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ブラックマーケティング の商品レビュー

3.8

18件のお客様レビュー

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2023/04/21

マーケティングというより脳科学の説明が充実。色々参考になる箇所もあるが、脳科学の詳しいところは流して読むところもあった。

Posted byブクログ

2022/10/06

消費行動における脳科学をハックする。 民主主義がアルゴリズムにならなくても、もっと短絡的なものとして政治家さえも脳科学的に消費されるという、至近のデータ利活用論へのアンチテーゼのようだ。統計学で解析しなくても、脳科学的な原理から行動を見抜く。表題で損をしているが、面白い本だ。 ...

消費行動における脳科学をハックする。 民主主義がアルゴリズムにならなくても、もっと短絡的なものとして政治家さえも脳科学的に消費されるという、至近のデータ利活用論へのアンチテーゼのようだ。統計学で解析しなくても、脳科学的な原理から行動を見抜く。表題で損をしているが、面白い本だ。 都民ファーストの会の躍進と、希望の党の失速は、政策や党運営の観点からも分析はできるが、脳科学的には小池ブランドに対する消費行動と捉えられる。脳科学の知見を政治に生かす試みは、ニューロポリティクスと呼ばれ、比較的新しい研究領域。同様に、ニューロマーケティングとは脳内の変化を調べることで無意識下にある意思決定や行動のプロセスを可視化しようとするアプローチ。経済学や社会学的領域も、脳科学には敵わないと素直に思った。 セロトニンを利用したマーケティングテクニック。 内集団バイアスによる身贔屓、お揃いのTシャツでオキシトシンを醸成。自己効力感セルフ・エフィカシーによる参加型プロモーション。サブリミナル効果を法律で規制したのは、それに抗えないからだろう。クーリングオフなどもそう。人間の脳は操作され易く、まだまだ規制の及ばぬハックが世に溢れている。面白さと怖さ、もしくは、無力ささえも感じる内容だった。

Posted byブクログ

2022/06/01

行動経済学。それよりもっと脳について書かれているのでなぜ人間がそのような行動をとってしまうのか知りたい人にいいと思う。

Posted byブクログ

2022/04/06

「精神科医が見つけた 3つの幸福」を読んだ後に読むと理解が深まる本。人間の幸福を決めている脳内ホルモンを使って詐欺師がどのようにマーケティングするのかなどが書かれていて面白かった。

Posted byブクログ

2022/03/27

日本企業って、あんまりマーケティングを信用していないらしいですね。マーケターとかそこらへんに胡散臭さを感じてしまうからとかもあったり、きっと迎合意識やらが海外基準とは違うのでしょうか。コロナで自粛とかの際の対応でも、それは当然な気もしますけどね。ステマや振り込め詐欺など従来のマー...

日本企業って、あんまりマーケティングを信用していないらしいですね。マーケターとかそこらへんに胡散臭さを感じてしまうからとかもあったり、きっと迎合意識やらが海外基準とは違うのでしょうか。コロナで自粛とかの際の対応でも、それは当然な気もしますけどね。ステマや振り込め詐欺など従来のマーケティングに当てはまらないものも多いらしいですしね。でも、右脳人間、左脳人間なんてのも時代の変遷でそれほどの有意差がないとかわかったり、国によってもだし、時代によっても変わってくるので注視が必要と実感しました。

Posted byブクログ

2020/12/09

行動経済学の本も読んだことがあるが、実際のマーケティングに生かすという観点ではそちらのほうがわかりやすい。 なぜそのような行動をとってしまうのかという部分を詳しく知りたい人にはおすすめかも…

Posted byブクログ

2020/08/31

マーケティングと脳科学の出会による化学反応とでもいうべき内容でしょうか。この本の一つ前にマーケティング(価格戦略)と行動経済学を組み合わせて解説する著作を読了いたしましたが、本作はそれをさらに一歩進めたものだと感じます。行動経済学は人間心理との親和性がある内容であることから考える...

マーケティングと脳科学の出会による化学反応とでもいうべき内容でしょうか。この本の一つ前にマーケティング(価格戦略)と行動経済学を組み合わせて解説する著作を読了いたしましたが、本作はそれをさらに一歩進めたものだと感じます。行動経済学は人間心理との親和性がある内容であることから考えると、この二つの組み合わせも十分”あり”ですし、今までありそうでなかった組み合わせといえるでしょう。 中野先生と鳥山先生の二人による対談、といってもお二人の主張を交互に読み進める形式で構成されていて、悪徳商法やAKB商法など、身近にある事例をマーケティングと脳科学の両方の観点から解説しています。 やや話しが冗長な面もありながら、マーケティング理論だけでは十分説明しきれなかった消費活動について、脳科学の知見を用いることで、その活動のメカニズムについて無理なく説明されている点はさすがと思わせられます。 こういった脳の働きに自覚的であれば、さまざまな”商法”に乗せられることは防げそうな気がします。が、本書においてはそういった脳の働きをもマーケティングに役立ててゆくという思想がありますから、いずれ進化した”商法”においてはどうあがいても乗せられてしまうしかなくなるのかもしれませんね。そういった意味でタイトルの”ブラック”という語句が持つ意味は秀逸であると思いました。

Posted byブクログ

2020/06/13

タイトルとはだいぶイメージが違う マーケティングを脳科学の視点からも見てみた読み物?って感じ。 マーケティングに興味がある初心者に最近やこれからのマーケティングはこんな感じ…ってわかりやすくオリエンテーションしてくれてる感じ?

Posted byブクログ

2020/04/20

まだ第一章までしか読んでいないが、まさにな体験があったので面白いと感じた。 コロナ禍においてネットで衝動買いをついついしちゃうよねーという話をしていて、 人との絆が絶たれたことで不安になり、 その不安で消費行動に移すことが… のような事が書いてあり、 まさにだな…と感じました...

まだ第一章までしか読んでいないが、まさにな体験があったので面白いと感じた。 コロナ禍においてネットで衝動買いをついついしちゃうよねーという話をしていて、 人との絆が絶たれたことで不安になり、 その不安で消費行動に移すことが… のような事が書いてあり、 まさにだな…と感じました。 この後も楽しみです。

Posted byブクログ

2020/04/18

着目点が面白いね。パチンコやソシャゲも如何に金を払わせて依存させるかに腐心しているのも合理的なマーケティングの元に行われていると言うことを知っているのと知らないのではえらい違いになるな。行動経済学と脳科学は密接な繋がりがあるわなぁ。 非合理的な活動は脳内物質的には合理的な活動なの...

着目点が面白いね。パチンコやソシャゲも如何に金を払わせて依存させるかに腐心しているのも合理的なマーケティングの元に行われていると言うことを知っているのと知らないのではえらい違いになるな。行動経済学と脳科学は密接な繋がりがあるわなぁ。 非合理的な活動は脳内物質的には合理的な活動なのね。

Posted byブクログ