少々飽きてきたか?「徹子の部屋」がそうであるように
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長崎屋の藤兵衛旦那が原因不明の病に倒れてしまい、一太郎が治す方法を探して奮闘する一冊。 病弱で世間知らずだった若だんなが、いつの間にか精神的に非常に逞しく、時には悪知恵すらはたらかせるようになっていました。 まさか島子の正体が彼だったとは、、、
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久しぶりのしゃばけシリーズ。 今作は短編連作ながらも、一冊を通して一つの結果を追い求める半分長編のような読み応えのある一冊てした。 結構新しいステージというか作風が展開した感じを受けました。
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長崎屋の旦那が突然の病に倒れた。若旦那はなんとか、その病を治そうと東奔西走する。そこには一寸法師や、金太郎などが出てきて非常に楽しい。 なかなか上手い構成であった。
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- ネタバレ
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2021/5/11 安定の。いつもひらがなタイトルなのに一つ「長崎屋の主が死んだ」っていうのがあって驚愕。 見え見えのフリやのにまんまとビビらされた。 今回はお父さんが倒れて若だんな頑張った。 ちょっとずつ頼もしくなってるのかも。 嬉しいような寂しいような。
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前回のおおあたりを少し尾に引いた一冊。最近若だんなの周りで心配事が多くなってきたような…。手代二人や妖たちも若だんなの心配事もたくさん。しんのいみ、がなんだか切なくてでも暖かくて面白かった。
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なぜこの本を読もうと思ったのか忘れてしまったけど、とにかく予約して読みたい本リストに入っていたので、図書館で借りて読んでみました。 読み始めて、なかなか話に入れず、、、それもそのはず、シリーズものの16番目だったんですね。 独特の語り口、ふりがながなくなると読めなくなってしまう漢...
なぜこの本を読もうと思ったのか忘れてしまったけど、とにかく予約して読みたい本リストに入っていたので、図書館で借りて読んでみました。 読み始めて、なかなか話に入れず、、、それもそのはず、シリーズものの16番目だったんですね。 独特の語り口、ふりがながなくなると読めなくなってしまう漢字に戸惑いながらも、だんだんと妖の世界に入り、なんとなく江戸な気分を楽しみました。でも、同じシリーズの他の本も読むかと言うと、そこまででもないかも。。。
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