今日は心のおそうじ日和 の商品レビュー
不器用な優しさをもつ作家先生と、涼子のやり取りが面白かった。 小学生のふとした思いつきや、無邪気な距離感や素直さが大きな力になってくれるってすごい。 就眠運動って言葉も初めて知ったけど、これは今後少し疲れて落ち込んだ時に、自分自身を支えてくれる捉え方になりそうだ。 終盤に出てきた...
不器用な優しさをもつ作家先生と、涼子のやり取りが面白かった。 小学生のふとした思いつきや、無邪気な距離感や素直さが大きな力になってくれるってすごい。 就眠運動って言葉も初めて知ったけど、これは今後少し疲れて落ち込んだ時に、自分自身を支えてくれる捉え方になりそうだ。 終盤に出てきた川谷さんのアイデアから広がる話がどういった感じだったのかがイマイチ想像できなかったので、その辺がもっとイメージ出来れば物語のクライマックスでの追体験がより鮮やかなワクワク感になったであろう。 元夫、今まで当たり前に享受していたものを受けられ無くなった後の変化、どんな風に感じ・気づいたのかを読んでみたかった!そしたらスカッとしただろうなぁーと思ってしまう。 先生と涼子・美空、住み込みで共にする生活のその後、続編が出ることを楽しみにしたい。
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去年の12月にブクログで表紙を見かけてからずっと気になっていた本。ようやく読めた。 なんと図書館にあった。嬉しい。 家事ねぇ… 女との結びつきとか歴史とか、仕事との両立とか外注とか、誰がやっても同じとか誰でも出来るとか いろいろ固定観念、偏見、あるけれど タイトル通り「心のおそ...
去年の12月にブクログで表紙を見かけてからずっと気になっていた本。ようやく読めた。 なんと図書館にあった。嬉しい。 家事ねぇ… 女との結びつきとか歴史とか、仕事との両立とか外注とか、誰がやっても同じとか誰でも出来るとか いろいろ固定観念、偏見、あるけれど タイトル通り「心のおそうじ」だった。 読んで綺麗さっぱりスッキリしたわけではない。だが、読んだ後に風通しが良くなる心地がした。 まさに背表紙に書いてあるあらすじのとおり、「本を閉じた後、爽やかな風を感じてください」。やられた。実際に爽やかな風、浴びたわ。 設定が似通っているからか、漫画の「永年雇用は可能でしょうか」がチラついてしかたない。 勝手にこの作品の先生もそっちの先生のイメージで頭の中に思い浮かべていました。 これ、続きあるの嬉しいなあ。 ブクログで見かけたのは2巻の方だったけど、諦めて2巻から読まなくて良かった。 これは最初から読まないと関係性やお話の流れが分からないわ。
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読みとったこと: ◎家事は人生のサブではなくメインであるということ ◎家の事を整えることにより心の整理もつけていく ◎掃除のテクニック、献立のメニューなど 家事の知恵も満載 オススメ: 主婦、主夫の方 家事が好きな人 印象に残った言葉: 男の人は、弱いから。 暮らしのこと...
読みとったこと: ◎家事は人生のサブではなくメインであるということ ◎家の事を整えることにより心の整理もつけていく ◎掃除のテクニック、献立のメニューなど 家事の知恵も満載 オススメ: 主婦、主夫の方 家事が好きな人 印象に残った言葉: 男の人は、弱いから。 暮らしのことも、私ほどきちんとはできないから。 一日でも彼より長く生きて、 きちんと見送ってから逝こう。 彼に孤独な日々を送らせることは 決してさせまいと、 離婚することになった私でさえ、 殊勝なことを折に触れて思っていた。
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家事がどのようなものなのかなんて、考えたことがが無かった。 「家事は生きるための本番」という言葉に納得。 生きていくには、やらなくてはならない行為。 一人暮らしを始めて分かる親の有り難さというものは、生きていくために生活を支えてくれていた親の存在を実感する事なのだと思った。
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家事は生きていく上で最低限で良い。けれど、家事の行き届いた生活はとても気持ちが良く、心のおそうじになる。それは常日頃から私も感じている事なので共感できる部分が多々ありました。そして家事が苦手な私に少しやる気もくれました。笑 山丘先生、川谷さん、美空。登場する人物が皆愛おしい〜
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モラハラクズ浮気元旦那!ひー!となるくらいのクズですな。 しかしここまで極めるとそれだけで強みですよね。続編もあるようなので楽しみです。
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夫の浮気により夫婦生活は終了した。その後紹介で有名作家さんの家に家政婦として勤めることになった。先生は家族を亡くしてて、2年もの間執筆をしていなく、家も荒れ放題であった。そんな家を建て直し、先生に執筆活動をさせた親子は本当に凄いと思う。そして、実家を追われて先生と同居。意外とこん...
