好きなことしか本気になれない。 の商品レビュー
元AP南さんの自叙伝。 起業した会社のPR本かと思いきや、PRはごく僅かな点は慎ましいと高評価。 自分のストーリーを考え、自己実現と社会実現を目指すセルフリーダーシップが大事、ということか。 APでの経験をざっくらばんに語っている点が面白かった。 特に、MBA帰国後にNPOをや...
元AP南さんの自叙伝。 起業した会社のPR本かと思いきや、PRはごく僅かな点は慎ましいと高評価。 自分のストーリーを考え、自己実現と社会実現を目指すセルフリーダーシップが大事、ということか。 APでの経験をざっくらばんに語っている点が面白かった。 特に、MBA帰国後にNPOをやろうとしたら社長にマインドシェアの観点で激怒された話、土日関係なく激務で働いてて当時のパートナー(Aさん??)に詰められて鬱の手前になる話、とかは2010年前後のリーマン直後のファンド業界の大変さを物語っているよう。 しかし、笹沼社長も、自身が独立するときはモニターでのコンサルと独立準備を並行してやってたのに、他の人のNPOなどの取り組みには厳しくて狭量だな、という印象、、、 それだけリーマン直後の当時の環境が厳しかったということか。某銀行の案件で大損こいたと聞くし。
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キャリアを考える上で、大変参考になった。 著者は慶應→メガバンク→ファンドという絵に描いたようなエリートキャリアを捨て、独立し現在成功している。 キャリア形成していく上で岐路に立ったとき、必ず「自分で決めてストーリーを作る」ことを実践してきた。 そのようにして真のセルフリーダーシ...
キャリアを考える上で、大変参考になった。 著者は慶應→メガバンク→ファンドという絵に描いたようなエリートキャリアを捨て、独立し現在成功している。 キャリア形成していく上で岐路に立ったとき、必ず「自分で決めてストーリーを作る」ことを実践してきた。 そのようにして真のセルフリーダーシップを身につけることで、豊かで後悔のない人生を歩めるのだと考えている。 自分自身も転職を控えているが、この本を読んで、自分で決断できたことは自信にしたいと思う。将来どうなるか分からないが、とにかく与えられた環境下で本気で取り組み、何事も自分で決め切る力をつけていきたい。
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ライフシフト×多動力という感じの本。 その都度自分を振り返り、自分の軸をみながらスキルを整理する必要ある。
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・ポイント:時代は加速度的に変化している。これから身につけるべき能力なんて誰にもわからない。だからこそ、長期目線でのキャリア形成は意味がない(かもしれない)。一方で「過去を生かす」という考え方でも大きな飛躍はない。ではどうすべきか。大切なのは、120%打ち込める仕事に出会い、120%で打ち込むこと。それが大きな成長につながる。そのためには「肩の力を抜いて、フィーリングに従い決断していくこと≒仕事を選んでいくこと」が大切。 ・キャリアについて「悩みすぎた」人におすすめしたい。 ・所感、メモ これまでキャリア、転職、経営者に関する本を何冊か読んできたが、他とは違うイメージ。 「今後、こうしていくべき、〇〇は必須」のような強く、断定的な表現はなく、あくまでも提案のような形。 自分自身キャリアに悩みに悩んだ時に読んだので、「このまま進めばいいのだ」と、肩の力を抜くことができた。 また、仕事選びにおいても、市場価値が高い仕事や能力といった外的な観点からの提案ではなく、「好きなこと」など、内的な観点に基づいた提案であり、非常にしっくりきた。 「これから先、世界は加速度的に変化していくため、今から身につけるべき能力なんて、誰にも結局はわからない。 ではどうすべきか。自分で進む道を決め、そこで努力し、力をつけるしかないが、それには120%打ち込める仕事でなければ、大きな成長は望めない。つまりは、「好き・楽しい・価値がある」と思える仕事に出会うしかない。 そんな仕事に出会うために、自分のフィーリングに素直に従い、興味を持った分野に飛び込もう!」 と、提案いただいたように感じた。 悩んだ時にまた読み返したいと思った本。
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けんすうが勧めていた本。 アドラー的な考え方。 過去が今を規定するのではなく、未来が今を規定する系。 意思決定の経験の重要性をここでも言ってる。 価値の変容の話は気づきがあってよかった。 KNOWING→DOING→BEINGのやつ。
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著者がcoconala創業者ということで一読。 以前、coconalaでサービスを販売していたこともあり、どのような心境でサービスを作っていたのか、という観点で読んでみた。 結論として、coconalaというコンテンツに対するマーケ要素はほとんどない。 「正解のない世界」と...
