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現実逃避してたらボロボロになった話 の商品レビュー

3.5

17件のお客様レビュー

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2020/03/30

いつも自分と真っ向から向き合って闘ってるカビさん。 読んでると自分もハッとさせられたり。色々な思い、時には哲学のような考えに繊細さを感じながらも、強い人だなぁと…。私ならここまで自分と向き合えないもの。 エッセイもフィクションも、これからも楽しみにしています。

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2020/02/10

本屋でタイトルをみて気になっていた著者の新刊が出ていたので、ジャケ買いして読んでみた。 疎外感に苛まれ、ぎりぎりのところで自分を見つめ傷つけながら生きてる人。 それを表現する言葉も画力もあるのに、使い方がわかっていない印象を受ける。 アル中一歩手前で、先に体が悲鳴を上げた形で入院...

本屋でタイトルをみて気になっていた著者の新刊が出ていたので、ジャケ買いして読んでみた。 疎外感に苛まれ、ぎりぎりのところで自分を見つめ傷つけながら生きてる人。 それを表現する言葉も画力もあるのに、使い方がわかっていない印象を受ける。 アル中一歩手前で、先に体が悲鳴を上げた形で入院。 退院して、その体験を漫画にまとめるまでの軌跡を描く。 いたたまれない。酒飲みなので、この手の本は他人事と思えずつい手に取ってしまう。絵柄の可愛さと現実のやるせなさのミスマッチが、独特の雰囲気を生み出している。

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2020/02/06

過量飲酒で急性膵炎になった筆者の闘病とその後について書かれたエッセイ。 私も「自分が対峙している世界の解像度を下げたい」と思って酒を飲んでいたので共感することが多かった。 著者の作品を読むのは本書で3冊目だが、この人の絵はデフォルメされてるにもかかわらず人物の焦燥感や色気が表現...

過量飲酒で急性膵炎になった筆者の闘病とその後について書かれたエッセイ。 私も「自分が対峙している世界の解像度を下げたい」と思って酒を飲んでいたので共感することが多かった。 著者の作品を読むのは本書で3冊目だが、この人の絵はデフォルメされてるにもかかわらず人物の焦燥感や色気が表現されていてとても巧みだ。吾妻ひでおの「アル中病棟」などのノンフィクション漫画に通じる。特に本書だと薬剤師さんがとてもかわいい。 また、著者が飲酒にはまったきかけとして「自分は酒を飲む資格が無いと思っていたが、仕事がうまくいくようになって、自分が自分を認める、他者から大人として認められた証として酒を飲むようになった」という旨が書かれている。 自分は、仕事や家族のストレスを紛らわすために酒を飲んでいたが、その中にはたしかに「こんなにしんどい思いをしているのだから俺は酒を飲む資格がある」という思いがあった。少し視点は異なるが、自分に報酬を与える欲求があり、その報酬がアルコールになってしまうという構造は似ている。

Posted byブクログ

2019/12/07

エッセイというか膵炎レポート!って感覚、だけど面白いなあ。本屋でたまたま見かけて、新刊出てたんだー!って購入。これからも漫画読みたいので、ほどほどに健康でいてほしい。

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2019/12/03

2019年11月7日 少し見かけない時期があったから何かと思えば こんなことになっていたんですか、、、カビさん フィクションのネーム、酒、糖質制限、酒、自己否定、酒 依存して入院の病院生活 ノンフィクションを描きたい悩みと、体調ととでバッドな自己でぐるぐると それでもこの本が...

2019年11月7日 少し見かけない時期があったから何かと思えば こんなことになっていたんですか、、、カビさん フィクションのネーム、酒、糖質制限、酒、自己否定、酒 依存して入院の病院生活 ノンフィクションを描きたい悩みと、体調ととでバッドな自己でぐるぐると それでもこの本ができたし、お酒は程々にしていろんな作品を見てみたいです。 なまじ自分が可視化できるから辛いのだろうと思いつつ それでも私は、この人を応援したい。

Posted byブクログ

2019/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「人間って辛い時を乗り越えてようやく自分にとって大切な事が分かり始めるんだな」っていうのが伝わってくる一冊でした。 膵炎の痛みの表現がリアルにイメージできすぎて怖い…! ウニが体の中で跳ねてる感じってヤバすぎでしょ(;▽;)

Posted byブクログ

2019/11/08

著者も描いているように「やや近すぎる」体験なので原石に近い味わい 病気の体験記としては興味深いが、むしろその中で作者が見出したというテーマのほうを読んでみたい

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