チェンソーマン(5) の商品レビュー
『チェンソーマン』第5巻は、単純にデンジが強敵を叩きのめすだけの戦闘譚ではない。前巻までの戦いの延長線上で「復讐と感情の交錯」が浮き彫りになると同時に、その果てに生じる“選択とその余韻”を描いた巻である。 この巻では、公安特異4課と対立する勢力との戦いが決着する。とくに、3巻か...
『チェンソーマン』第5巻は、単純にデンジが強敵を叩きのめすだけの戦闘譚ではない。前巻までの戦いの延長線上で「復讐と感情の交錯」が浮き彫りになると同時に、その果てに生じる“選択とその余韻”を描いた巻である。 この巻では、公安特異4課と対立する勢力との戦いが決着する。とくに、3巻から続く「ヘビの悪魔を操る佐渡アカネ」と「刀の悪魔=サムライソード」の攻防が中心となり、デンジは再びサムライソードと対峙する。チェンソーと刀という対照的な戦闘形態の激突は、このシリーズにおけるバトル表現の頂点の一つとして位置付けられるが、それ自体が物語の核心ではない。戦いの最中に描かれるのは、暴力そのものの意味と、自分の存在が他者にどう影響するかという問いである。デンジの戦闘は感情だけで突っ走るのではなく、仲間のための選択や相手の理性の欠如とどう向き合うかを含んでいる。  もう一つの軸として、この巻ではアキの過去と彼の“復讐の動機”が描かれる場面がある。かつて姫野が契約していた悪魔との戦いを通じて、アキという人物が抱えた痛みと責任が示され、復讐という行為のもつ内的矛盾が浮かび上がる。復讐の“炎”は単純な正義感ではなく、失ったものへの執着として現れ、それが周囲の行動や連携にも影響を与える。  デンジ自身の心臓を巡る争いも、この巻では新たな局面を迎える。前巻での戦闘を経て彼は単なる戦闘マシンではなくなり、自身の選択が他者の生死や物語全体の帰結にどう作用するかを体感している。戦闘シーンの血飛沫は視覚的インパクトが強いが、それは主人公が自らの位置を見定めるための試金石でもある。  読了後に浮かぶのは、「復讐と戦いの意味は単純ではない」という問いである。強敵との決着は物語の一部であり、本当に重いのはその後に残る関係や感情の整理である。デンジたちは戦いの中で生存を確保したが、それが本当に“望んだ結果”だったのかを自問する余地を、この巻はそっと残している。 第5巻の本質は、バトルの派手さではない。暴力と復讐が交錯する中で、“自分自身の価値観と他者の価値観をどう折り合わせるか”という構造的な問いを提示し、それを読者に静かに考えさせる点にある。 
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映画化されたレゼ編の前半部分まで収録されています。 やはり動きや感情表現があるアニメの方が、見ていて面白いですね…私はレゼの気持ちが変化していくところをうまく捉えた作品だと思います。
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マキマさんとデンジの映画のくだり。 やっぱしこの作品でも、 映画をちょろっとからませてくるのね。 藤本たつきさん。 ここでレゼが出てくるのかー。 今あってる映画が『レゼ篇』ですよね。 映画だけの特別な話かと思ってた。 台風の悪魔に「レゼ様」なんて呼ばれてる。 いったい何者なんだ...
マキマさんとデンジの映画のくだり。 やっぱしこの作品でも、 映画をちょろっとからませてくるのね。 藤本たつきさん。 ここでレゼが出てくるのかー。 今あってる映画が『レゼ篇』ですよね。 映画だけの特別な話かと思ってた。 台風の悪魔に「レゼ様」なんて呼ばれてる。 いったい何者なんだろう。 そして、なぜ悪魔たちは、 チェンソーの心臓を欲しがるのだろう。 チェンソーって何者? ポチタって何者???
