ヴァラエティ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1、2話目の話が面白くて、次を楽しみにしていたら突然の対談。その後別の短編が始まって、読了しましたがこの本、短編集だったのですね。どの話も面白かったですが、小説に2回もの対談載せる必要ありますかね…それならもう一話余分に読みたかったー!!
Posted by
短編集。さすが!こういう人、いるわぁって思わせる描写。(嫌な人ほどリアル) ぜんぶ面白かったけど、ドライブインザサマーの メチャクチャな感じが特に好き。 作品は好きだけど登場人物はほぼ嫌い。
Posted by
相変わらず奥田さんの作品は面白すぎ。 最後の短編は地元の岐阜弁や長良や千手堂などの地名も出てきてうれしい。
Posted by
短編集。やっぱ読みやすい。 筆者自身も自分が書いた短編小説の五本の指に入ると言った「夏のアルバム」は読後感がなんともやるせなくなった。 「ドライブ・イン・サマー」もなんだかんだ世にも奇妙な物語っぽくて面白かった。 なぜか夏の話が印象に残りやすいのか、、、?
Posted by
Iターン って本を思い出した。(短編集だから当たり前なんだけど)あっちより軽くてクリーンな感じ。軽快。誰かを恨むとかってまではいかなくて、とにかく進むべーって気分になる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりの奥田英朗作品♪ タイトル通りバラエティに富んだ作品ばかり。 どれも。全部面白い。 『ドライブ・イン・サマー』がめちゃくちゃ奥田英朗ワールドで好き…ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)! 対談によると奥田氏は構成を考えずに書き始めるとか。 ほんとにこんな人いるんだなぁ~。 天才っ!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ヴラエティ読了。 久しぶりの奥田作品楽しく読ませていただきました。 最初の2作品は私が好きな感じのストーリーでもっとシリーズ化して欲しかったですがらあとがきに続けられなかったと書いてあって残念でした。 奥田さんの作品には少し足りない何か不安定な主人公が困難に立ち向かいながら物事を進めていく事が多く、それが妙にリアリティですごく入り込めるのが魅力だと思います。 今回も会社を独立するのに結構甘い考えの主人公が予期せぬ事態に直面しながら何とか問題をクリアしていき成長する様はクスッとさせられてさすがだなと思いました。 次はどの奥田作品かな?
Posted by
気軽に読める短編だった。 個人的に好きだったのは「おれは社長だ!」と「毎度おおきに」のシリーズである。 経営者とは孤独なものであり、弱音を吐ける場所もないという様子が父親と重なった。 たとえセンスや技術があっても経営者として優れているかは別の話であって、社員の生活まで背負う責任...
気軽に読める短編だった。 個人的に好きだったのは「おれは社長だ!」と「毎度おおきに」のシリーズである。 経営者とは孤独なものであり、弱音を吐ける場所もないという様子が父親と重なった。 たとえセンスや技術があっても経営者として優れているかは別の話であって、社員の生活まで背負う責任の重さは計り知れない。 会社を守るためには手段なんて選べない。 世間知らずだと相手の好きなようにあしらわれる。 「セブンティーン」もまたおもしろかった。 私は母と学校のこと、友だちのこと、恋愛のことでもなんでも話す方であると思う。 母自身学生時代はモテて遊んでいた(ように私には思える)。 それでも娘のことは心配らしい。 母親とはそんなものなのであろう。
Posted by
多彩なジャンルの作品を発表する著者の蔵出し作品集。脚本家山田太一氏や俳優イッセー尾形氏との対談も収録した、微妙な空気が絶妙な短編集。 脱サラ社長の苦悩ものやブラックコメディなど、さすが奥田英朗ワールドを満喫して、山田さんとイッセーさんとの対談で作品世界のルーツを知る。
Posted by
まとまらなかった短編集。 対談やショートショートまで収録されていて、 まさにバラエティに富んだ一冊。 山田太一との対談テーマ 「総ての人が<人生の主役>になれるわけではない」を実感する作品も。 個人的には「ドライブ・イン・サマー」がおもしろかった。 これ、『罪の轍』書いた人なんだ...
まとまらなかった短編集。 対談やショートショートまで収録されていて、 まさにバラエティに富んだ一冊。 山田太一との対談テーマ 「総ての人が<人生の主役>になれるわけではない」を実感する作品も。 個人的には「ドライブ・イン・サマー」がおもしろかった。 これ、『罪の轍』書いた人なんだよなぁ……と思いながら読んでた。
Posted by