残酷な進化論 の商品レビュー
進化論の本ではあるが、心臓、肺、腎臓などなど、臓器の機能についても学べる。 進化に関するよくある誤解についても、ひとつひとつ丁寧に説明してあり、誠実に書かれている。良書。
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なぜ私たちは生きているのか 第1部 ヒトは進化の頂点ではない 心臓病になるように進化した 鳥類や恐竜の肺にはかなわない 腎臓・尿と「存在の偉大な連鎖」 ヒトと腸内細菌の微妙な関係 いまも胃腸は進化している ヒトの眼はどれくらい「設計ミス」か 第2部 人類はいかにヒトになったか 腰...
なぜ私たちは生きているのか 第1部 ヒトは進化の頂点ではない 心臓病になるように進化した 鳥類や恐竜の肺にはかなわない 腎臓・尿と「存在の偉大な連鎖」 ヒトと腸内細菌の微妙な関係 いまも胃腸は進化している ヒトの眼はどれくらい「設計ミス」か 第2部 人類はいかにヒトになったか 腰痛は人類の宿命だけれど ヒトはチンパンジーより「原始的」か 自然淘汰と直立二足歩行 人類が難産になった理由とは 生存闘争か、絶滅か 一夫一妻制は絶対ではない なぜ私たちは死ぬのか 細胞は40億歳 寿命は進化によってつくられた シンギュラリティはすでに起きている 「死」が生物を生み出した
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「子孫を残すのに有益かどうか」だけが構成に引き継がれていく。「子育て」とう役割はあるにせよ、子孫を残した後の親世代は、早死にしようが知ったこっちゃない的な話は確かに納得。
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新書ですが内容は濃かったと思います。 ヒトはどんな特徴を持っていているかがよく分かり、例えも面白くて楽しめました!
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易しい語り口で、イメージしやすい例え。とても読みやすく、スルッと入ってくる感じでした。 突然の某キャラへの例えには度肝を抜かれましたが。イメージはしやすい。イメージはしやすいけど…それ!?という(笑)
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なんか堅苦しい感じではなくてすごく読みやすく、すごく面白かった。 人間は進化の最終形態ではない。 色々と目から鱗の内容がたくさんで、新たに得る知識がかなりの数あっただけでも読んだ甲斐があった。 気になったら、ふとした時に読み返したい。
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読みやすくて面白い! 進化論の本はそれなりに読んでるつもりだったけれど、目から鱗の点多々。 人間の手のほうがチンパンジーの手よりも原始的、という一点だけでも、人類が進化の最終形態であるかのような自己認識をコテンパンに覆すのに十分。 二足歩行が生存競争上有利な要素として進化の方...
読みやすくて面白い! 進化論の本はそれなりに読んでるつもりだったけれど、目から鱗の点多々。 人間の手のほうがチンパンジーの手よりも原始的、という一点だけでも、人類が進化の最終形態であるかのような自己認識をコテンパンに覆すのに十分。 二足歩行が生存競争上有利な要素として進化の方向性が出始めたのは、草原に降り立った時ではなく樹上生活のときだろう、という考察は、エビデンスに基づくというよりは思考実験的な説明文だったが、説得力充分だった。
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進化に完全はない。 ヒトが自分達を特別視する気持ちはわからないでもないが、知恵を絞っても道具がなければ食物連鎖のなかでは特別高い位置にはいないものだ。 ヒト目線での進化論は面白い。一夫一妻制が多いのも、牙が小さいのも、何かしらの理由があって残ってきた形質なんだなぁ。
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【kindle unlimited】 表紙はおどろおどろしいですが、内容は 進化についてとても面白くかつ分かりやすく 書かれています。 人は食物連鎖の頂点ではあるけれど、 進化の頂点ではないということ、 考え方を少し変えれば台風すら生物である、など 著者の考え方を辿る読書は楽しかったです。 心臓の仕組みを復習できたり、 他の生物のほうが優れているところが あることを思い出したりしました。
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生物は生きるために生きている。人間も例外ではない。今生きている人間も未だ進化の途中にあることを痛感した。
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