ぼけますから、よろしくお願いします。 の商品レビュー
共感の嵐でした。書きづらかったであろう正直な気持ちも描写されていて、リアルでした。そこには「大丈夫、あなただけじゃないよ」という感じで、介護している仲間たちへの愛を感じました。そして、夫婦の絆の大切さに改めて気づき、夫への感謝を大事にしたいと思いました。
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認知症家族のリアルが描かれている。 離れて暮らすうちの両親と似ている。認知症で要介護の母と、耳の悪い父。 これからも参考になりそうな本だ。映画も観てみたい。
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88歳で要介護2で週3日デイサービスを利用している父、ずっと元気だったのに突然脳梗塞になり入院することになった84歳の母。 そんな両親の姿と重ねて読みました。
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両親の気丈な言葉に背中を押されても、離れて暮らすことに良心の呵責を抱く映像作家の娘。涙ながらに撮り続けた超高齢夫婦の介護の日常には、ほっこりとした愛と絆があふれている。 この本の著者である信友直子氏は、自らの両親について綴っている。タイトルからも推測できるように、著者の8...
両親の気丈な言葉に背中を押されても、離れて暮らすことに良心の呵責を抱く映像作家の娘。涙ながらに撮り続けた超高齢夫婦の介護の日常には、ほっこりとした愛と絆があふれている。 この本の著者である信友直子氏は、自らの両親について綴っている。タイトルからも推測できるように、著者の85歳の母親は認知症と診断され、93歳の父親が一人で介護を行っている。認知症を含めて物忘れは避けられない問題であり、それに対する反応は人それぞれである。ある者は仕方がないと割り切り対応策を考えるが、著者は悲しさを感じる一人であった。しかし、父親は「今まで母が頑張ってくれたのだから、今度は自分が元気なうちは面倒を見る」と語り、頼りがいのある姿を見せた。この点は、著者にとっても父親の新たな魅力を再認識する機会となった。 また、著者が撮影した映像が番組として取り上げられることになった際、本人は意識していなかったものの、関係者たちは老老介護や介護離職といった日本の問題が浮き彫りになることを実感した。 著者の作品を読むきっかけとなったのは、自身の祖母が認知症を患ったことである。認知症の人とその家族がどのような日々を送っているのかに興味を持ったからだ。認知症の悪い側面だけでなく、それによって家族の絆が深まったり、患者の過去を振り返る機会が生まれるなど、良い点もあると感じた。介護をポジティブにとらえることが、良い方向に進めるために必要だと考えさせられた。また、作品の中で印象的だったのは「介護はプロとシェア」という言葉だ。介護の技術的な部分は専門家に任せ、心のケアは家族が行うというこの方針は、深く心に残った。 この作品は、単なる悲劇の物語ではなく、むしろ明るさと希望を感じさせるものである。
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お母さんが認知症になって、父が老老介護をすることに。それを娘が綴ります。映画化にもなっているそう。映画も見てみたいです。映像で見た方が、より「きれいごと」ではないリアルな所もわかりそうだなと感じました。 夫婦っていいところもあるんだなぁ。うらやましいなぁと心から思ったはじめ...
