魂のゆくえ 新版 の商品レビュー
JBの話が出てきたので、黒人音楽についての本。 ピーター・バラカンがいつもラジオで話しているのはこの辺の話だったのか。知らないよい曲、音楽の流れみたいなものを知ることができる。 Spotifyのプレイリストがついていて、聞き応えある。音楽を聴くのには体力と時間がかかる。
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ここ数ヶ月、自分があまり詳しくなかったソウル・ミュージックを体系的に把握しようという営みを続けている。そんな中で出会った本書は、ピーター・バラカンが1989年に出版し、30年後の2019年にアルテス・パブリッシングから新版とされた1冊である。 音楽評論家としてみた時に、彼が最も...
ここ数ヶ月、自分があまり詳しくなかったソウル・ミュージックを体系的に把握しようという営みを続けている。そんな中で出会った本書は、ピーター・バラカンが1989年に出版し、30年後の2019年にアルテス・パブリッシングから新版とされた1冊である。 音楽評論家としてみた時に、彼が最も愛するソウル・ミュージックを、豊富なディスクガイドと共に記した本作は、ソウル・ミュージックの歴史を辿れる点で非常に有益で面白い。最初にソウル・ミュージックの前史としてゴスペルから始まり、モータウン、サザン・ソウル、ニュー・オリンズ、フィラデルフィア・ソウルなどと多様な変遷をまとめていくその筆致の信頼性は厚い。 そして、これは新版の特徴であるが、全てのディスクガイドにSpotifyのプレイリストが設けられ、QRコードから飛べるようになっている。版元のアルテス・パブリシングは音楽専門の出版社でありここから出している書籍は10冊ほど持っているが、いずれもハズレがなく、かつ基本的にSpotifyのプレイリストをつけてくれており、これはおそらく出版社の方針なのだと思う。 最初に出版されてから30年経とうが、ここで紹介されるソウル・ミュージックは未だに輝き続けている。
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最近では60年代から80年代のブラックミュージックをよく聞いていますが、その中でもいわゆるソウルっぽいものがとても気になって、サブスクの再生履歴はスティーヴィーワンダーとアレサフランクリンとプリンスばかりです。 他にもいろいろ聞いてみたいなあと思っている時にこの本と出合いました。...
最近では60年代から80年代のブラックミュージックをよく聞いていますが、その中でもいわゆるソウルっぽいものがとても気になって、サブスクの再生履歴はスティーヴィーワンダーとアレサフランクリンとプリンスばかりです。 他にもいろいろ聞いてみたいなあと思っている時にこの本と出合いました。 歴史もさることながらプレイリストが付いている所がとても素晴らしい。Ituneならもっとよかったけれど。
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文庫版から数えて事実上の第三版。内容はアルテスパブリッシング初版(事実上の第二版)と変わらないが、この2019年版はプリンス、アリーサ・フランクリン、プリンス、エイミ・ワインハウスの死に触れている他、Spotifyのピーター・バラカン作プレイリストにQRコードですぐにアクセスでき...
文庫版から数えて事実上の第三版。内容はアルテスパブリッシング初版(事実上の第二版)と変わらないが、この2019年版はプリンス、アリーサ・フランクリン、プリンス、エイミ・ワインハウスの死に触れている他、Spotifyのピーター・バラカン作プレイリストにQRコードですぐにアクセスできるのが素晴らしい。特にディスコ以降はアルバム紹介より曲単位の紹介である点がよく活かされており、バラカン氏の得意でないジャンルについてさえもその根本的な耳の良さをお裾分けしてもらうことができる。 ソウルやファンクの入門書としてさらに強化された一作となっている。
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当時を知らない私には最高の入門書。 僕はやっぱりサザンソウルが好きだ。 バイト代を貯めてレコードを買おう!
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初版の刊行から30年たった2019年に,CDガイドではなくプレイリストにアップデートしつつも現代,いや後世にソウルミュージックへの入り口を示してくれる,素晴らしい音楽ガイド. もっと早く(時間のたっぷりあったティーネイジのころに)読んでいたら!と思っても仕方なくて,やっぱりいろ...
初版の刊行から30年たった2019年に,CDガイドではなくプレイリストにアップデートしつつも現代,いや後世にソウルミュージックへの入り口を示してくれる,素晴らしい音楽ガイド. もっと早く(時間のたっぷりあったティーネイジのころに)読んでいたら!と思っても仕方なくて,やっぱりいろんな音楽を聴いてきてようやく,自分の魂がソウルミュージックを,オリジナルを楽しみたいと思うようになったわけで,偶然本書を手にする機会があってホントよかった. YMO のデビューした年に生まれ物事がつくころにはYMOとその周辺文化を貪るように摂取していたイチ音楽ファンとして,当然,バラカンさんのことは存じ上げていましたが,ロンドンのレコードショップで働いていたこともあるほどの音楽フリークとは知らず,でも納得.やはり芯を捉える磨かれたセンスがバラカン氏のセンスで,真似できないし信頼できる.captain captain の良さというか中毒性を最近でもないけど紹介されていたのも納得.納得ばかりしてるなしかし. アリーサ・フランクリンをリビングでかけたら勝手に身体が動きだし,踊りだす.そんな将来有望な我が家の小さい音楽ファンたちと,これからプレイリストを聴いていく楽しみができました.
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