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歴史の失敗学 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2023/07/20

加来 耕三氏の 坂本龍馬の伝説はウソだらけ 「幕末に大活躍」は間違いだった https://business.nikkei.com/atcl/plus/00031/031800006/?P=4

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2022/05/21

主に戦国時代、 明治維新からは西郷隆盛と徳川慶喜 各人物達の章の内容はというと 簡単な人生を説明。そしてその人物たちに対して「このときああしておけば良かったのにね、失敗しちゃったね」という構成である。 まず、人物たちの人生説明は簡単ではあるが、それなりに面白いというか、知らな...

主に戦国時代、 明治維新からは西郷隆盛と徳川慶喜 各人物達の章の内容はというと 簡単な人生を説明。そしてその人物たちに対して「このときああしておけば良かったのにね、失敗しちゃったね」という構成である。 まず、人物たちの人生説明は簡単ではあるが、それなりに面白いというか、知らなかったことも多く、楽しく読める。 そして、肝心の失敗の方であるが、後生から見れば何とでも言えるから言いたい放題言える。 徳川慶喜の章では、生い立ち説明の部分では徳川慶喜をけっこう褒めている感じではある。事実、徳川慶喜はすごいことをやってのけている。彼は良い意味でバケモノである。倒幕派も悔しかっただろう。 そして、失敗としては、例の江戸での「江戸薩摩藩邸の焼討事件」を取り上げている。著者は「徳川慶喜は、西郷がここまでやることを想定しておくべきだった」と書いている。個人的に、これはちょっときついなと思った。このときの薩摩とかはもう「なりふりかまってられない、なんでもやってやるよ」状態だったはず。 あと、河井継之助も取り上げているが、ああいうのは失敗とかそういうのよりも「人生観」、もっと言うと「生き様」の違いなんだろうな、と思う。 一概に全てを失敗とは思わないが、駆け足で読むのには充分な本である。

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2021/09/25

主に戦国武将を中心として、25名の名だたる歴史上の人物のエピソードを「失敗学」と取り上げ、そこから教訓を得ようとする書。失敗学のケーススタディと期待して読むと、一つ一つの内容が薄く、学べるものも少ないと感じた。 (エピソード自体は面白かった) 25も有るケースを無理やり分類すれ...

主に戦国武将を中心として、25名の名だたる歴史上の人物のエピソードを「失敗学」と取り上げ、そこから教訓を得ようとする書。失敗学のケーススタディと期待して読むと、一つ一つの内容が薄く、学べるものも少ないと感じた。 (エピソード自体は面白かった) 25も有るケースを無理やり分類すれば、以下の教訓が得られるであろう。 一. 情報をよく集めること無く、敵を分析せずに慢心することは、思いがけない失敗に繋がる。 二. 個人の功や才が大きくとも、周囲への根回しが不十分であると、背後から寝首をかかれる恐れがある。 三. リーダーたるもの、自らの後任をしっかり育てるべきであり、育成を放棄すると組織の持続的な成長は失敗する。 四. 最終的に成功するには、三方ヶ原の戦いに敗れた家康の様にあらゆる経験から学び取る姿勢が必要であり、そういう意味で失敗を隠さずに糧とすることが重要である。失敗学を学ぶ意義はそこにある。

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2021/04/21

失敗を切口に、過去の偉人を描いているので、人間味や親しみを感じ得た。 ただ単調なので、読み切るのが難しく感じました。

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2021/04/11

歴史上の人物の色々な失敗談を、その時の背景等を交えて簡単にまとめてくれた一冊。そんなに真新しいような内容はないが、そこら辺は入門書の一つと考えれば納得。 ただし、「失敗」の概略を知るのには良いが、そこからの「失敗学」というには得るものが少ないかなぁ…そういう意味での深掘りがもう少...

歴史上の人物の色々な失敗談を、その時の背景等を交えて簡単にまとめてくれた一冊。そんなに真新しいような内容はないが、そこら辺は入門書の一つと考えれば納得。 ただし、「失敗」の概略を知るのには良いが、そこからの「失敗学」というには得るものが少ないかなぁ…そういう意味での深掘りがもう少し足りない感じが残る。そこまでも読者に求めてはダメでしょう?最終章くらいかな、失敗学っぽくまとまったのは。

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2021/01/01

歴史を学ぶとき、成功事例よりも失敗事例の方が大いに学べることがある。そう思って、読み進めたが失敗に至る分析が今ひとつ物足りない気がした。ただ、若き日の失敗の中に学びを得た徳川家康が最終的な覇者になったことは心に留めおこう。

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2020/12/18

・義経…「拙速」という最大の長所が、致命的欠点でもあった。敵は前にだけいるものではない。戦いと戦いの合間に、周囲、後方にも目を配ることを怠った結果、滅亡へとつながった ・家康…小心者で、短気で激越家である家康に天下を取らせたものは、猛省の心、懸命必死な「物学び(学問)」の姿勢であ...

・義経…「拙速」という最大の長所が、致命的欠点でもあった。敵は前にだけいるものではない。戦いと戦いの合間に、周囲、後方にも目を配ることを怠った結果、滅亡へとつながった ・家康…小心者で、短気で激越家である家康に天下を取らせたものは、猛省の心、懸命必死な「物学び(学問)」の姿勢であった

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2020/05/02

とても中途半端な本。歴史の上っ面だけなぞっただけで、かつ著者の主観が強すぎて読んでて辟易した。まあ読まなくてもいい本。

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2020/04/08

失敗”学”とは異なる内容で、歴史の読み物的要素が強い。 そして私にはとても読みにくかった。失敗学・・・ 日経新聞の広告欄に載っていたのでビジネス向けかと思いきや。購入する際はしっかりと中身を確認しましょう。

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2020/01/28

「積ん読」行きが大半の歴史モノにして一気読み、さすが日経BP! ややネタバレありだが、以下、ひとことサマリー。 。 。 。 。 。 秀吉殿、おめでとうござる…黒田官兵衛の最大の失言にして、その才を受容出来なかった秀吉の限界。 三成、秀才ならではの悲劇。(主人から与えられるものを...

「積ん読」行きが大半の歴史モノにして一気読み、さすが日経BP! ややネタバレありだが、以下、ひとことサマリー。 。 。 。 。 。 秀吉殿、おめでとうござる…黒田官兵衛の最大の失言にして、その才を受容出来なかった秀吉の限界。 三成、秀才ならではの悲劇。(主人から与えられるものを)使いすぎるのは愚人だが、使い残すのは盗人だ…セブンの鈴木氏が最も嫌った機会損失の弊を500年近く前に語っていたとは! 幸村、自らの名を残さんがため、あえて悲劇の名将を自演した?! 道灌、落語のイメージが強いが、幼少時より飛び抜けて利発だった。 謙信、先読み能力が秀ですぎたため、フォロワーが付かなかった悲劇。 その他、挟撃に逃げた信長、後ろが見えなかった義経、若き日の無理がたたった秀吉、やっぱりわからん光秀、本質が見えない韓信、信長との情報戦に敗れた義元、油断大敵の慶喜、時を止めた利久、日本人好みの西郷。 関ヶ原西軍で敗れながらただ1人大名復帰した生涯無敗の将、立花宗茂、浅学にして初めて知った。 最後は大阪夏の陣で先駆けの功を挙げながら、軍令違反の咎めを受け武から文に転じた石川丈山。 「#歴史の失敗学」日経BP、加来耕三著 Day70 https://amzn.to/2TYSKYZ

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