チェンソーマン(4) の商品レビュー
この巻は「主人公がひたすら強くなる戦闘譚」ではない。『チェンソーマン』第4巻では、デンジと仲間たちがこれまでの延長線上にある戦闘だけでなく、「生存のための準備と自分たちの立場の整理」という段階に差し掛かる。ここで物語は単純な戦闘描写から一歩進み、「力の制御」と「周囲との関係性」の...
この巻は「主人公がひたすら強くなる戦闘譚」ではない。『チェンソーマン』第4巻では、デンジと仲間たちがこれまでの延長線上にある戦闘だけでなく、「生存のための準備と自分たちの立場の整理」という段階に差し掛かる。ここで物語は単純な戦闘描写から一歩進み、「力の制御」と「周囲との関係性」の再構成を描き出す。  まず、この巻は公安特異4課が大打撃を受けたところから始まる。デンジの心臓を狙う謎の一味の襲撃により、チーム内には不穏な空気が漂う。主力メンバーの一部は負傷し、これまでの戦いの累積が明らかになる。ここから、第4巻は「追われる対象としてのデンジ」と「彼を守ろうとする仲間」の双方の立場を描写し、単なる敵対関係以上の緊張を積み上げる。  巻内では、デンジとパワーが最強のデビルハンターの元で訓練を受ける場面が挿入される。この訓練は単なる強化ではなく、二人が自分たちの力を自覚し制御するためのプロセスとして機能する。デンジはこれまで本能的に戦ってきたが、ここで初めて“力の制御”という課題と向き合う必要が出てくる。自分の力がどこまで通用し、どこで限界を迎えるのかを他者の観察とフィードバックを通じて学んでいく局面は、本巻の重要な転換点である。  また、この巻では仲間との距離感や信頼の再構築も描かれる。前巻までのバトルの連続によって、互いの行動や価値観に齟齬が生じていた公安特異4課のメンバーたちは、この巻の中で“共通の目的”を再確認しつつも、互いの弱点や恐怖と向き合わざるを得ない状況になる。戦いを続けるだけでは解決しない人間関係の複雑さが露呈し、それが物語に厚みを与える。  読後に顕著なのは、戦闘描写そのものへの印象ではなく、デンジという存在が周囲の環境にどのように位置付けられていくのかという問いである。これまで小さな欲望を追いかけてきた彼が、“生き延びるための主体性”と“仲間としての責任”という二つのベクトルを同時に意識するようになる過程は、この巻の肝である。 第4巻の価値は、単なるアクションの派手さではなく、「デンジという個を取り巻く力関係と役割意識が再定義されるプロセス」にある。戦いの中で力を得るのではなく、力をどう位置づけ制御し、仲間と折り合いをつけていくかが本巻の本質であり、それが今後の物語を支える基盤となっている。 
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この巻は、ここまでで一番好き。 マキマさんの力が薄ぼんやり見えてきた。 撃たれて死んだと思ったのに生きてたり、 人の命を使って遠隔で他の人の命を奪ったり、 見るだけで身体中から血を吹き出させたり…。 内官官房直属のデビルハンター…。 先生に「嘘つき」と言われてたし、 なんだか黒幕感が尽きない。 アキの銃の悪魔へのこだわり。 でも、死んだ家族が本当に大切な存在であり、 家族とのつながりを わずかでも感じることができるなら、 それは恨みや復讐でも持ち続けてしまうかも。 本当に殺したいとかではなくて、 つながりを持っておくために…。 相手も死んでしまって「つながり感」の 行き場がなくなったら、 生きてる目的もなくなってしまうのかな。 終盤にいろんな悪魔が出てくるけど、 『天使の悪魔』ってなんだそりゃ。
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この巻は、デンジのセリフで名セリフが2つもあります。 「楽しくなる為に頑張ってきたのに 楽しくなくて頑張るのは糞だ」、 「心臓だけじゃなく人の心までなくなっちまったのか? ま! シリアスな事ぁ考えなくていっか! 楽しくねぇ事、考えても楽しくねぇだけだからな!」、 現代人としは、仕...
この巻は、デンジのセリフで名セリフが2つもあります。 「楽しくなる為に頑張ってきたのに 楽しくなくて頑張るのは糞だ」、 「心臓だけじゃなく人の心までなくなっちまったのか? ま! シリアスな事ぁ考えなくていっか! 楽しくねぇ事、考えても楽しくねぇだけだからな!」、 現代人としは、仕事や、家庭、環境に対して、毎日考えている事だと思いました。 楽しくなる為に頑張っているのに、楽しさも分からなくなってしまいに慣れてしまう事が怖いなーと思いました。
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アニメでキリがいいとこだったので4巻購入。と、思ったら先週9話の途中からだったわ。アニメ10話は4巻29話からですね。んで、津田さん、いや、岸辺隊長、もとい、先生、ほんとに人ですか?酔拳ですか?ぐらいの動きやわ。彼もまた頭のネジイカれてるのかしら?(笑)デンジくんとパワーちゃん、2人揃っても先生には勝てんのか。超インテリ作戦のパワーちゃんをOPで描いてあるのね。しかし、まじで容赦ないな、先生(笑)そしてマキマさん単独行動だけど、まぁ、ひとりでも大丈夫なら人だしね!?アキくん、釘から刀になってる???
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ヘビの女の能力で最後に出てきたのは姫野先輩の幽霊。喰った能力を使えるのか。 いろんな魔人がでてきて面白い。サメ、蜘蛛、暴力、天使。 デンジの、「楽しくねえ事考えても楽しくねえだけだからな!」が印象に残ったな。 考えても仕方ないことを考えても仕方ない。 デンジみたいな素直丸出しなキャラ大好きだ。
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新キャラも増えて色々動き出した第4巻、マキマさんの醸し出す不穏な空気と圧倒的な強さ、気が弱いコベニちゃんが実はめちゃくちゃ強かった等、第一印象よりもキャラクターがどんどん変化して魅力的になっていく魅せ方が上手いなぁと思いました。こんなに物語が不穏なのに、シリアスな事ぁ考えなくてい...
新キャラも増えて色々動き出した第4巻、マキマさんの醸し出す不穏な空気と圧倒的な強さ、気が弱いコベニちゃんが実はめちゃくちゃ強かった等、第一印象よりもキャラクターがどんどん変化して魅力的になっていく魅せ方が上手いなぁと思いました。こんなに物語が不穏なのに、シリアスな事ぁ考えなくていっか!のデンジくんの明るさに救われます。
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人間は愚かじゃな。 楽しくねぇこと考えても、楽しくないだけなのにな。 泣くな人間。 チェンソーマン第4巻、文句なしの100点だ。
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マキマの能力が気になる。デンジとパワーが本人たちは至って真面目なんだが、根がバカだから笑ってしまう。続きがきなる作品
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早速、仲間がほとんど死んで驚いた…。コベニ、やっぱりやればできる子だったんだな…なんだかんだ言って、生き残っていきそう! アキって、デンジと対照的に、普通で、いいやつなんだな…うちひしがれてる姿が刺さる。余命がシビアだな~、心の中めちゃくちゃそうだけど、冷静に仕事してるのがカッコいい。 マキマ…やっぱり人間じゃなさそう?正体が気になる。なんで主犯は攻撃しなかったのか…やっぱ陰謀あるのかな。
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最後の特異4課の面々の登場が唐突すぎてまたついていけなかった…。 この漫画は度々ついていけなくなるけど、なんだかんだで面白いのが不思議。 独特のノリでやってきたキャラたちが今あったまってきてる感じ。 それにしてもマキマ無敵じゃない?
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