1,800円以上の注文で送料無料

イノベーション・スキルセット の商品レビュー

3.8

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2019/10/15

企業活動の一貫性を成すものがデザインなんだと理解したのが一番の収穫。そして、僕が傾倒しているデザイン思考がビジネスデザインに分類され、(ものづくりの根幹ではあるものの)それだけでは価値を最大限に提供しきれない、と気付かされた。 感性と理性、抽象と具体の往復の重要性については、様々...

企業活動の一貫性を成すものがデザインなんだと理解したのが一番の収穫。そして、僕が傾倒しているデザイン思考がビジネスデザインに分類され、(ものづくりの根幹ではあるものの)それだけでは価値を最大限に提供しきれない、と気付かされた。 感性と理性、抽象と具体の往復の重要性については、様々な書籍で語られているので新鮮味はなかった。 とはいえ、僕自身は分析偏重タイプななで、ふせんトーニングを毎朝のルーティンとしてさっそくやってみたい。

Posted byブクログ

2019/10/09

BTC(ビジネス、テクノロジー、クリエイティビティ)の3要素を兼ね備えることで、イノベーションを生み出す人間になるというコンセプトの本。 特に、クリエイティビティ、つまりデザインに関するスキルがこれからは重要になっていくということで、ビジネス人や技術者がどうデザインスキルを身につ...

BTC(ビジネス、テクノロジー、クリエイティビティ)の3要素を兼ね備えることで、イノベーションを生み出す人間になるというコンセプトの本。 特に、クリエイティビティ、つまりデザインに関するスキルがこれからは重要になっていくということで、ビジネス人や技術者がどうデザインスキルを身につけていいかということについて書いてあった。 前から思ってたことではあるけど、やっぱりこれからはデザイン的なセンスが求められてくるのだろうなと思う。自分もスキルないと言っているけど、この本に書いてある、「「n=1」のデザインリサーチ」やふせんトレーニングでデザインのジャッジをして鍛えていったほうがいいのかもしれないと思った。 他に、「デザインフィクション」というものが紹介されてあって、これは「目の前にない課題」を疑似的にフィクションの中で発声させ、それを解くためのプロダクトさサービスを実際に検討してみることで新しい発想に至る手法だそう。ようは、想像力を高める訓練なのだろうなと思ったけど、その例示としてでてきた熊本県知事の話が面白かった。隈本知事はくまモンの生みの親でもあるそうなのだけど、著者と話した時に、「県民からいただいている税金を僕はゼロにしたいんです。くまモンが稼ぐことで、それが実現している未来を作りたいんです」と言ったそうなのだけど、そういう考えでくまモンのPRをやってるのかと驚いた。今は海外でも人気らしいけど、本当、くまモンのPR戦略はすごいと思う。

Posted byブクログ

2019/09/23

BTC人材についての入門者向け。とはいえ、読みやすいが内容も深く、広義でのデザインやビジネスに従事する人全てにオススメ。

Posted byブクログ

2019/09/19

BTC型人材が重宝される世の中。単なるデザインシンキングとかの話ではなくて、デザインエンジニアの田川さんが書くイノベーションを生む人材とは何かを深く掘り下げた本。

Posted byブクログ

2019/09/16

BTC型人材になるためや、組織を作っていくための手立てとその重要性が書いてある センスは意思決定の連続からなるのは腹落ちした

Posted byブクログ

2023/12/26

デザインの大切さを学べる BTC人材と言われる、ビジネス、テクノロジー、クリエイティビティーの3つを理解することの大切さを実感できる 付箋トレーニングと言われる、 よい、悪い、わからない というのを付箋で貼りつけて、理由付けするのは、デザインセンスを身につける上で有用だと感じた

Posted byブクログ

2019/09/07

イノベーションは価値創造と社会浸透。 なんとなく宣伝っぽい、お仲間っぽい読後感が、なくはないが、それも社会浸透。苦手とか、言ってられないんでしょうね。 チャレンジャーとして「両生類」を目指すというのは励まされる表現だが、環境の変化を最初に食らう敏感な生き物でもある。 第四章は...

イノベーションは価値創造と社会浸透。 なんとなく宣伝っぽい、お仲間っぽい読後感が、なくはないが、それも社会浸透。苦手とか、言ってられないんでしょうね。 チャレンジャーとして「両生類」を目指すというのは励まされる表現だが、環境の変化を最初に食らう敏感な生き物でもある。 第四章は実用的。こういうの、読んでもやらない人がほとんどかもしれないが、面白いワークが紹介されている。 第二の専門分野のスキルというとハードル高いので、まずはリテラシーを目指す、というのは良い言い方。 n=1 のデザインリサーチ。こんなの「研究」じゃねえよ、「科学」じゃねえよ、と叱られるのはこのためだが、デザインのためのリサーチはこれで良い。現場で解像度を高める。 プロトタイプの6分類。スケッチ、ダーティプロトタイプ、テクニカルプロトタイプ、コールドモックアップ、ワーキングプロトタイプ、ビジョンムービー。 まあ、スケッチが大事だな。ラフでもいい、が難しい。 付箋トレーニングは、ジャッジ=好みの可視化。判断先送りを減らす。これもやってみたい。 たす、ひく、みがく モノとモノサシ デザインフィクション どれも、自分を突き放すことだな。

Posted byブクログ

2019/09/03

超良書。デザインの重要性が日に日に増す昨今、キャリアの構築方法として参考にしようと手に取ったが 参考になる部分が多い上に、著者の親切心か参考図書も豊富に書いてあり、わかりやすい論理が言語化されている イノベーションの歴史も要素にきちんと分解されていて 腑に落ちる内容となっている ...

超良書。デザインの重要性が日に日に増す昨今、キャリアの構築方法として参考にしようと手に取ったが 参考になる部分が多い上に、著者の親切心か参考図書も豊富に書いてあり、わかりやすい論理が言語化されている イノベーションの歴史も要素にきちんと分解されていて 腑に落ちる内容となっている クラシカルデザインのスキルの伸ばし方、特にセンスと呼ばれる非言語な領域も 誰でもできる手法を紹介してくれている やるやらないは本人次第、自分はビジネス、エンジニアリングの両方を経験しているので 本書でいうBTC人材になれるよう日々精進したいし その背中を少し押してくれる内容になっていた 本からのアイデアを行動として実践していく予定

Posted byブクログ