新 青春の門 第九部 の商品レビュー
信介は結局イルクーツクでロシア語と歴史を必死に学び、日本に帰ることに。 織江は宙ぶらりんのまま。この話は本当に終わるのか?
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シベリアで学びと思索の日々を送る信介、新しい歌を求めてチャレンジする織江。たまたまこの本を見て再開していたのを知りました。第八部から23年経っていたとは!驚きです・・・ 高校から大学まで読んでいました。 主人公信介の生まれ故郷である筑豊時代から始まり、東京、北海道等をさすらい、...
シベリアで学びと思索の日々を送る信介、新しい歌を求めてチャレンジする織江。たまたまこの本を見て再開していたのを知りました。第八部から23年経っていたとは!驚きです・・・ 高校から大学まで読んでいました。 主人公信介の生まれ故郷である筑豊時代から始まり、東京、北海道等をさすらい、出会いと別れを繰り返し成長していく青春の話。第八部は25才の信介がシベリアからヨーロッパを目指す所で終わっていた。 それから20年以上経ち、懐かしいと読みながらも、第九部はまだ1961年が舞台で信介は26歳、織江は24歳。青春の真っただ中。当時のシベリアは分からないが、織江の住む東京は随分と豊かな社会として描かれている。 日本に帰ると言うところで終わったが、作者がインタビューで語った「信介が29才で筑豊に帰り、ぼた山の上から変わった筑豊を眺め下ろしながら人生を振り返る、青春が終わり、これから新しい時代が始まると言う形で完結させたい」 完結になりそうな第十部を期待します。
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シベリアで学びと思索の日々を送る信介、新しい歌を求めてチャレンジする織江…。1961年8月から1962年4月までの2人の姿を描く。 500ページ超の大作。日本とシベリアの物語が丁寧に交互に語られ、どこで繋がるのかと思っていたら終盤で見事に収束していく。ソ連の話と日本の音楽業界の...
シベリアで学びと思索の日々を送る信介、新しい歌を求めてチャレンジする織江…。1961年8月から1962年4月までの2人の姿を描く。 500ページ超の大作。日本とシベリアの物語が丁寧に交互に語られ、どこで繋がるのかと思っていたら終盤で見事に収束していく。ソ連の話と日本の音楽業界の話といえば五木寛之が初期の頃から得意としていた分野。御年90歳近いのにここまでの作品を書けるとはさすがだ。 (B)
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まだ完結しないのか! 伊吹青年の波乱万丈な人生劇に終止符は来るのか? ヨーロッパを目指しソ連に密入国した伊吹信介は旅の途中で足を骨折し、日本人でソ連国籍の医師に拾われ書生のような生活をしていた。 一方、織江は「牧オリエ」として歌手活動を続けているがこのまま続けることに迷う日々の...
まだ完結しないのか! 伊吹青年の波乱万丈な人生劇に終止符は来るのか? ヨーロッパを目指しソ連に密入国した伊吹信介は旅の途中で足を骨折し、日本人でソ連国籍の医師に拾われ書生のような生活をしていた。 一方、織江は「牧オリエ」として歌手活動を続けているがこのまま続けることに迷う日々のなかで大物ディレクターの高円寺と知り合う。 伊吹青年のソ連での生活と医師の特殊活動、織江の歌手活動とレコード業界の変革の2本立てでストーリーは進んでいく。 そして、2つのストーリーがリンクする直前で本編は完結する。 続編の発刊が非常に楽しみである。
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ソ連に不法入国した「伊吹信介」、日本で歌手として頑張っている「牧織江」、周りに彩る多彩なキャラクター、、 読み応え充分の556ページの超大作でしたが、一気読みしました(^◇^;) 次の本が待ち遠しいです✋
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五木寛之さんは1932生まれ。この作品を読み終えてそのバイタリティと情熱にあらためて感動。 この本を手にして読み始めるま前、いよいよ青春の門も完結だと思い、寂しさと、どのように完結するのかと思いながらページをめくった。信助と織江が交互に出てきて、ロシアが一部舞台になったこともあり...
五木寛之さんは1932生まれ。この作品を読み終えてそのバイタリティと情熱にあらためて感動。 この本を手にして読み始めるま前、いよいよ青春の門も完結だと思い、寂しさと、どのように完結するのかと思いながらページをめくった。信助と織江が交互に出てきて、ロシアが一部舞台になったこともあり、トルストイの戦争と平和の作風をイメージしてしまった。 読み終えて、この先どうなるか更なる期待が膨らんだとともに、まだ続くのかと驚かされた。 五木寛之さんはご高齢なのは承知しているが、「青春の門」心からこの先を読ませてもらいたい。
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若いころに第6部まで読んで連載が中断されたのに伴い、こちらも中断。9部が出たとの記事を読み、最初から読み直した。まさしく、青春もの。1969年連載開始というから時代背景も今と全く異なり、今の若者には理解できないことも多いだろうが、おじさんにとっては懐かしい。10部で完結する予定と...
若いころに第6部まで読んで連載が中断されたのに伴い、こちらも中断。9部が出たとの記事を読み、最初から読み直した。まさしく、青春もの。1969年連載開始というから時代背景も今と全く異なり、今の若者には理解できないことも多いだろうが、おじさんにとっては懐かしい。10部で完結する予定とのことであるが、作者の年齢を考えるとぎりぎりかもしれない。
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