アンチ整理術 の商品レビュー
読んだからと言っておそらく私の思考も行動も変わらない。変わらないのだけれど、最後まで読んでしまう言葉たち。
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「散らかっても、作業が進めば、それが正解だろう」 1人で仕事をするなら、物が散在していた方が色々な物にアクセスしやすく効率的…ちびまる子ちゃんも似た様な事を言っていた気がする。 共感しつつ、散らかし魔な自分の肩を押されると少し複雑でもある。
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森博嗣らしい本でね。 モノの整理にとどまらず、人生や人間関係の整理に言及している点、人のための整理と自分ための整理は違う点など、うなづける部分が多々ありました。 整理は、生産性や効率性のためのものであって、整理そのものは目的ではない。 目的と手段の整理、という意味でも参...
森博嗣らしい本でね。 モノの整理にとどまらず、人生や人間関係の整理に言及している点、人のための整理と自分ための整理は違う点など、うなづける部分が多々ありました。 整理は、生産性や効率性のためのものであって、整理そのものは目的ではない。 目的と手段の整理、という意味でも参考になりました。
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[出典] 2019年の<びっくら本>28冊 #mybooks2019 R-style https://rashita.net/blog/?p=29816 [備考] 「絶対に整理しなければならない」というスタンスでもないし、「整理なんて全然まったく必要ではない」というスタンスでもありません。森先生らしく天邪鬼で、しかし本質的な整理についての議論が展開されていきます。
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断捨離が好きではない私。 タイトルに共感して手に取ったところ、 モノの整理よりも、頭や知識の整理整頓の話でした。 読み進めると、人間関係の整理整頓、自分自身の整理整頓など、 ますます思ってもいなかった内容になっていきました。 期待した内容と違って意外な展開でしたが、 それなりに興味深く読めました。 頭を使うこと、 本質を見極めること、 一見関係ないものを肌広く吸収する 肝は、最後の「自分の人生は自分が評価する」という点です。 多くの人が 「整理された状態を人にどう思われるか」 を気にしているのではないか との指摘は的を射ていると思います。
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はじめに著者自身も言っているが森博嗣は天邪鬼である。 だから整理術じゃなくてアンチ整理術なのである。 そんな森博嗣の考え方が結構好きなのでついつい読んでしまいます。 森博嗣の考える整理術の答えは本のまえがきに書かれている。 そういう意味では整理術の答えはまえがきだけで終了。 ...
はじめに著者自身も言っているが森博嗣は天邪鬼である。 だから整理術じゃなくてアンチ整理術なのである。 そんな森博嗣の考え方が結構好きなのでついつい読んでしまいます。 森博嗣の考える整理術の答えは本のまえがきに書かれている。 そういう意味では整理術の答えはまえがきだけで終了。 でも、そこからさきが面白い。 個人的には「雲のような記憶と理解」については目からウロコというかこれだ!という気づきがありました。
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目に見える整理整頓の重視は,結局生の表層性の体現ではないか.重要なのはもっと目に見えない部分ではないか,そのあたり自分の頭を使って自分に問いかけていますか?という確認.そもそも,何を重視しようと構わないが,その価値観を人に押しつけようとする環境が不自由.子供時代の不自由さが成長過...
目に見える整理整頓の重視は,結局生の表層性の体現ではないか.重要なのはもっと目に見えない部分ではないか,そのあたり自分の頭を使って自分に問いかけていますか?という確認.そもそも,何を重視しようと構わないが,その価値観を人に押しつけようとする環境が不自由.子供時代の不自由さが成長過程での将来目標としての自由の享受につながればよいが,人という種自体を萎縮させていないだろうか.
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術じゃなくて、整理に関する森さんの考えを知ることができる本。物理的な整理じゃなくて頭の中で整理できてなきゃだめね。
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終始抽象的なことが述べられていて、森さんらしいとは思ったが、具体的な内容を期待して手に取った人はがっかりするかも。 本質をつこうとするとどうしても抽象的になるから仕方ないですね。 整理整頓した状態は生命を感じさせるから整理整頓は気持ちが良くなると言う考えは面白かったです。
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アンチというタイトルで出版されましたが、 森先生のお考えは整理についてはアンチではないようでした。 整理術という方法論というか手法についてアンチなようでした。 拝見しながらいろいろと考えることができて、とても楽しくすごせました。素敵な本です。 あと、編集者の方との対談(会話)も面...
アンチというタイトルで出版されましたが、 森先生のお考えは整理についてはアンチではないようでした。 整理術という方法論というか手法についてアンチなようでした。 拝見しながらいろいろと考えることができて、とても楽しくすごせました。素敵な本です。 あと、編集者の方との対談(会話)も面白かったです。 こんなキャッチーなタイトルを付ける編集者が、キャッチコピー苦手だったとは!? これで克服できたのでしょう、ね(^^)。
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