白銀の墟 玄の月(四) の商品レビュー
これまでの巻で多大な苦労をしてようやく結集した頼もしい仲間たちであったにもかかわらず、終盤の過酷な戦いの中で、数々の馴染みある登場人物たちが次々と命を落としていく展開には胸が締め付けられました。重く苦しい犠牲を払いながらも、長く辛い冬をひたすら耐え忍び、わずかな希望を信じて春を待...
これまでの巻で多大な苦労をしてようやく結集した頼もしい仲間たちであったにもかかわらず、終盤の過酷な戦いの中で、数々の馴染みある登場人物たちが次々と命を落としていく展開には胸が締め付けられました。重く苦しい犠牲を払いながらも、長く辛い冬をひたすら耐え忍び、わずかな希望を信じて春を待つ彼らの姿は、まさに極寒の「戴国」という国そのものを表しているかのようで、深く心に突き刺さる読後感でした。
Posted by
最終巻はこれまでと一転、怒涛の連続。でも、安心してください。十二国記は簡単には幕を引きません。 泰麒の活躍も含めたあれやこれやの展開(登場人物多め)、多くの犠牲の果てに掴んだ未来…。 戴の繁栄を願いつつ、満足の読了。
Posted by
既刊の十二国記シリーズが終わってしまった。 この「白銀の墟 玄の月」は4冊に渡り、とても長い旅だった気もするが、怒涛の展開に何度か込み上げてくるものがあり、涙なしでは読み終えることが出来なかった。 こんなステキな小説に出会えて本当にありがたい。 ずっと読んできた人たちは今か今かと...
既刊の十二国記シリーズが終わってしまった。 この「白銀の墟 玄の月」は4冊に渡り、とても長い旅だった気もするが、怒涛の展開に何度か込み上げてくるものがあり、涙なしでは読み終えることが出来なかった。 こんなステキな小説に出会えて本当にありがたい。 ずっと読んできた人たちは今か今かと続きを待ち望んでいるのでしょう。 早くも私も次を読みたくてウズウズします。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
再読 ついに翼を得た驍宗様! 李斎の元にも次々と同士が集結する さあ、これから!というところで、 「李斎らが冬の間に築いたものは、雪のように積み上がりーそして春の到来とともに跡形もなく、消え失せた。」 小野主上は読者をどん底に突き落とす!あんまりだ〜!ここ辛すぎる! 非道に拍車をかける阿選に泰麒はなすすべもない、、、はずがない!黒麒麟はバケモノなのよ! ラストは泰麒と一緒に私も驍宗様の元に疾走する。 最後の締めはやはり延のこの主従。 「つぶやくように言う延麒のその襟首を捕まえて、横に放り出す手があった」 この4巻で初めて笑った。 1巻冒頭に登場した園糸親子が最後に登場。(ここも泣かせる) この親子の未来はきっと明るい。 4巻は今までのじわじわと重厚な展開とは打って変わってジェットコースターのよう。 最後は読み終えるのが寂しくてわざとゆっくり読んだ。 小野主上、2026年9月の短編集、お待ちしております。
Posted by
3巻目で大きく転換した物語が生きていた王と仲間達が合流し、いよいよ反転攻勢かと思ったら、壁は厚く捉えられ絶望感のまま、最後はヤケクソ的な作戦で一矢報いるのかと思ったら、、、 戦闘シーンが思いの外、迫力がありよかった。 これで十二国の既刊を読み終わってしまった。次はいつになるのかな...
