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殺しの許可書 の商品レビュー

3.5

15件のお客様レビュー

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2024/01/30

宮澤が、離婚したことを認めない伝説のアンタッチャブルに翻弄され続けっぱなしで終わる物語。 馳星周だからかな、結末はなんだかよくわからない形で終わってるので、そりゃないよって気持ちなんだけど、それはそれで、話としては面白くてあっという間に読み終わってしまった…

Posted byブクログ

2023/06/22

1作目のインパクトが強かったので違和感が無く読めました。 このままシリーズは続くのかな。 意外性のネタも無くなった気がするけど。 次が読んでみたいですね。

Posted byブクログ

2022/11/11

おもしろい 不正な官邸にひと泡吹かせてくれて気持ちいい 安倍総理と菅官房長官の時期に書かれた 官邸がらみの内密な殺しの事件簿だ 森友・加計問題を想像させる国会での追及で周辺のキーマンが何人か死んでいる 死因は様々だ それまでも官邸に都合の悪い者は、総理と官房長官の時期にはすでに...

おもしろい 不正な官邸にひと泡吹かせてくれて気持ちいい 安倍総理と菅官房長官の時期に書かれた 官邸がらみの内密な殺しの事件簿だ 森友・加計問題を想像させる国会での追及で周辺のキーマンが何人か死んでいる 死因は様々だ それまでも官邸に都合の悪い者は、総理と官房長官の時期にはすでに何人もいなくなっている 公安で アンタッチャブル ( 誰にも指図されない特別な存在 )を自称する男の部下に捜査一課から転属になった男が目にするのは、驚くことばかり とにかくこの公安の上司のキャラクターがおもしろい 公安の凄腕で、その父は元外交官のキャリア官僚、田園調布の豪邸に住む、体はデカいのに父をパパと呼び警視総監は父の後輩だから ちゃん付けで呼ぶ、そして伝説の元ハッカー、極秘捜査にITスキルを内緒で使い盗聴でもスマホ端末でも外部・内部データのハッキングも違法行為も極秘でなんでも自由に進める 父親の権威と人脈もどんどん利用しちゃう 総理の指示で、新設学園問題に関与した官僚の口封じのため殺害が計画されるが、これを阻止してついでに官邸の体制そのものを打ち壊そうと上司と部下の2人が動く 情報戦もある おもしろいところだ そして上司は総理の指示で動いた実行部隊を逆手に取って、指示した総理の息の根を狙うかのように動く 部下はさすがに総理暗殺は止めようと対抗するが、上司の段取りには歯が立たない しかも息を引き取るのは、幼稚な総理ではなく官邸を支えている官房長官だった 証拠などは残さない 現実には総理が病気を理由に退陣し官房長官が後を引き継いだ そして元総理の殺害は2022年になってやっと実行された 出てきた膿は、一部の宗教との癒着の問題だけだ 現実の話しはもの足りない 展開が傍目にもイライラするほど遅い そしてうやむやになる 桜を観る会やら、森加計、その周囲で自殺されたり消されたりした人がいる中で、政府の不正を誰も正してくれていない この小説では、警察組織の体制も含め、安定政権の中で行われる邪魔者の排除、殺害などの不正は、この時期に官房長官を消しておけば、少なくとも警察組織と内閣府調査室の軌道修正はできたことになる まさに安倍晋三 元総理の殺害が2019年には、こうして小説のネタになっていたこと自体 とてもおもしろい まぁ 笑える文体で色々な楽しみを散りばめてくれている この部下が結婚したい相手の父親は交通事故で植物人間になりながらも奇跡的に回復したが、人間が変わってしまったように、エロ爺いになってしまったと言うのもまた笑える部分だ この ジジイのする事、言う事がやたらエロいうえに、娘も 身体が求めてるのと常にストレートに迫ってくる このエロ話しのやりとりも、やたらおもしろい なんとこの爺い 日本人でありながら極秘の元CIA工作員だったから、公安や警察、官邸を相手に活躍できちゃう 幾重にも笑える設定で創作されていておもしろいし、官邸の不正を突いていて溜飲がさがる楽しさがある 国民を無視した政権の不正を、もっともっと いじってやって欲しい と思える小説でした

