白銀の墟 玄の月(二) の商品レビュー
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2025年読了。「白銀の墟 玄の月」の各巻を読み終わった時の感想を残しそびれたので、このシリーズを読み終えた時の感想を覚えている限りそれぞれ残す。泰麒が敵地に突っ込んで自体が急変するかと思いきや、沼にはまったように自体はほぼ動かなかった。原因はクーデターを起こした張本人であるはずの阿選の無気力さだ。なんでここまで無気力なのかと不思議だったが、彼はただ嫉妬に駆られた哀れな人だったのだ。心理学の先生のお話か何かで「悟り」とは嫉妬心を失くすことと言っていたような気がする。動物にも嫉妬心はあるし、嫉妬は感情の中でも最も制御しがたい感情なのだと。だから阿選が驍宗に嫉妬したのは無理もないし、だからこそ阿選は泰麒に選ばれなかったのだなと改めて思う。選ばれなかった阿選の名前に「選」の字が入っているのはなんて皮肉なんだろうと思った。なんとなく土匪は日本でいうヤクザみたいなものかなと思った。日には当たらないけどその中での社会や上下関係や仁義はしっかり根付いてるとことか。李斎たちは公僕みたいなものだろう。その公僕と日陰者が手を組み、後に窮地を救うことになるいわゆる胸熱展開は良かった。そしてずっと不穏なシーンで聞こえる鳩の鳴き声、ずっと何かあるのだろうと思ったら案の定、人の魂を喰らうとんでもねえ妖魔だった。表紙はこの巻では全く行方が分かっていない驍宗だろう。驍宗は褐色肌に赤眼白髪だから黒髪に白肌の泰麒と対象的でいいな。裏表紙は後々驍宗側のシーンにおいて重大な獣である黒い騶虞だろう。
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冬です 北国の冬 いやもう北欧っすわ 北欧の冬ね そんな『白銀の墟 玄の月』第二巻 いや、分かるのよ ほらわいなんかたまに「ご実家は北欧ですか?」って聞かれるくらい北欧ミステリーに精通しとるからね なんとなく分かるのよ(なんとなくかい!) もう、ずっと曇り空ね こう薄暗く澱ん...
冬です 北国の冬 いやもう北欧っすわ 北欧の冬ね そんな『白銀の墟 玄の月』第二巻 いや、分かるのよ ほらわいなんかたまに「ご実家は北欧ですか?」って聞かれるくらい北欧ミステリーに精通しとるからね なんとなく分かるのよ(なんとなくかい!) もう、ずっと曇り空ね こう薄暗く澱んだ感じで、とにかくもう寒いの、薄ら寒いの そしてもう隙間風よ 廃墟、廃墟よ それが北欧な(失礼なイメージ) とにかくそんな北欧チック だがしかーし!晴れ渡る蒼い空を信じていくぜ三巻!
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二冊かけてこれほど進展がないのは、李斎や泰麒たちの憂鬱や焦燥を読者にも味わわせようとする意図なのか……と疑いたくなる長尺。解説の多いこと。とはいえ、泰麒の思惑、宮中の病、驍宗の生死、とあらかた謎が提示され終わった感触。ミステリを読んでいる気分だ。
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驍宗様が……お亡くなりに?! 泰麒はまさか本心から、阿選を王に選んだ……? 少しずつ明かされる情報と明かされない内情とで織り成される、巧みなストーリーテリングによって、読者の心情は右往左往、作者の手のひらの上で転がされているのを感じます。 なかなか先に進まず、進んでも悪い方にしか...
驍宗様が……お亡くなりに?! 泰麒はまさか本心から、阿選を王に選んだ……? 少しずつ明かされる情報と明かされない内情とで織り成される、巧みなストーリーテリングによって、読者の心情は右往左往、作者の手のひらの上で転がされているのを感じます。 なかなか先に進まず、進んでも悪い方にしか行っていない気がして、読み進めるこちらの旅の足も重くなってきました。
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めちゃめちゃ面白いけど全然話が進まない。。 十二国記はラスト10pくらいでドババーッと話が進むので、まだか、まだかと思ってたら終わってしまった。これは私、1巻でも同じことを言ってた。 もしかしてラストの4巻の最後の最後でドババーッとやるのだろうか。。 この気が重い話を、、あと2巻...
めちゃめちゃ面白いけど全然話が進まない。。 十二国記はラスト10pくらいでドババーッと話が進むので、まだか、まだかと思ってたら終わってしまった。これは私、1巻でも同じことを言ってた。 もしかしてラストの4巻の最後の最後でドババーッとやるのだろうか。。 この気が重い話を、、あと2巻、、頼む、早く楽にしてくれ。。
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前の巻からの伏線がようやく回収か…!?と思いきや、、こんなに探してるのに、、李斎に感情移入してすごく胸が苦しい、、 あと、泰麒が考えてることがここにきてもう分かんなくなってきた、、 先が気になってあっという間に読み終わりました。 この先どうなってしまうのか、続きが気になるのですぐ...
前の巻からの伏線がようやく回収か…!?と思いきや、、こんなに探してるのに、、李斎に感情移入してすごく胸が苦しい、、 あと、泰麒が考えてることがここにきてもう分かんなくなってきた、、 先が気になってあっという間に読み終わりました。 この先どうなってしまうのか、続きが気になるのですぐ読みますε=(ノ゚Д゚)ノ
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1と同様、これだけページがあるのに状況が変わらなくて閉塞感というか鬱々した感じとかがすごい。最後にほんの少しある動きに関しては…ほんまか…?なんかどうにかして良い方向に転がったりしてない…?と疑う気持ちしかない。いやでも結構残酷なエンディング迎えてること多いからやっぱそうなんか…いやでも…みたいな。 全然関係ないけど、この前に読んでたのがレーエンデ国物語4で、憂鬱さがわりと似通っていてちょっとつらい。ずっしり重たい。
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阿選が王なのかどうか急にわからなくなる展開面白かった 食事に毒が盛られてること示唆してたけどそうだとしたらかなりグロい 阿選周りの情報が全くないのが気になる 無気力なやつは何に毒されているのか
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これほど綺麗に「起承転結」の「承」をしたためた小野不由美さんは、本当の本気で十二国記を完結させようとしているように思える。 とにかく、驍宗が十中八九生きているという希望に縋った人たちにとって、衝撃だったに違いない。 そして、泰麒。民の安寧を思う慈悲深い神獣は、正王と偽王、どち...
これほど綺麗に「起承転結」の「承」をしたためた小野不由美さんは、本当の本気で十二国記を完結させようとしているように思える。 とにかく、驍宗が十中八九生きているという希望に縋った人たちにとって、衝撃だったに違いない。 そして、泰麒。民の安寧を思う慈悲深い神獣は、正王と偽王、どちらに対しても冷酷無慈悲な選択を迫る。 物語はクライマックスに向け、速度を逓増させています。李斎、がんばっ。
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読み終わってから時間が経ってしまったのでこの巻だけの感想があまり覚えていない。 たしか驍宗さまが死んだと民から李斎が聞いて咆哮した巻だったかな。
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