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今回も面白かったです。 チェンソーマンとサムライソードとの対決。 迫力があり、電車での対決は良かったです。 ラストのデンジと早川とのサムライソードをリンチする姫野先輩にレクイエムを届けるシーンは、ハンターハンターの幻影旅団が街を破壊してクロロが指揮をする所と同じだなーと思いました...
今回も面白かったです。 チェンソーマンとサムライソードとの対決。 迫力があり、電車での対決は良かったです。 ラストのデンジと早川とのサムライソードをリンチする姫野先輩にレクイエムを届けるシーンは、ハンターハンターの幻影旅団が街を破壊してクロロが指揮をする所と同じだなーと思いました。 すごい印象的なシーンですね。 デンジのセリフで、 キレイって思えんのも心があるからなんだな、 俺は俺の事を好きな人が好きだが、 好きなセリフです。 実際に言ってみたいですね。
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やっぱ辞めるならボーナス貰ってからですよねー(笑)コベニちゃん、お金大事にしてるからな。あとさ、鎮魂歌がそれってどうなの?でも姫野ぱいせんなら笑ってくれるかな。ポチタが開けてはダメだというドアはOPにも出てくるし、なんか忘れちゃってんだよね。パワーちゃんは奈良の鹿みたいに角切りが待ってるんだろうか?サメの魔人は花江くんだよね。ハイテンションな炭治郎で読んでしまったわ(笑)そして、マキマさんとのデートからレゼとの出会いへ。
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アキくんがもらったタバコのシーンも、マキマさんとひたすら映画見るのも、レゼとの出会いも全部好きだなあ。 特にタバコ。easy revenge! アキくんがソードマンの金玉蹴りあげるシーンは最高だね。 それから映画。10本に1本くらいしかいい映画にたどり着けないんだって。いい映画だけを見続けるんじゃなくて、どんな映画も見る。砂の中の宝石を探す。いいシーンだなあ。 レゼとの出会いは、ひたすらチョロいデンジがかわいらしいです。 俺のことを好きな人が好き 素直でよろしい。
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39話、マキマさんとデンジの映画デートのエピソードがとても良かった…。 同じ映画の同じシーンで泣けるならふたりは仲良くやっていけるはずなんだ…。でも不穏すぎるマキマさんなのでこの後が怖い。 この作品基本的に展開は過酷で地獄だけど、ハッとするような美しいシーンがあるんだよな…。 ※公安編ラストまで読み終わって2周目での追記 レゼ編の結末知って読むと、レゼのロシア語の歌のシーンがとても切ない…。 歌詞の背景が真っ暗な校舎の体育館や図書室なんだよね。学校生活を知らないレゼとデンジの、ささやかな学校の思い出。
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喫茶店で働く美少女。 夜の校舎、窓ガラ~ス、プールで泳いだ。 16の夜。 夏祭りと綺麗な花火。 ボーイミーツガールの王道を踏みつつのミステリー。 糞大好き。
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ゴーストのシーンは、奇跡だけど、全てをかけたんだから、ちょっと位いいよね…よかった。アキの気持ちがタバコで表現されてるのいいな。覚悟も決まって元気になってよかった。アキと姫野って、2、3年間だけど、結構濃い付き合いだったんだな… デンジの好みって、かわいくて何考えてるかわかんなく...
ゴーストのシーンは、奇跡だけど、全てをかけたんだから、ちょっと位いいよね…よかった。アキの気持ちがタバコで表現されてるのいいな。覚悟も決まって元気になってよかった。アキと姫野って、2、3年間だけど、結構濃い付き合いだったんだな… デンジの好みって、かわいくて何考えてるかわかんなくて、構ってくれる女なのかな。そして、やっぱり普通じゃなかった…。映画の話は、デンジの心のことだけじゃなくて、作者の映画観もあるのかな。
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デンジの気持ちの移ろい。 なんかマキマが無敵すぎて、虜にする能力とか持ってるのかな?とすら思えてくる。 それはデンジがチョロいだけなのかどうなのか。
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