愛とか恋とかどうでもいい の商品レビュー

椎崎夕(著者)

2020/07/19

可愛らしい見た目に反して気の強い幸春。見た目で判断されるのが嫌だと言うけど、相手が期待するような行動をしてしまうのは不器用だからなのかも。中々弱音を言えない幸春が、井上に助けを求められるようになったのが嬉しい。たとえ、理解できない現象に悩まされてだったとしても。
幸春と井上の恋は２人の不器用さですれ違ってばかりだったけれど、本当の幸春を大切に思ってくれる人と出会えて本当によかった。明日になっても～の２人のその後が見られるのも楽しかった。

2019/10/11

ちょっと意外だったんです。椎崎先生が心霊ものって。新鮮でした！幸春くんに憑いてるのが何なのか、何のために霊障を起こしてるのか、どうなるのか、続きが気になってどんどん読み進む感じ。攻が図書館司書と裏稼業兼務してるのも、萌える。単に司書さんが好きってのもあるけど、真面目そうで物腰柔らかな人に裏があるって、いいなぁ。結局、ぶっきらぼうなだけで特に性悪とか意地悪なわけではないけどね(*´-`)