夫の浮気により夫婦生活は終了した。その後紹介で有名作家さんの家に家政婦として勤めることになった。先生は家族を亡くしてて、2年もの間執筆をしていなく、家も荒れ放題であった。そんな家を建て直し、先生に執筆活動をさせた親子は本当に凄いと思う。そして、実家を追われて先生と同居。意外とこんな生活も良いもんだなぁと思う。最後には浮気した夫が女に捨てられたのも笑えた。
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生きている間は、生きる・活きることが大事だと思う 家事をやるのは活きること。生きていくために、生きることを支えるために必要なこと まぁ手間だと思っちゃうとなかなかできないよね…w あとがきが本文とちょっとノリが違くて、でもなんかすきだなと思ったのでした
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不倫をした夫と離婚し、一人娘を抱えながら特に仕事経験がなく、 家事だけは好きだった主人公の涼子。 実家に出戻るもバリバリと働く兄姉との関係に肩身の狭い思いをし、 実父から小説家の家政婦として働くことを依頼されるという物語。 今まで家事をテーマにした物語というのを読んだことがな...
不倫をした夫と離婚し、一人娘を抱えながら特に仕事経験がなく、 家事だけは好きだった主人公の涼子。 実家に出戻るもバリバリと働く兄姉との関係に肩身の狭い思いをし、 実父から小説家の家政婦として働くことを依頼されるという物語。 今まで家事をテーマにした物語というのを読んだことがなく、 本のタイトルを見て興味をそそられたので手に取りました。 主人公の涼子は何も取り柄がないと自分で思い込んでしまい、 自分でも得意でもあった家事に力を注いで家庭を支えていたはずなのに、夫が涼子に対して言っていた言葉が 家事仕事を馬鹿にしたような、その人を否定するようなことを 言っていたことに腹立たしく思いました。 そして不倫していた女性もと途中までは同じような考え方だったので こんな環境だったのならば離婚をして正解だったと思い 涼子のこれからの人生に頑張って欲しいと思いながら読んでいました。 涼子の家政婦としての仕事はまだプロとして正式に働いていなくても、 しっかりとした心配りをしながら隅から隅まで家事をこなしていたので、 自分がまるで掃除をしていたかのように心がすっきりとした気分になっていきました。 何だか自分の家まで綺麗にしたくなってきた気分にもなりました。 依頼された小説家も辛い過去を背負いながら生きてきたけれど、 涼子が現れたことによって徐々に心を開き、 本音を曝け出すようになって出筆にまた戻れることになって、 マイナスだった二人が交じり合うことによってプラスのパワーに変わっていった所が心温まり清々しかったです。 これに娘と若手編集者の絶妙なバランスが効いて 更にパワーアップされて予想だにしなかった展開となって本当に良かったと思いました。 娘の美空の言動が母親よりも少し上手だったり、 大人びていたり、時には無邪気だったりと変化する所が魅力的で この関係性の中にぴりっと胡椒が効いたようで良かったです。 作品中の 家事は大事とか大事じゃないとかではなくて、 それも暮らし、生きることの一部ということ。 生きていれば、家の中は自然と乱れるし、汚れるし、 洗濯物だって出る。それらを綺麗にすることだって、 サブではなくメインだと捉え直してみたらどうかした。 という言葉がとても印象的で、 専業主婦だけでなく、女性だけでなく、 男女全ての人達にこのことを強く伝わって欲しいと思い、「みんなの家事」が広まったら良いなと思いました。 涼子の日常で使えそうなお掃除テクニックが参考になったり、 美味しそうな料理レシピも満載だったので、 読んでいても飽きずに一気に読んでしまいました。 今まで家事にそれ程力を入れられなかった自分を反省すると共に、 これからは心を入れ替えて家事に対してしっかりと誇りを持ちながら丁寧にしていきたいなと思いました。 この作品の続編が出ているというので、これも引き続き読みたいと思います。
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男は絶対読むべきですね。特に結婚してる男…そして家事をやらない方は特に… 家事の大切さを実感できる本です。家事をするのが当たり前。生活するためにやらなければならない。 共働きの夫婦また専業主婦の方々にもとっても良い刺激になる物語です。 私はこの本に出会えてよかったです。共働きで3...
男は絶対読むべきですね。特に結婚してる男…そして家事をやらない方は特に… 家事の大切さを実感できる本です。家事をするのが当たり前。生活するためにやらなければならない。 共働きの夫婦また専業主婦の方々にもとっても良い刺激になる物語です。 私はこの本に出会えてよかったです。共働きで3児の父親ですが、家事は毎日してますが、この本のお陰で家事の考え方が変わりました。家事をさらに楽しくやれそうです。本当にありがとうございます。
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