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白銀の墟 玄の月(四) の商品レビュー

4.5

389件のお客様レビュー

  1. 5つ

    210

  2. 4つ

    108

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    6

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2024/05/17

周回遅れで読み始めた十二国記。勿体ないからゆっくり読もうと思っていたのに!その意に反してどんどんページが捲られて、気づけば四巻一気読み。なんなの?この息が詰まるような緊張感と言葉にできない感情は!リアルタイムで読んでいた人達とは時間軸がズレたことで、壮大な世界観をシリーズ全体では...

周回遅れで読み始めた十二国記。勿体ないからゆっくり読もうと思っていたのに!その意に反してどんどんページが捲られて、気づけば四巻一気読み。なんなの?この息が詰まるような緊張感と言葉にできない感情は!リアルタイムで読んでいた人達とは時間軸がズレたことで、壮大な世界観をシリーズ全体では一年余り(本書に限れば二日間)で堪能する事ができた幸せを、作者の小野不由美さんと装画の山田章博さん、そして亡き目黒考二さんに感謝したい。さてさて全巻及び副読本も揃えねば!

Posted byブクログ

2024/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっと読めた。戴、こんなことになっていたのか。 絶対驍宗も戴も大丈夫、大丈夫、と信じて読んでたけど、なんとかなるかも!!↑ダメかも……………………………。↓を何度かやってしんどかった。その分最後の幟が上がるカタルシスがすごい。元号"明幟"でああーーーーーーー…………………になって泣けてきちゃったよ。みんなほんとうに頑張った。 人はもちろんだけど騎獣が傷つくとグサッとくるなぁ。ほんとうに頑張った。 泰麒はどちらの世界でも化物と呼ばれてしまうけど、驍宗にとっては蒿里は蒿里だし誇らしい麒麟なのでは。 ロウサンの件など謎も残るのでまた語られる部分があれば楽しみです。

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2024/05/06

一気に物語のスピードが加速する第4巻。それぞれが、己の信じることを為さんと奮闘する。4巻にわたる壮大な物語が完結した。 第1巻は、項梁(こうりょう)の旅路から始まった。第4巻も項梁の描写で終わる。 途中、項梁が白圭宮からの行く末にはあまり触れられておらず、いずれ短編でも構わない...

一気に物語のスピードが加速する第4巻。それぞれが、己の信じることを為さんと奮闘する。4巻にわたる壮大な物語が完結した。 第1巻は、項梁(こうりょう)の旅路から始まった。第4巻も項梁の描写で終わる。 途中、項梁が白圭宮からの行く末にはあまり触れられておらず、いずれ短編でも構わないので、折に触れて登場してくれたらと願っています。 私のGWの楽しみも一つ完結しました。

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2024/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついに読み終わりました…!終わってしまった… 死んでいってしまった人が多すぎて、戦いがそういうものだと分かっていても、辛かったです。 とくに李斎の騎獣の飛燕が、命を落としてしまったシーンは涙が止まりませんでした(p288〜) 泰麒と驍宗様が再会できて本当に良かったです。幼くてあどけない泰麒はもういないですが、驍宗様を助けるためなら、どんな手段も厭わない強くて冷静な泰麒がかっこいいです。泰麒が驍宗様を助ける瞬間を戴の民の目線から見たシーンは、思わず何度も読み返してしまいました(p386〜)。 欲を言えば、驍宗様たちが阿選を討つまでを読みたかったです…!いつか番外編等で読めたらいいなぁと願っています。白幟や墨幟の名前から、改められた暦が明幟になったのは素敵でした

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2024/02/18
  • ネタバレ

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4巻もあるのに、ずっとずっと苦しいだなんて… 18年待つことなく一気読みできてしまったにわか読者なので、ここでバッサリ終わるのに慣れていないのですよ…計都に乗って撤退した二人の会話を聞いてみたかったなぁ…

Posted byブクログ

2024/01/07

2023/12読了。色々な謎が解け、伏線が回収され、収まるところに収まった感。そして最後の最後は例の漢文で締めくくる奥ゆかしい終わり方… 誤算だったのは、全部読みおわって後書きを読んで初めて、第8話を読み忘れてることに気づいたこと… 話が飛躍することもあるとあまり気にせず読んでい...

2023/12読了。色々な謎が解け、伏線が回収され、収まるところに収まった感。そして最後の最後は例の漢文で締めくくる奥ゆかしい終わり方… 誤算だったのは、全部読みおわって後書きを読んで初めて、第8話を読み忘れてることに気づいたこと… 話が飛躍することもあるとあまり気にせず読んでいたが、まるまる1話飛ばしていたとは。順番に読めばもっと違う楽しみ方があっただろう…

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2023/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終わっても阿選がただ王様で居続けようとしていたのと泰麒をいじめてるのが謎だった…ほんとに嫉妬とかのアレなのかな 案作からの簒奪者だったって言っちゃいましょうぜに乗るのもエ〜ってかんじ 琅燦はやっぱり両方に味方を置いてたし天命システムの謎を知りたかったのかな〜って思った 国をちゃんとやろうとするから天命が無くなるなら何もしないっていうのは天をバグらせててなるほどでちょっとおもしろかった

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2023/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ようやく最終章。途中長いし登場人物多いしで何度かくじけそうになったけど最後まで読んで本当に良かった。失ったものがあまりにも多過ぎて完全なハッピーエンドではなく何となく哀しい感じで終わるところがまた奥深かいなと感じました。

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2023/12/02

重い展開が続いた今作だが、最後には光がさすようなカタルシスがある。最後の戦いも描いて欲しかったという希望はありつつも、そこは想像の余地を残してくれたってことで。新刊待望す。

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2023/11/09

終わってしまった!! 国奪還までを期待していたから、最後は呆気ない気がしてしまった(残りのページ数であれ?とは思ったけど。) 書かんのかーい!! でも、本当に楽しめた!! ハラハラの始まりから、進展なく焦れたり、泰麒の気持ちが分からなくて不安になったり、李斎の一途な気持ちを応援...

終わってしまった!! 国奪還までを期待していたから、最後は呆気ない気がしてしまった(残りのページ数であれ?とは思ったけど。) 書かんのかーい!! でも、本当に楽しめた!! ハラハラの始まりから、進展なく焦れたり、泰麒の気持ちが分からなくて不安になったり、李斎の一途な気持ちを応援したり、長く一緒に旅をした仲間たち、せっかく出会えたむかしの仲間たち、意志を共に集まった仲間たちがいっぺんに喪われる喪失感とえ?まさかのバットエンド?が心をかすめて、先読みしたくなる焦りを抑えて、慎重に読み進める。 やっぱり驍宗は王の器質だった。 運命を味方につけている! ああ、終わってしまって、悲しい!寂しい!!

Posted byブクログ