彼方のゴールド の商品レビュー
新米女性記者がスポーツの世界で悪戦苦闘しながら成長する話ですね。 意外性はないけどオーソドックスで面白いと思いました。 もっと読みたいですね。
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大崎梢の「千石社」シリーズの4作目 「プリティが多すぎる」「クローバー・レイン」「スクープのたまご」に続き、今回はスポーツ雑誌「ゴールド」、おそらく「Number」だと思う 主人公の目黒明日香の幼少時代のスイミングスクールの出来事が作品全体を貫く通奏低音となっている タイトルの「...
大崎梢の「千石社」シリーズの4作目 「プリティが多すぎる」「クローバー・レイン」「スクープのたまご」に続き、今回はスポーツ雑誌「ゴールド」、おそらく「Number」だと思う 主人公の目黒明日香の幼少時代のスイミングスクールの出来事が作品全体を貫く通奏低音となっている タイトルの「彼方のゴールド」の「ゴールド」は雑誌名であると同時に、アスリート達が目指す高み金メダル、そしてこの作品の背景となっている東京オリンピックも指しているのだろう 雑誌連載が2017年から2019年ということで、まさか東京オリンピックがこのような開催形態になるとはもちろん予想できなかったことから「IF」の東京オリンピックとしても興味深かった。
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老舗出版社「千石社」の営業部から突然スポーツ誌『Gold』編集部へ異動になった目黒明日香。 さまざまなスポーツの取材を短編集のように描きながら、明日香が少しずつ成長していく姿が好印象。 選手だけでなく、その道を諦めながらもトレーナーやコーチとしてスポーツと関わって生きる人なども良...
老舗出版社「千石社」の営業部から突然スポーツ誌『Gold』編集部へ異動になった目黒明日香。 さまざまなスポーツの取材を短編集のように描きながら、明日香が少しずつ成長していく姿が好印象。 選手だけでなく、その道を諦めながらもトレーナーやコーチとしてスポーツと関わって生きる人なども良い。 本当は、それぞれの章をもっと掘り下げたその後を知りたかったりするのですが、これはこれで良い具合に爽やかにまとまって楽しめました。
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スポーツに全てをかける選手とその周りの人々、そしてそれを取り上げるスポーツ誌の編集者たち。お仕事小説でありスポーツ小説(?)であり。真っ直ぐ頑張っている人たちのお話なので、気持ちよく読める。 コロナがなければこんな風に盛り上がっていたはずなのになぁと、改めて残念な気持ちにもなって...
スポーツに全てをかける選手とその周りの人々、そしてそれを取り上げるスポーツ誌の編集者たち。お仕事小説でありスポーツ小説(?)であり。真っ直ぐ頑張っている人たちのお話なので、気持ちよく読める。 コロナがなければこんな風に盛り上がっていたはずなのになぁと、改めて残念な気持ちにもなってしまいました。
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新しい部署に配属された編集者の奮闘記。 そこに、自分の幼少の思い出も絡んでいて、 最後はグッときた。 スポーツの意義、魅力。 スポーツを知らずに編集者になった彼女の目を通して、私たちに語られる。 そうか、だから、スポーツは人を惹きつけるのか。
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千石社シリーズ第四弾 主人公は目黒明日香 登場人物には同期の信田日向子と桑原雅紀 主人公の一生懸命さや仕事に対する前向きな姿勢が可愛らしく眩しく羨ましくほっこりします
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馴染みのないことに関わるって腰が引けるわな。 でも、新しいことを知るチャンスと思いたい。 結局は、全然関わりがないことでもないってことになるのだけれど。あれもこれも突き詰めればどこかでつながっているのかもね。
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どんなことにも取り組む、前向き女子な主人公がかわいい。 まっすぐな気持ちが貫かれているお仕事小説は気持ちよく読み終われる。
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スポーツ雑誌記者の目を通して水泳、野球、陸上等の様々な選手たちを描いている。しかも、大崎さんらしく人に対する暖かさが全編を通して流れているから、一章毎にホロリとさせられる。「応援出来る人がいるって幸せだね」に対して、「○ちゃんや○ちゃん、そして、自分を応援するよ」お仕事小説と言わ...
スポーツ雑誌記者の目を通して水泳、野球、陸上等の様々な選手たちを描いている。しかも、大崎さんらしく人に対する暖かさが全編を通して流れているから、一章毎にホロリとさせられる。「応援出来る人がいるって幸せだね」に対して、「○ちゃんや○ちゃん、そして、自分を応援するよ」お仕事小説と言われてるが、それ以上に勇気を貰える。
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タイトル通りの一冊です。 スポーツを通して、スポーツにかける情熱、人生、そして周りで支える人たち。 主人公の明日香はスポーツに興味がないのに、スポーツ紙に配属されます、そこで数々の現場でいろんな選手に出会い、気づきを得て成長していく様が書かれています。 大崎さんらしく、幼い...
タイトル通りの一冊です。 スポーツを通して、スポーツにかける情熱、人生、そして周りで支える人たち。 主人公の明日香はスポーツに興味がないのに、スポーツ紙に配属されます、そこで数々の現場でいろんな選手に出会い、気づきを得て成長していく様が書かれています。 大崎さんらしく、幼い頃仲良しだったけど、疎遠になってしまった幼なじみ達との関係も爽やかに描かれています。 ほんの少し、謎解きチックな章もあり、全体通して、爽やか!につきます。 スポーツ、オリンピックにもほとんど興味のない私が読んでも胸が熱くなるような良い作品でした。
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