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の商品レビュー

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96件のお客様レビュー

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2024/05/05

私も幼い頃、このような想像をしたことがある…ような気がする。小学校にあがる以前の、空想する時間がたっぷりあった時代の、私の頭の中の、夢のような、しゃぼん玉のような欠片のいくつかを、掬いとられたような感覚がありました。 この絵本を読んでから眠りにつきたい…

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2024/04/29

表紙の可愛い女の子。中の絵も綺麗ですね。 ので全てが繋がってるのですね。 一人一人の人生が主人公であって、私自身も「の」の一部に過ぎないのだなと感じます。

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2024/04/14

まず、横顔の絵を見て一目惚れ 始め立読みで一読したけど、 やっぱり家でゆっくり眺めたいと 思わせる絵の力があった。

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2024/04/11

もし、世界から「の」がなくなるとどうなるのでしょうか。いやどうなるでしょうか。 まぐろ刺し身 アジたたき シェフ気まぐれサラダ ―世界は味気なくなります。 王様耳はロバ耳 川流れように 夢ような生活 ―世界は理解しにくくなります。 アニメ界はもっと大変です。 『風谷ナウシカ...

もし、世界から「の」がなくなるとどうなるのでしょうか。いやどうなるでしょうか。 まぐろ刺し身 アジたたき シェフ気まぐれサラダ ―世界は味気なくなります。 王様耳はロバ耳 川流れように 夢ような生活 ―世界は理解しにくくなります。 アニメ界はもっと大変です。 『風谷ナウシカ』 『となりトトロ』 『君名は』 …世界が成り立ちません。 我々のしらないうちに『の』は世界をつないでくれていたのです。 でも…ときには「の」がありすぎて困ることもあるのです。 読み終えて一番最初に浮かんだ「の」は『吾輩は猫である』に出てくる三毛子さんのセリフでした。 「天璋院てんしょういん様の 御祐筆ごゆうひつの 妹の御嫁に行った先さきの 御おっかさんの 甥おいの娘…」 さすが漱石先生、「の」の重要性を先取りしています。 * 本書はそんな「の」と旅に出られる素敵な物語でした。

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2024/04/02

の で、どんどんお話がつながっていきます わたしの お気に入りのコートの ポケットの中のお城の … 細かく描き込まれた絵も隅々まで眺めていられます 読み終わった後、表紙の絵をじっくり探してしまう1冊 読み聞かせ時間は3分半位です

Posted byブクログ

2024/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

junaidaさん3冊目にしてある意味1番読みたかった本書にたどり着きました♪ その名は...「の」 このセンス、最高です(((o(*゚▽゚*)o))) 無限ループの始まりです♪ みなさんご一緒に「の」を繋いでいきましょう☆。.:*・゜ 「の」は、いつもことばとことばのすきまにこっそりいます。けれど、この「の」が持っている魔法の力で、ことばとことばが思いがけない出会いをしたとき、そこには見たこともない景色があらわれ、聞いたこともない物語がはじまります。この絵本を開いてみてください。「わたしの お気に入りのコートの ポケットの中のお城の……」。不思議な「の」に導かれ、時間も空間もこえた、終わらない旅に出かけてみませんか。 著者について 1978年生まれ。画家。2010年、京都・荒神口にHedgehog Books and Galleryを立ち上げる。『HOME』(サンリード)で、ボローニャ国際絵本原画展2015入選。三越クリスマス催事、ほぼ日手帳2017への作品提供や、西武グループによるSEIBU PRINCE CLUBのメインビジュアルを担当。近著に、『THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS』『LAPIS・MOTION IN THE SILENCE』(ともにHedgehog Books)、宮澤賢治の世界を描いた『IHATOVO』シリーズ(サンリード)、『Michi』(福音館書店)、装画・挿絵の仕事に『せなか町から、ずっと』(斉藤倫 作/福音館書店)などがある。

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2024/01/04

「の」の入れ子構造というか マジカルバナナみたいに連鎖していく構成 1枚1枚の絵に情報がみっちり描き込まれていて ひとつひとつで想像が膨らむ 小人のとんがり帽子の先の山の森の中の動物たちの図書館行ってみたいなぁ

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2023/11/14

子どもにと買ったけど、読みたかったのは私な気がする。「の」で話がどんどん広がっていって、子どもは「えっこんなとこ行くの?!」「まだ続くのー?」と笑いながら読んでました。子ども2人は「おもしろかったー」、私も「面白かった」!

Posted byブクログ

2023/10/29

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[[[[━━━━━━━━━━━━]]]] [[[[ の      ]]]] [[[[━━━━━━━━━━━━]]]] やばい、、、 この作品の中にハリネズミが「どうぶつ大百科」を読んでるのをみて、junaidaさんが日本人であることを認識。「の」というタイトルも、勝手に日本向けにアレンジされたものだと思ってました。思い込みって恐ろしい。 2023年は佐倉でjunaida展をやっていたということで、近くに住んでいるので、知っていたら行ったのに…残念。 この作品は、みなさんが好きということで、とても楽しみにしていましたが、そうですね、とてもステキに感じました。いろんな色のページや、シンメントリー的な表現は好きです。 時間を取れない中での読書として、とても時間となりました(^^)

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2023/09/18

「いちばん上のながめのよい部屋の」など「の」の繰り返しにリズムがある。柿本人麻呂の「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の」を連想した。「ポケットの中のお城の」というような不思議な世界もある。

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