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昭和天皇物語(5) の商品レビュー

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2021/04/12

原敬暗殺とその後の模様が描かれ、関東大震災へ。 殿下の思慮が今までよりも垣間見えるようになり、摂政として多岐にわたる決断が増えているのだなとかんじられた。 原敬の次の総理が高橋是清というのは初めて知った。

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2020/05/07

帰国した裕仁殿下を待っていたものは原敬の暗殺、摂政への就任、山縣有朋の死去、そして関東大震災。激動の大正時代の終わりが近づく。来日したエドワード親王は王冠を賭けた恋で有名なエドワード8世ですね。作中「人妻にばかり手を出してる」等そのプレイボーイ振りを匂わせるセリフがありますね。そ...

帰国した裕仁殿下を待っていたものは原敬の暗殺、摂政への就任、山縣有朋の死去、そして関東大震災。激動の大正時代の終わりが近づく。来日したエドワード親王は王冠を賭けた恋で有名なエドワード8世ですね。作中「人妻にばかり手を出してる」等そのプレイボーイ振りを匂わせるセリフがありますね。そんな王がすべてを擲ってウォリス・シンプソンと結婚するのと、裕仁殿下の良子との関係はある意味対比的でもある。未曾有の災害である関東大震災に対し裕仁親王はいかに対応するのか。

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2020/02/10

皇太子裕仁親王は思い出深い欧州歴訪の旅を終え帰国。時の首相原敬は殿下の成長ぶりに目を見張り、立憲主義の立場から殿下の将来に期待を寄せる。しかし、第一次大戦後の戦後不況で社会不安は増し、政治腐敗への批判から原は志半ばで凶刃に斃れてしまう。元老山県有朋の落胆ぶりは尋常ではなく、思えば...

皇太子裕仁親王は思い出深い欧州歴訪の旅を終え帰国。時の首相原敬は殿下の成長ぶりに目を見張り、立憲主義の立場から殿下の将来に期待を寄せる。しかし、第一次大戦後の戦後不況で社会不安は増し、政治腐敗への批判から原は志半ばで凶刃に斃れてしまう。元老山県有朋の落胆ぶりは尋常ではなく、思えば原暗殺でバランスを失った政局の混迷はこのまま日米開戦まで続くことになる。そして物語は一気に関東大震災へと向かうわけだが、興味深かったのは雍仁親王(秩父宮)の天皇親政論である。雍仁親王は後に青年将校との交流の中で天皇親政論に傾き、兄弟間の確執を生むことになるが、既にこの頃から親政論を唱えていたのだろうか。

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2020/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

首相原敬暗殺される!そして元老山県有朋死去…国葬だったのはこの漫画で知りました。明治、昭和天皇に挟まれあまりクローズアップされて来なかった大正天皇に焦点が当たっているのもいい。大正天皇、令和の御世にいらしたらもっと自分らしく生きて長生き出来たのかなとも思う。上皇陛下が退位されるに辺り会見で摂政を置くのに云々仰っていたのはこの巻に出てくる、御璽を渡すまいと大正天皇が嫌がるエピソード、それに近い事は祖母節子皇太后から幼少期お聞きしていたのかも知れないと思った。なんと二十番までもある!?世界漫遊の歌を天皇の一家は最後まで歌うのです、という裕仁親王の回想の中の元気な大正天皇の姿が哀しい。

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2019/11/30

どうも違和感を拭えないというか、これがどうやったら1945年につながっていくんでしょうか。 色んな意味で見物ではあります、今後の展開と締めくくり方が。

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