お母さんが認知症になって、父が老老介護をすることに。それを娘が綴ります。映画化にもなっているそう。映画も見てみたいです。映像で見た方が、より「きれいごと」ではないリアルな所もわかりそうだなと感じました。 夫婦っていいところもあるんだなぁ。うらやましいなぁと心から思ったはじめての体験でした。「わしがおったら、おっ母も心強いか思うての」お父さんの優しさ、男らしさにキュンとなりました。 愛があり、お互いを心から思いやれる家族。こんな家族いるんだ…というのが正直な感想。うちはまるで違ったから。感動と共に羨ましさが溢れました。憎んでいたり、嫌っている親が認知症になったなら、この本とは全く違うお話になるでしょうから。 認知症が進んでいくことに自分でも気づき、娘の帰省中に発する母の言葉。 「どうしてかね、大事な時に。せっかくあんたがおるのにね。どうしてわからんようになるんかね。」 娘がこれを聞き、自分が帰ってきている時が母にとって「大事な時」なんだと知る場面。とても良かった。 子供が小さい頃から、「あんたはあんたの好きなことをやれ」と背中をし続けてくれた父。あんたのためなら何でも協力するよと言ってくれた父。愛と深い信頼に基づく姿勢ですね。素敵です。 ◯父はマニュアルなんか関係なく、自分の信念で母とがっぷり四つに組み合っています。そして悪い事は悪いときちんと叱ってやっている。認知症になったからといって、母という人を諦めていない。父は母を見放していないのです。私は自分のずるさを突きつけられた思いで、敗北感すら感じました。私にはそこまでの覚悟はないと認めざるを得ません。私は父を人間として心から尊敬しました。 この家族、皆んな素敵ですが、なんといってもお父さんが私は大好きです。お母さんが一目惚れして、たまたまお見合い相手がその一目惚れの相手で、その相手であるお父さんと一生一緒にいるのだそう。なんて幸せ。 こんなご両親に大切に育てられた作者だからこそ、最後に書かれている決意ができるのでしょうね。家族の絆って、いいですね。こんな家族を作りたかったな。
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心が大きく揺さぶられた。母や父の言動からその思いを慮る著者の気持ちや、親の娘に対する愛情と信頼、夫婦の絆などがひしひしと伝わってきて、何度も涙が出る。唯一無二の家族のドラマ。電車の中では読めない。
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映画を観て信友さんのお父さんお母さんってどんな人なんだろうと気になっていたので、読んだ。 3人の固い信頼関係があったからこそ、あの映画が生まれたんだなと改めて感じた。 お父さんは本当に柔軟な方だと思ったし、信友さんとお母さんは本当に仲が良かったんだなと思った。 第15話で信友さ...
映画を観て信友さんのお父さんお母さんってどんな人なんだろうと気になっていたので、読んだ。 3人の固い信頼関係があったからこそ、あの映画が生まれたんだなと改めて感じた。 お父さんは本当に柔軟な方だと思ったし、信友さんとお母さんは本当に仲が良かったんだなと思った。 第15話で信友さんが認知症のお母さんと向き合ううちに気づいた「救い」として、認知症は徐々にお母さんを変容させることで、少しずつお別れをさせてくれているのだ、という記述がある。 書くのに悩んだとあるが、書いて下さってありがとうという気持ちになった。 すとん、と腑に落ちたような気持ちにもなった。 矢部太郎さんの漫画『ぼけ日和』でも、認知症のことを「ロンググッドバイ」というと書かれていた。 「人生はクローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」というチャップリンの名言を忘れずにいたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
認知症の85歳の母を、93歳の父が介護する。老老介護、遠距離介護、介護離職などの現代的な問題を取り扱った、映画化もされたノンフィクション作品。 自身の親の衰えをカメラで追い続けるのは映像作家ならではの業を感じたりもした。 うちの両親はいずれも早くに(60代前半と70代前半)亡くなってしまったので、介護らしい介護の経験をすることが無かった。 なので、この作品は親の介護という視点よりは、自分もいずれこうなるという視点で読んだ。
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ディレクターである筆者が、自身の母の認知症と、その頃の家族の様子を記録した本。 「介護はプロとシェアしなさい」という一文が印象的だった。困ったら地域包括支援センターへ。 本作は、長年連れ添った配偶者がいて、子を育ててきたお母様の様子だったけれど、独身者がそのまま歳を取って認知...
ディレクターである筆者が、自身の母の認知症と、その頃の家族の様子を記録した本。 「介護はプロとシェアしなさい」という一文が印象的だった。困ったら地域包括支援センターへ。 本作は、長年連れ添った配偶者がいて、子を育ててきたお母様の様子だったけれど、独身者がそのまま歳を取って認知症になったら、誰が助けてくれるんだろうと思った。
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映画を見て、夫婦愛や、認知症になってもなお、子を思う母の愛情に感動し、本も読みたくなり手にしてみた。 何度もウルウルして、ラストは号泣だった。 続編も読もう。
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