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探検家とペネロペちゃん の商品レビュー

4.2

16件のお客様レビュー

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2024/03/19

家族で登山をする話は感動して私も泣きそうになりました。 角幡さんの本は初めて読みましたが、読みやすいし、面白かった。テレビでお見かけして存在を初めて知りましたが、こんなに面白い人がまだいたとは! 北海道出身で、函館ラサールの卒業生なんですね。私は函館在住ですが、知らなかったです。

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2022/11/15

子どもが生まれると、出かける場所も、出かける目的も変わるし、できれば自分の得意なフィールドに連れて行きたい、という角幡さんにとっても共感。 そして、親の思惑からどんどん逸れて、我が道を驀進するペネロペちゃんに翻弄される角幡さんに、我が夫の姿を重ねながら読んだ。どこの父親も娘には振...

子どもが生まれると、出かける場所も、出かける目的も変わるし、できれば自分の得意なフィールドに連れて行きたい、という角幡さんにとっても共感。 そして、親の思惑からどんどん逸れて、我が道を驀進するペネロペちゃんに翻弄される角幡さんに、我が夫の姿を重ねながら読んだ。どこの父親も娘には振り回されるものなんだろうか。

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2022/03/05

探検家である筆者から見た娘論、子育て論。 筆者の探検の話、本の話が好きで今回のも「どんなこと書いてあるんだろ〜」と気になって読み始めた。筆者によれば、「自分の娘は客観的に見てかわいい」とのこと。私も子どもがいるので、自分の子が異常にかわいいと思うことには完全同意。でも客観的かど...

探検家である筆者から見た娘論、子育て論。 筆者の探検の話、本の話が好きで今回のも「どんなこと書いてあるんだろ〜」と気になって読み始めた。筆者によれば、「自分の娘は客観的に見てかわいい」とのこと。私も子どもがいるので、自分の子が異常にかわいいと思うことには完全同意。でも客観的かどうかはわかんない。ちなみにこのセリフ聞いた時、ある男性のことを思い出した。その人も「自分の娘は客観的に見てかわいい」と言っていた。男親の傾向なんでしょうか。いや、本当に客観的に見てかわいいのか。 にしても、ペネロペちゃんの成長っぷりや自身の変わりようを面白がっている内容は相変わらず面白かったけど、「子どもはこの親の元に生まれてきたことを受け入れないと成長できないし、親は悩みながらも自分の信じる一番いい教育を自分でちゃんと信じて、子どもに与えていくしかない」みたいなことが書いてあって、今回もいいこと読んだなって思った。

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2021/07/06

探検家とはいえ、一児の父。 子どもができることで、”あの角幡唯介”が、こうなったのか!と、思わず笑ってしまう一冊。 僕も娘が生まれたことで、この文章に心が震えるようになった。 探検家にとって、自分の足で未開の地を歩き、挑戦することが生きがいだったはずで、それこそが達成感を得...

探検家とはいえ、一児の父。 子どもができることで、”あの角幡唯介”が、こうなったのか!と、思わず笑ってしまう一冊。 僕も娘が生まれたことで、この文章に心が震えるようになった。 探検家にとって、自分の足で未開の地を歩き、挑戦することが生きがいだったはずで、それこそが達成感を得られることであり、生きる意味だったと思う。 だけど、それらを味わってきた探検家・角幡唯介が登ってきたどの山よりも、「娘と一緒に登った平凡な天狗岳ほど感動した山はない」と書かれている。 自分の達成感を得ることは貴重な体験だが、大切な人の達成感を得ることに立ち会えることは更に貴重なのかもしれない。 誰かのために生きることについて、考えた一冊。

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2021/04/20

このヒトの文章が大好きで ほぼ全作品読んでます。 勿論、ヒリヒリするような探検行が 真骨頂なのだが、 何気ない日常を考察した数々のエッセイたちが個人的には好き。 中でも本作品での『おちん◯ん』と 『娘にかわいくなってもらいたい父親の心理』は傑作! 思わず声に出して笑ってしまっ...

