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一冊でわかるドイツ史 の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2024/03/23

七選帝侯。皇帝選び。強い候補者を選ぶと、自分たちの権利を制限されるため、穏健な弱い候補者を選ぶ。毎回、弱い皇帝になる。 フン族の侵入を防ぐため東の辺境(オストマルク)を置く。後のオーストリア。 ハプスブルク家のルドルフ1が皇帝になり大空位が終った(1273)。ハプスブルク家が...

七選帝侯。皇帝選び。強い候補者を選ぶと、自分たちの権利を制限されるため、穏健な弱い候補者を選ぶ。毎回、弱い皇帝になる。 フン族の侵入を防ぐため東の辺境(オストマルク)を置く。後のオーストリア。 ハプスブルク家のルドルフ1が皇帝になり大空位が終った(1273)。ハプスブルク家が皇帝位を独占するようになるのは15世紀から。 国の序列。王国>大公国>公国。 シュレスヴィヒ・ホルシュタイン。ドイツ人85万人、デンマーク人15万人。ビスマルク(プロイセン)はオーストリアと協力してデンマークから同地域を奪い、プロイセンとオーストリアの共同管理とする。 バイエルン(州都ミュンヘン)。オーストリアと国境を接する。当初は親オーストリア、反プロイセンだった。 オスカー・シンドラー。ドイツの実業家。ナチス党員にもかかわらず、自分の工場で働くユダヤ人を救う。

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2023/12/17

平易な文章でわかりやすい。ゲルマン人の大移動、神聖ローマ帝国の時代から、ナチスドイツ、東西統一まで。ドイツがどれだけ波瀾万丈の歴史を経てきたのか、そしてその都度立ち上がってきたのか、その一端を知ることができた。ゲルマン人が何たるか、それはこの国の歴史が証明している。この一文にドイ...

平易な文章でわかりやすい。ゲルマン人の大移動、神聖ローマ帝国の時代から、ナチスドイツ、東西統一まで。ドイツがどれだけ波瀾万丈の歴史を経てきたのか、そしてその都度立ち上がってきたのか、その一端を知ることができた。ゲルマン人が何たるか、それはこの国の歴史が証明している。この一文にドイツという国の全てが詰まっているように感じる。

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2023/10/21

ドイツ&オーストリア旅行のお供に持っていき、飛行機の中で読了。周辺知識を仕入れておくと、現地の宮殿や博物館もより楽しめる。 だいたい5〜6時間で読み終えた。あまり細かいことは書いてないので読みやすい。気になったところは、ウィキペディアとかで知識を補完するともっと楽しい。

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2023/08/08

ドイツの歴史を早送り学習。 これは面白いシリーズを見つけた。一冊でざっくりその国の歴史を総まとめされているのでお手軽に世界史を復習できる。 ということでにわかドイツかぶれの僕はまずはドイツ史から。 うっすらと記憶の底に沈殿していたフランク王国とか神聖ローマ帝国とかプロイセンとか...

ドイツの歴史を早送り学習。 これは面白いシリーズを見つけた。一冊でざっくりその国の歴史を総まとめされているのでお手軽に世界史を復習できる。 ということでにわかドイツかぶれの僕はまずはドイツ史から。 うっすらと記憶の底に沈殿していたフランク王国とか神聖ローマ帝国とかプロイセンとかが理解できたり、実は知らないいつが第1帝国と第2帝国なのかとか、あいまいな部分を学習できたのがよかった。ただしやっぱりすっ飛ばしてまとめているので、出来事の背景などについては個別に調べる必要がある(けっこう重要なことなのだけどスルーされてることもあって)。 あとは、文章の問題なのだろうけど前後関係がわかりにくくてなんども読み返したり、重要な単語で誤植が頻発しているので混乱したりするので意外に読了まで手間がかった。 ヨーロッパ史はローマ・イタリア史を中心につながってるので全部さらえてお楽しみください。

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2022/02/15

歴史や地理など、社会に対して全くと言って良いほど無知な私だが、ある映画を観てドイツの歴史に興味を持ち本書を手に取った。 1900年以降の部分しか読んでいないがかなり面白く、理解もしやすく書かれており、とても勉強になった。 WWI、WWIIに至った経緯、EU(EC)発足までの経緯、...

歴史や地理など、社会に対して全くと言って良いほど無知な私だが、ある映画を観てドイツの歴史に興味を持ち本書を手に取った。 1900年以降の部分しか読んでいないがかなり面白く、理解もしやすく書かれており、とても勉強になった。 WWI、WWIIに至った経緯、EU(EC)発足までの経緯、など、大人になると知っていて当然のような知識すら欠落している私にとって、本当に勉強になった。 ヴィルヘルム2世に興味を持ち、ネットで調べてみると、ロシアにはもっとポンコツなトップがいたようなので、近いうちに本シリーズのロシア史も読んでみたい。

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2022/02/10

両国の外交関係樹立ととらえられている日本と当時のプロイセンの 「修好通商条約」締結が、1861年1月24 日に実施されました。 そして2021年、ドイツと日本の両国の友好関係が160周年となりました。 この機会にぜひドイツの歴史を学んでみたらいかがでしょうか? 薬学科 Kさん