Posted byブクログ

2021/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先月初めに読み終わり、その段階で 続編を購入してあった馳星周の単行本。レビューまで間 が空いたのは、買った事実を忘れていたから、とは口が 裂けても言えない感じ。 捜一から公安に飛ばされた宮澤は、どういうワケだかア タマのオカシイ上司・公安アンタッチャブルの椿に気に 入られ、椿の助手としては最長の勤務記録を今も更新中。 おかげで捜一への復帰など考えられない状態なのだけど。 そんな折、現政権の起こした不祥事に関係した、と思わ れる関係者が次々に死亡。椿は官邸の関与を指摘、宮澤 も渋々その捜査に付き合うのだが・・・という内容。 公安モノなのに妙に笑える、というのは前作と同じ。違 うのは、今回絶対的なヒールとして登場する官邸チーム のモデルが、間違いなく安倍政権であるということ。 そういえば森友・加計問題で自殺した官僚が居たが、も しかしたらその辺りにインスパイアされて書いた作品な のかも。 しかし、前作と比較してストーリー展開にかなり無理が ある気が。もちろん一応の辻褄は最終的に合うことには なるのだが、あまりの荒唐無稽さにさすがに少し呆れた ほど(^^;)。 まぁ、つまらないワケでは無いのだけど、起こっている 事件がそこそこシビアなのに、肝心なところをウヤムヤ にしている感は否めず。続編を読みたくなる作品である ことに変わりは無いので、次回はもう少しだけしっかり した物語になると嬉しい!

Posted byブクログ

2020/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

椿は過去バリバリのキャリア警視として活躍していたが、今は周りから煙たがれ公安の特別捜査係として窓際部署に追いやられた身、その部署に警視庁捜査一課から誤認追跡中の事故問題で宮澤が左遷され配属される。この事故で恋人の千紗の父親の浩介が植物人間となって負目を感じながら千紗と付き合う。 椿家は、代々東大出のエリートで日本中枢に人脈を持つ大金持ち、親父の源一郎、執事の渡会は妻と別れたトラウマで精神を病んだ椿警視に虐められ苦労する。そんな関係の中で田部総理の暗殺情報を掴む自称アンタッチャブル椿とその部下宮澤がその阻止に動く。その過程で椿が伝説のハッカー:ドラえもんとして名を馳せた過去を持ち、千紗の親父浩介が元CIA教育を受けた超一流のスパイ:覗き屋トムである事が判明しながら、IT技術を使い其々の思惑が絡みながら捜査が進む。一本ネジが外れた椿と千紗とのHに好じながら捜査一課への復職を願う宮澤コンビの動向が面白く一気読みする。最後は、首相で無く芳賀官房長官の暗殺で終えて警察内部人事にも大きく影響して惚ける椿は思惑通り警視正と出世を果たす。 奥田英朗の伊良部(医者)と重なる主人公の公安元キャリアの椿警視と平凡な宮澤コンビが織りなすおとぼけ小説で最後は、もしかして??と。。でもその想像を超えた結末でおとぼけが確信的な椿の人格に驚いた。馳さんの小説は大好きだがこんなコメディタッチの内容は初めてで次回作が楽しみだ。。

Posted byブクログ

2020/07/23

正直、前作はすっかり忘れてたけど(タイトル言われても全然思い出せなかった;)、濃過ぎるキャラのおかげで思い出した (^_^;) テンポの良さはさすがだなあ。

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2020/06/30

451冊目の方がキレが良かった感じがするけど。ドタバタも面白いけどもチョット落ちというかストーリーがあればなあ笑

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2020/05/21

警視庁公安部が舞台のブラックストーリー。 内容は勿論面白い!が物語にでてくる総理や、そ の周辺の政治家や官僚の情けなさ、無能さがまさにコロナ問題の現在日本そのままで本編以外でも楽しめる。出版日は2019年11月だから今読むとまるで未来予想の様に政権の腐敗を予見した本だ。

Posted byブクログ

2020/05/06

いきなり2から読んでしまった。 アンタッチャブルを読まないと人間関係がよくわからない。 馳星周の追い掛けられ得るスリルを期待していたらそれはなかった。

Posted byブクログ

2020/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

総理の都合の悪いことがおきると関係者が変死。 内閣調査室の特別部門の仕業?捜査一課から公安に異動させられた男が内偵。上司はキャリアの変人。 実行犯は元自衛官。アジトを発見するが動かない。 現場をおさえようとするが直前に実行犯は命令を無視。 トカゲの尻尾にはならない。 総理をターゲットだったが、犯人は官房長官に変更。 結果的にキャリアの上司は総理殺しを犯行前に阻止に成功。

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