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魔法のカクテル の商品レビュー

3.5

13件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

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2024/10/14

久しぶりにミヒャエル・エンデを読みました。やはりメルヘンの国ドイツだから、すぐにファンタジーの世界に入れるのが素敵です。魔法のカクテルのできあがる時間に間に合わなかったらどうしようとハラハラしました。

Posted byブクログ

2023/08/31

数十年ぶりに読んだ。カクテルが出来上がるまでの過程と途中で出てくる幻像、悪夢屋敷の精霊や妖怪たちの革命の様子が、ミヒャエルエンデのファンタジーを読んでるんだなあと思うわくわく感でいっぱいになりました。

Posted byブクログ

2023/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

星をつけるとかそんなのじゃないです、これ。本当にゾッとする。警告します。ホラー苦手な人は読まない方がいいです。ホラー苦手な私が読んでしまった理由は言及しないでください。ただ好奇心で読んでしまっただけなのです……(T ^ T) ということで、魔法のカクテル。内容は、魔王からの命令で、明日までに草花を枯らしたり伝染病を流行らせたりしなければ、自分が死んでしまう悪い魔法使いの物語です。うん、こわいね。設定からしてこわいね。なんで読んだのかな。本の内容の記憶だけ消せないかな……。 なので星はつけません。(*´Д`*)

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2023/04/13

ミヒャエル・エンデの新作メルヘン(といっても1989に書かれたものだが)。大晦日の夜、悪い魔法使いと悪い魔女が、魔法のカクテルを用いて自然破壊の邪な望みを叶えようとするが、飼い猫(?)と飼いカラス(?)が阻止すべく頑張る物語。猫とカラスの衝突と友情、自己を省みてそこからの成長と、...

ミヒャエル・エンデの新作メルヘン(といっても1989に書かれたものだが)。大晦日の夜、悪い魔法使いと悪い魔女が、魔法のカクテルを用いて自然破壊の邪な望みを叶えようとするが、飼い猫(?)と飼いカラス(?)が阻止すべく頑張る物語。猫とカラスの衝突と友情、自己を省みてそこからの成長と、定番ポイントを抑えつつ、しっかり読ませるのは流石エンデ。悪役の魔法使いと魔女もとんでもない悪党なのだが、どこか憎めない描写になっており、全編を通じてユーモアあふれる文体が心和ませる。色々なメッセージが散りばめられているがあえてそこは深読みせず素直に楽しむ作品だと思う。

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2023/01/23

長くて読めるかな、と不安に思っても、午後5時から真夜中の12時までの時間の経過を表す時計のイラストで細かく区切られているので、気がつくと読み終えてた、といった感じ。 登場人物の名前が複雑なことを除けば、魔女と魔術師のかけひきは面白く、カラスと猫の会話もかわいく楽しかったです。 ...

長くて読めるかな、と不安に思っても、午後5時から真夜中の12時までの時間の経過を表す時計のイラストで細かく区切られているので、気がつくと読み終えてた、といった感じ。 登場人物の名前が複雑なことを除けば、魔女と魔術師のかけひきは面白く、カラスと猫の会話もかわいく楽しかったです。 ファンタジー好きの子におすすめ。 そして、人間社会が抱える問題を動物の視点から皮肉っている点から、大人にもおすすめ。 カラスのヤーコプの言葉 「これはおいらのてちゅがくなんだ。なにごとにも最悪の場合を覚悟しておくものさ。そして最悪のことがおこったら、それに対して精いっぱい善処するんだ。」 人生何が起こるかわからない、と覚悟しているつもりでも、いざとなると冷静に行動できる気がしないので、この言葉をいつも頭の片隅に入れておきたいです。

Posted byブクログ

2023/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大晦日の夜に、魔術師の悪だくみを猫とカラスがくいとめるお話。 魔法のカクテルの効用が変わる期限が刻々と迫ってくるため、魔術師と猫たちの駆け引きに緊張感があって面白かった。アニメとか、舞台にしたら面白そう。 魔術師の願い事に、人間として、とても皮肉を感じてしまった。

Posted byブクログ

2022/12/24

エンデのファンタジー。大晦日のお話。まさに今読むべき本。どんな願いもかなう魔法のカクテルをつくろうと悪だくみする魔術師と魔女。ジゴクアクニンジャネンリキュール。それを止めようと大奮闘する猫のマウリツィオとカラスのヤーコプ。 エンデならではの風刺とこの世界への願いがちりばめられてい...

エンデのファンタジー。大晦日のお話。まさに今読むべき本。どんな願いもかなう魔法のカクテルをつくろうと悪だくみする魔術師と魔女。ジゴクアクニンジャネンリキュール。それを止めようと大奮闘する猫のマウリツィオとカラスのヤーコプ。 エンデならではの風刺とこの世界への願いがちりばめられている。欲深い現代の大人には耳が痛いかもしれない。そっち側に加担していないか。それでも悪も結局は善にならざるを得ない結末がとてもハッピーでいい。

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2022/05/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんな願いも叶う魔法のカクテル、2人の悪事を止めろ! 『モモ』や『はてしない物語』とは一味違った物語。エンデの言葉の魔術に酔いながら読み進めた。猫とカラスが2人で言い合いながら、魔女と魔法使いの悪事を止めようと知恵を絞る。章ごとの時計の絵を見つつ、間に合うのかどうかハラハラしながら読んだ。終わりよければすべてよし。ハッピーエンド。これこそメルヘン。

Posted byブクログ

2022/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

り。1598 8y6m 難しすぎた 言葉もまどろっこしいし 漢字こある程度ふってない 小5、6か中学くらい

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2022/01/17

よく翻訳できたなとびっくりするぐらい、いろんな不思議な言葉が出てきて、そのリズムと遊びに夢中になって読みました。子供のときにこの本に出会ってたら、もっと夢中になっただろうなと思います。 そして、単に猫好きなせいかもしれないけれど、マウリツィオが可愛くて可愛くて。ざひ、我が家の宮廷...

よく翻訳できたなとびっくりするぐらい、いろんな不思議な言葉が出てきて、そのリズムと遊びに夢中になって読みました。子供のときにこの本に出会ってたら、もっと夢中になっただろうなと思います。 そして、単に猫好きなせいかもしれないけれど、マウリツィオが可愛くて可愛くて。ざひ、我が家の宮廷恋愛歌手になってほしい!

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