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2021/10/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

ドイツ史の入門書。世界史の教科書からドイツ史の重要な部分を抜き出したような本。噛み砕いた平易な文書で書かれているので、初学者や中高生にも読みやすいと思われる。イラストが所々で使われており、堅苦しさを感じさせないようになっている。 ドイツ史に興味を持っている方やドイツの歴史を整理したい人におすすめの一冊である。

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2021/07/04

図書館で。 2、3時間で読めるシリーズ。ドイツ版。 っと言っても、フランク王国、オーストリア・プロイセン、ドイツ連邦、近代ドイツ帝国、ワイマール共和国くらいまでは固有名詞ばかりであんまり頭に入ってこなかった。 基礎が足りなすぎるのか? 他の国のものも読んで理解を深めよう^_^

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2021/06/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ざっくり以下の事が書かれていて、参考になりました。 フランク王国 ドイツ王国 神聖ローマ帝国成立 ナポレオン 神聖ローマ帝国滅亡 ドイツ連邦成立 ビスマルク 近代ドイツ帝国成立 ヴィルヘルム2世 WW1 帝国崩壊 ドイツ国成立 ヒトラー WW2 ベルリンの壁 東西ドイツ統合 メルケル

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2021/06/13

 元予備校の先生が書いた、フランク王国が出来るところからメルケル首相が2013年に社会民主党と連立を組むまでのドイツの歴史。「『ドイツとは何だ』と初めて思った人に向けて、その歴史をわかりやすく紹介」(p.3)したもの。  本の装丁の感じや、イラストのタッチが柔らかく、入門者向けの...

 元予備校の先生が書いた、フランク王国が出来るところからメルケル首相が2013年に社会民主党と連立を組むまでのドイツの歴史。「『ドイツとは何だ』と初めて思った人に向けて、その歴史をわかりやすく紹介」(p.3)したもの。  本の装丁の感じや、イラストのタッチが柔らかく、入門者向けの歴史の本、という感じだが、本当に「ドイツとは何だ」と「初めて」思った程度の人がこの本を読んだら、思ったほどよく分からないんじゃないだろうか、とかやっぱりおれ世界史苦手だわ、と思ってしまう本だった。もうこれ以上は分かりやすくならないのだろうけど、なんか教科書を読んでるみたいに頭に入って来なくて、割と苦労する。世界史の勉強ってこんなものなのかな、と思った本。イラストはおれ好みだった。激しい歴史の場面なのに人物の目が点だったり、かわいいとまではいかないけど、ソフトなタッチ。p.51の「ボヘミア人の一派が、プラハ城にいたハプスブルク家の役人を窓から落とす事件」(pp.50-1)のイラストがあり、この窓のこの場所におれは行ったことがあるらしいが(と、一緒に行った人が後でこの本を読んで言ってた)、まったくおれはそれを覚えていないくらい、歴史が頭に入らないらしい。そんなおれでも、とりあえずドイツ史で重要な人物として、ビスマルクを解任したヴィルヘルム2世、という人物は印象的だった。領土拡大を目指したけど、イギリスに譲歩した?というあたり、よく分からないけど、とりあえず「20世紀のドイツが進む道を決めたのは、ヴィルヘルム2世」(p.114)というくらい重要な人物らしい。ビスマルクとヴィルヘルム2世、ということで、名前くらいは頭に入れたい。最後はオランダに亡命したらしい(p.132)。第一次世界大戦時の徳島県の「坂東俘虜収容所」の話は、なんとなく聞いたことがあったが、「今もドイツと徳島県の交流は続いています」(p.125)というくらいのものらしい。徳島に一度行ったことあるけど、ドイツを感じるようなスポットには行ったことがなかった。  第二次世界大戦時のナチスの本はいくつか読んだことがあるが、この本では本当にあっさりと書かれている。もしかするとあっさり過ぎることが頭に入ってこないし、教科書的な感じになってしまう原因なのか?とも思った。もちろん「1冊でわかる」という趣旨に沿うにはそうならざるを得ないということも分かるけど。  最後に旧東ドイツの話をあんまり知らなかったけど、「ソ連の属国のような東ドイツの政治体制を支えたのが、秘密警察組織のシュタージ」(pp.194-5)ということで、第二次大戦後にヨーロッパの中に、そこまでの体制があったのか、と思った。  あとは今のドイツについて知らなかったことと言えば、「かつては徴兵制を採用していましたが、2011年に中止」(pp.140-1)とか(そんな最近まで徴兵制だったの)、「アンゲラ・メルケルは、もとは旧東ドイツの物理学者」(p.211)(旧東ドイツの人なの?しかも物理学者!やっぱり理系の人は文系をカバーできるんだ)とか、断片的な情報として面白いと思ったところはあった。  もう少し別のドイツ史の本を読めば、この本で書かれている全体像が頭に入ってくるようになるのかもしれない。(21/06/13)

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