3巻目で大きく転換した物語が生きていた王と仲間達が合流し、いよいよ反転攻勢かと思ったら、壁は厚く捉えられ絶望感のまま、最後はヤケクソ的な作戦で一矢報いるのかと思ったら、、、 戦闘シーンが思いの外、迫力がありよかった。 これで十二国の既刊を読み終わってしまった。次はいつになるのかなぁ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
頭を抱えている。 1・2巻ですごいしんどくて、3巻でちょっと希望が見えて、4巻300ページ超えてもずっと絶望…。 何だこの話は。どこに着地するの?? 残りページが少なくなるにつれ、不安でモヤモヤ。 全滅エンドあるのでは??とまで思った。 ラストはさすが小野不由美先生。 バッドエンドではないけど、決してハッピーエンドでもない。 というより、エンドじゃなくて戴のスタートなんだよな。 王や麒麟、臣下達が戴を取り戻す為にめっちゃがんばる話に見えて、その実、この話の主人公は戴の民達なんだろうなと。 十二国記は話の中で目立って出てくるわけではないけど民が中心に動いている話だと思っている。 民が居るから王が動いて麒麟が動く。 日々を懸命に生き、噂に一喜一憂、印象操作に引っかかり、境遇は全然違うが、今を生きる私たちと変わりないと感じる。 泣いた。電車の中で泣きました。 とうとう既刊を読み終わってしまった。 しばらく十二国記ロスになりそう。 今度こそ戴のウルトラスーパーハッピーな話をお願いします! 秋の新刊を楽しみに待ちます。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2025.12.21読了。「白銀の墟 玄の月」の各巻を読み終わった時の感想を残しそびれたので、このシリーズを読み終えた時の感想を覚えている限りそれぞれ残す。長くじわりじわりと動いていた事態がこの巻で怒涛の展開を見せる。思いの外あっさり合流した驍宗と李斎、軍も集まり光明が見えたと思った矢先、驍宗が奪われ、軍は壊滅、一気に絶望のどん底に。葆葉は登場した時から「商人」だなぁと思った。この商人がただで死ぬわけないだろうに。描写としては死んだとされているのだが、どうにも私にはちゃっかりどこかに身を潜めているように思えてならない。にしても驍宗はずっと「王」だったなぁ。阿選との器と格の違いを見せつけていくぅ。軍もない、民からの信用もない、時間もないこのないない尽くしをひっくりかえしうるものがあるとしたら、泰麒の転変と使令、他国からの支援くらいだろうと思っていたが、予想は大いに当たった。角復活してないかなぁと思っていたけど、やっぱり復活してた。切札は最後まで取っておくべきだよな!麒麟はその姿を持ってこそ奇跡の存在なのだから。最後に阿選は討たれたとあったけど物語の中での描写はない。驍宗と阿選は最後にどんな言葉を交わしたのだろう。その場に泰麒は居たのだろうか?この先描かれることはあるのだろうか?気になるところだ。4巻分の長い長い旅路だった。ひとつのシリーズでここまで長いのはもしかしたら初めてかもしれない。表紙は報われることのない運命の哀れな阿選だろう。裏表紙は麒麟だろうか?
Posted by
戴国シリーズ一気読みしました。あらためて、十二国記は日本のファンタジー小説の最高峰だと思います。 本作品の魅力は、王や麒麟といった冒険心をくすぐる設定、細部まで練られた世界観、心を奮い立たせてくれる登場人物たちと、要素を上げていけばキリがありません。が、その中でも私は敵役や汚れ役...
戴国シリーズ一気読みしました。あらためて、十二国記は日本のファンタジー小説の最高峰だと思います。 本作品の魅力は、王や麒麟といった冒険心をくすぐる設定、細部まで練られた世界観、心を奮い立たせてくれる登場人物たちと、要素を上げていけばキリがありません。が、その中でも私は敵役や汚れ役に心を掴まれました。 戴国シリーズで言えば敵役筆頭の阿選や張運、雁国の斡由は、物語のうえでは主人公たちと対立するけれど、彼らの
Posted by
まだまだ続くよね? 『十二国記』シリーズまだまだ続くよね? という訳でね めでたしめでたしの第四巻です 今回ね、ほんと思いました 心底思いました わいは小説家にはなれないな〜って いやいやいや、そりゃそう、そりゃあそうなのよ 絶対的に能力が足りてない それはもちろんそうなの...
まだまだ続くよね? 『十二国記』シリーズまだまだ続くよね? という訳でね めでたしめでたしの第四巻です 今回ね、ほんと思いました 心底思いました わいは小説家にはなれないな〜って いやいやいや、そりゃそう、そりゃあそうなのよ 絶対的に能力が足りてない それはもちろんそうなの だけどそれは一旦置く 一旦置いて上からブルーシート(丈夫なやつ)を掛けた上で言う わい、こんなに死なせられないもん いやもうネタバレごめんだけど ここまで一緒に苦難を乗り越えてきた仲間たちがもう次々と倒れていくのとか無理だもん わいがもし小野不由美さんだったら全員生き残っちゃうもの ひとりも死なないもの そんなわけあるかい! こんな壮大な戦乱を描いてひとりも死なないわけあるかい! でもやっぱり悲しいは変えられない みんな生きてこれからの驍宗と泰麒を支えて欲しかったよ〜。゚(゚´Д`゚)゚。 もう全部天帝が悪い 次会ったらグーで殴ったる
Posted by
残りのページ数見ながら「えっ、決着するのこれ」って思ってたら、一番見たかったところが歴史書の一文で片付けられてしまった。私は…諸国からの援軍でばかでかくなった驍宗軍に唖然とする阿選を見たかったよ…。
Posted by
