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身近な花でできる茶花の入れ方 の商品レビュー

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2026/02/22

なんとか茶の湯を日常のものにしようとすれば、やはり花を自分で入れる経験を積まないとと思う。そんな新米に指針となる本。1人で会席つくる本に続いて大変に実用的。洋花も取り入れるが、そもそも梅や桜だって外来種じゃんって想いがあったのでありがたい。 花入もまずは焼物、竹、籠の3種を低予算...

なんとか茶の湯を日常のものにしようとすれば、やはり花を自分で入れる経験を積まないとと思う。そんな新米に指針となる本。1人で会席つくる本に続いて大変に実用的。洋花も取り入れるが、そもそも梅や桜だって外来種じゃんって想いがあったのでありがたい。 花入もまずは焼物、竹、籠の3種を低予算で揃えてやると。 茶花の3つのポイントとして、まず主の花を根締めにし添えを高くしたり横に広げたり手前に垂らすなどの形。2種以上入れるときは正面から見てできるだけ足元を揃える。葉の数を奇数にする。 その他細かい技術も諸々紹介している。椿は葉裏でも葉をひねって表側を向けることができる。花の形も真行草がある。照り葉は砂糖水で養生すると色が冴える。焼き締めの花入は一晩は水に浸ける。梅など花入の中で安定させるために枝の足下を折り曲げて入れる。菜の花は足元の葉を残し茎が踊るのを防ぐ押さえにする。大葉擬宝珠や吹上菊などは使わない葉を折りたたんで押さえにする。洋花を茶花にするには花をたくさん落とし静かな感じにする。宗旦の「花もなく実もなき枯木いけて見よ 心の花は何かまさらむ」。広間は花入の1.5倍、小間は等倍と、適当な花の丈は変わる。葉を落とすときは1枚単位で。切り口に十文字に鋏を入れ水揚げ。花に話しかけ花の心を聞く花語り。枝がしなるからギュッと入れてオッケー。軽く振って花に風を入れると花がリラックスする。芒は葉先がやつれたところは少し斜めに切る。

Posted byブクログ

2024/08/08

煎茶のお稽古やお茶会の時に飾られている茶花に興味が出てきたので読んでみました。 茶花に使われる和の草花はこの本にも書かれている通り入手が難しく、私が通っているお煎茶の先生もご自分の庭に茶花を植えているとのことですが、この本では洋花を使用した茶花も解説しており、茶花にチャレンジした...

煎茶のお稽古やお茶会の時に飾られている茶花に興味が出てきたので読んでみました。 茶花に使われる和の草花はこの本にも書かれている通り入手が難しく、私が通っているお煎茶の先生もご自分の庭に茶花を植えているとのことですが、この本では洋花を使用した茶花も解説しており、茶花にチャレンジしたいと思うハードルがぐっと下がりました。 おすすめポイント ・「身近な花でできる」と書かれている通り伝統的な茶花だけでなく、洋花も取り入れた取り合わせの紹介も充実しています。 ・初心者向けに、まず揃えるべき花入3選、使える花と使えない花、水切りの仕方など基本から丁寧に解説しています。 ・カラーの写真をふんだんに使い、枝葉を整理する前の姿、生徒役の佐藤さんが入れた花の写真、先生が手直しした写真がポイント解説付きで見開きに構成されておりとても見やすいです。 ・例えば牡丹の回には「葉を一枚落とすだけでバランスが崩れてくるくる回ってしまうのですね」「牡丹は目を出すときからバランスよく育つんです。ですから、葉を落とすのは慎重に」など、花材ごとに的確なアドバイスが会話形式の読みやすいフォントで目立つように書かれ、印象に残りポイントがつかみやすいです。 これまでぼんやりと「風情があるな」としか感じられなかった茶花の見方も少しわかるようになりました。 さらりと深いことまで書かれているので、読み返すたびに新しい発見ができると思います。

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