著者がcoconala創業者ということで一読。 以前、coconalaでサービスを販売していたこともあり、どのような心境でサービスを作っていたのか、という観点で読んでみた。 結論として、coconalaというコンテンツに対するマーケ要素はほとんどない。 「正解のない世界」という現代の命題をもとに、いかに世の中に正解として位置付けるか、といった啓発本。
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好きなことしか本気になれない 要約 終身雇用制度が崩壊し、人生100年時代に突入していくこれからの時代に置いて、生涯のうちで仕事をする期間が長くなることはもはや必然である。 そんな中、長く働かなければならないのであれば、フリーとなっても食っていける「個人の力」が不可欠だ、と著者は言う。その前提のもと、「個人の力」の三大要素が本書には記載されている ■「個人の力」の三大要素 ①スキル ②自分の価値観 ③セルフリーダーシップ ーーーーーーーーーーーーーーーー ①スキル 要素の一番最初にスキルが挙げられていることを見て、最初は疑問に思ったが、後述する筆者の意見を見て納得した。 大切なことは、「唯一無二のスキルを一つ持つ」という発想を捨て、「複数のスキルを持つ、新たなスキルを獲得し続ける」という考え方に切り替えることだ。 なぜなら、激動する時代の中で「絶対」というものは存在せず、スキルにおいても、どのようなスキルにニーズがあるのかは、その時々で変わるからだ。 ②自分の価値観 「個人の力」はその人の過去の経験から生まれてくるものではない。価値観から生まれてくるものである、と筆者は言う。 自分の価値観をわかっていない人は、自分の過去にしがみつき、過去を正当化しようとする。 (例)「ずっと営業畑だったから、営業の経験を活かして転職しよう」 ③セルフリーダーシップ 筆者によると、セルフリーダーシップとは、自分で目標を決め、実行し、達成し、評価することをいう。 自分のスキルや価値観を把握していない人はセルフリーダーシップを発揮することは難しいという。 そのスキルや価値観を明確にするためにも、以下の問いに明確に答えを持つことが大切である。 「なぜ働くのか(Why)」 「どんな仕事をしたいのか(What)」 「どうやったら上手くいくのか(How)」
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先行きが見えない人生100年時代、正解なき世界を生き延びる方法とは。 ・人口動向といった確実に変化する外部要因を知り、押さえておく ・厳密に考えるまでもない、ざっくりと予想がつく「当たり前の未来図」を念頭に置いて自分の今後を考える それを踏まえた上で、正解かどうかわからないけ...
先行きが見えない人生100年時代、正解なき世界を生き延びる方法とは。 ・人口動向といった確実に変化する外部要因を知り、押さえておく ・厳密に考えるまでもない、ざっくりと予想がつく「当たり前の未来図」を念頭に置いて自分の今後を考える それを踏まえた上で、正解かどうかわからないけど、自分はこうすべきだと思う、という意思決定ができること。 慶大卒〜大手都銀〜企業買収ファンド〜オックスフォードMBA… 傍から見れば順風満帆でキラキラのキャリアだけど、実際は私たちと何ら変わらないごく普通のひとりの若者が、たくさん悩み、矛盾やジレンマと戦いながら少しずつ歩んできた、とても泥臭い人生だった。 人生には選択をしなくてはならない場面がある。どの道が正解だろうか。失敗したくない。私たちは正解が欲しくて口コミや評判など片っ端からネットで検索する。運良くその道に詳しい知人や伝手がいれば直接話しを聞いてみるかもしれない。でも実はどれも正解でもなければ不正解でもない。「正解を探すのではなく、選んだ道を自分で正解にしていく」という考え方がとても新鮮だった。 いまの自分は、自分らしく生きているだろうか? 本気で人生を送っているだろうか? そんなことを考えさせてくれる一冊だった。
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自分なりに大事だと思ったことをまとめました! 個人の力とは、スキル、自分の価値観を持つ、セルフリーダーシップをもつ これらはどんな仕事にも応用がきく 10人に1人のスキルを3つ掛け合わせるとレア人材に 過去を正当化するためのキャリアは意味なし 自分の力、個人の力は過去の...
自分なりに大事だと思ったことをまとめました! 個人の力とは、スキル、自分の価値観を持つ、セルフリーダーシップをもつ これらはどんな仕事にも応用がきく 10人に1人のスキルを3つ掛け合わせるとレア人材に 過去を正当化するためのキャリアは意味なし 自分の力、個人の力は過去の力じゃない 過去の力はいつか活きる能力で、未来を限定する能力ではない セルフリーダーシップとは自分のことは自分で決めて"いい" ということ 周りと同じでも違っていても、自分がいいと思ったことをやる。"人と違うこと"で自分らしさを見失わない そのときの自分に正直になることが、最良の意思決定になる。もっといい誰か・何かではなく、そのときの”自分の最高”を信じる 好きか嫌いかは本気でやって初めてわかる 意思決定とは、正解がわからない中で意志の力で決め、結果を受け止めること 可能性の断捨離 スキルでどうにもできなくなったときに意思決定力が活きる 好きなことをやれるように自分で自分をリードする 新しいことはすぐに始める 段取りなんていらない。プランは偶然と自己決定力
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スキル売買ココナラ創業者の南さんの本。南さん自身いわゆるエリート街道を突っ走ってきている。その彼がオックスフォードに留学し、人生100年時代に従来型の成功モデルが自分の目指す姿ですか?と問うてくる姿勢はかなりの迫力。 終身雇用もおわり、年金も期待できない現役世代。はじめに入った会...
スキル売買ココナラ創業者の南さんの本。南さん自身いわゆるエリート街道を突っ走ってきている。その彼がオックスフォードに留学し、人生100年時代に従来型の成功モデルが自分の目指す姿ですか?と問うてくる姿勢はかなりの迫力。 終身雇用もおわり、年金も期待できない現役世代。はじめに入った会社が倒産したり、買収されてしまうことだってザラにある。 我慢してれば報われることなんてありゃしません。 自分の手綱は自分で持ちたい人へオススメしたい本。
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