阿倍仲麻呂 の商品レビュー
留学生として唐に渡り官人として皇帝に仕え、ついに帰国を果たせず客死した生涯をたどり、奈良時代の日唐関係史における位置付けを示す内容。日本における評価や伝承からうかがえる、唐文化受容の在り方や、対唐意識の変化の指摘も興味深かった。
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遣唐使に興味があるため読んだ。 あまの原ふりさけみれば、の歌のイメージが強いが、この歌は本人作ではないらしい。伝承の経緯や、『吉備大臣入唐絵巻』で仲麻呂は鬼になっているなど伝奇世界での描かれ方にも触れ、丁寧にその人生を追っていてわかりやすかった。他の遣唐使や当時の様子なども解説さ...
遣唐使に興味があるため読んだ。 あまの原ふりさけみれば、の歌のイメージが強いが、この歌は本人作ではないらしい。伝承の経緯や、『吉備大臣入唐絵巻』で仲麻呂は鬼になっているなど伝奇世界での描かれ方にも触れ、丁寧にその人生を追っていてわかりやすかった。他の遣唐使や当時の様子なども解説されていて、一覧表や図も多くて重宝する。
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真備興味からの遣唐使への興味が再燃したので阿倍仲麻呂も購入。 科挙に合格したとか天の原の歌とか、イメージ優先の人物だったけどちゃんと追うと結構印象が変わる人物だなと。ひたすらに上げるだけでなく冷静な人物像が見られました。仲麻呂以外の各時代の遣唐使についても多く触れられていて面白か...
真備興味からの遣唐使への興味が再燃したので阿倍仲麻呂も購入。 科挙に合格したとか天の原の歌とか、イメージ優先の人物だったけどちゃんと追うと結構印象が変わる人物だなと。ひたすらに上げるだけでなく冷静な人物像が見られました。仲麻呂以外の各時代の遣唐使についても多く触れられていて面白かったです。 仲麻呂も唐での記録もあったりするけど決して記録が多いほうではないのですよね。なので急に年代が飛ぶ感じはあります。思ったより真備が多かったな(そして清河はあんまり…) 終盤、仲麻呂が帰国していたらどうであったかという推察はなかなか興味深かったです。 真備みたいに実学を極めたような人物ではなかったようだし、唐でも玄宗の側近ではあったけど清官で、政治の中枢に関わるような役職ではなかったようで、タイミングによっては帰国したとしてもそのまま埋没してた可能性はあるかもなあと確かに思いました。
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