このヒトの文章が大好きで ほぼ全作品読んでます。 勿論、ヒリヒリするような探検行が 真骨頂なのだが、 何気ない日常を考察した数々のエッセイたちが個人的には好き。 中でも本作品での『おちん◯ん』と 『娘にかわいくなってもらいたい父親の心理』は傑作! 思わず声に出して笑ってしまった箇所も。 捉えようによっては変態の領域スレスレ、 いや、踏み込んでるかもしれませんが笑

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2020/07/26

自分に子供がいないからいい歳して娘視点で読んじゃったんだけど、めっちゃキモいな。 うっかり作家の娘になるとこんなに詳細に観察されて本にされるんだな。

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2020/04/12

探検家37歳、娘誕生。この子が可愛くて仕方がない。4歳になるまでを、リアルにそして哲学的に表現したエッセイ。 べらぼーに面白かった。 「胎児がお腹のなかにいる感覚って、どんなんなの?でっかいウンコがある感じ?」すると妻は思いもよらない答えを口にした。「うーん、そんな感じかな」...

探検家37歳、娘誕生。この子が可愛くて仕方がない。4歳になるまでを、リアルにそして哲学的に表現したエッセイ。 べらぼーに面白かった。 「胎児がお腹のなかにいる感覚って、どんなんなの?でっかいウンコがある感じ?」すると妻は思いもよらない答えを口にした。「うーん、そんな感じかな」私は愕然とした。え、そんなもんなの?だとしたら、だとしたら、オレ、けっこう毎朝そんな感じなんだけど・・・ 胎児=ウンコ?マジですか?妊娠したことないけど、ひどい便秘ならあるぞ。 「オトウチャン、おちんちん、小さいね」いったい誰のと比べて?それとも相対的にではなく、もう絶対的に小さいわけ? みたいな話があちこちにあり、海外に長期いる時に娘とスカイプして、通信費に20万円も使ってしまったとか。娘に可愛くいて欲しいと思う父親の心理には何があるのかとか、父親になったことで人生のver1.0からver2.0人変わったとか、硬軟取り混ぜた話がある。 男親はこんな風に親バカであると、小説家や脚本家がフィクションとして描いているのは多数目にした。リアルな友達の男親が語るのは、「可愛いとか、面倒くさい」とか「奥さんとばかり仲良くする」程度のどうでもいい話ばかりだった。 もっと深く普遍的な考察をかます、実はありそうでなかった凄い本だった。

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2020/04/05

似た年頃の娘がいるので分かる!分かる!となる事が多かった。自分が小さかった頃の父親はどうだったんかな?と思わされた。

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2020/01/25

冒険家であっても、圧倒的に冒険に出ていない時間の方が長く、家族と過ごしたり、執筆・講演活動したり、次の冒険を計画したり、そちらの時間のお話でした。冒険家のまわりに、日常を丁寧に安全に幸せに暮らす家族があるからこそ、冒険の醍醐味があるのかと。

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2020/01/05

太陽の出ない極夜の北極圏を単独で探検するような人が、いったいどんな育児エッセイを書くのだろうと思ったら、親バカ全開で楽しかった。いつもの哲学的な思索もありつつ、思い切りふざけた娘讃歌。 自分も出産した今、子どもが産まれることは人生がひっくり返るくらいの大転換だというのには大きく...

太陽の出ない極夜の北極圏を単独で探検するような人が、いったいどんな育児エッセイを書くのだろうと思ったら、親バカ全開で楽しかった。いつもの哲学的な思索もありつつ、思い切りふざけた娘讃歌。 自分も出産した今、子どもが産まれることは人生がひっくり返るくらいの大転換だというのには大きく頷ける。子どもがいることで見えたこと、出会えたもの、考えたこととか、ほんとうに数え切れない。 しかし、夫が何ヶ月も海外の危険な場所へ行ったきりで、ワンオペ育児のつづく奥様には同情せずにいられません……。

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