ハーン ―草と鉄と羊―(Volume.10) の商品レビュー

瀬下猛(著者)

2019/12/02

『ハーン　-草と鉄と羊-』(10)
読んだ。
表紙が夫婦ってのが和み要素。

神回収録の10巻。
84話「盟友(アンダ)」。
出逢ってから時も経つが、アンダであり続けた2人。お互いを高め合う存在。
あの時、義経がジャムカの配下になることを選んでいたら、モンゴルはどうなっていたのか。

83話の「ジャムカの孤独」も良い。
酩酊の中で父を思い出し、家を守るための生き方、モンゴル人とは強くあるべきというジャムカの考え、そして出会ったテムジンという男。ジャムカ好きにならざるをえないでしょ。

82話からは、色んな人のタフさがうかがえる。とくにイルハン。死ぬ目にあったのにワクワクしながら「学ぶことは多い」と言う精神力。良いキャラだわホント。

あと新キャラの「ザハ」が良いよね。ウザくて。笑

カバーめくるといつも見開きがチョイスされてたけど、10巻はそのシーンですか。感動。

2019/11/25

来たるべき決戦の前振り巻。敵味方を問わず義経を巡る人々がカッコ良すぎる。特にジャムカの切なさにはグッとくる。