イノベーション・スキルセット の商品レビュー
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BTC人材になるにあたり、エンジニアは 1.まずデザインの理解を深め、こ「デザインに理解の深いエンジニア」になる 2. その後「デザインエンジニア」 に至る道を目指す のが良いらしい。
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ざっくり読み。 BTC型人材の必要性はわかった。 自分の会社はCの人がいないまま、ど素人が画面の検討とかしてる。他から専門的な人を入れてくべきだよなー。その上で、B、Tの人がCよりになれるよーにできればよさそう。
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現代のビジネスマンに必要とされるスキルについて記された名著。 メモ ・テクノロジーの気配を消して、ユーザーの生活空間と自然に共存できるプロダクトに仕上げること。 ・デザイン思考の本質は人のリアルな課題や振る舞い、感情の動きなどを高い解像度で捉え、それを構造化した上で、プロトタイピングを通して課題解決の方法を模索すること ・一方でもともとのアイデアやwhyの部分については個人的な体験によるものが多く、デザイン思考で生まれるものではない また、ブランドやスタイルを作るデザインでもない。これはクラシカルデザインが提供するもの ・ヨーロッパ主導、クラシカルデザインのI派とアメリカ西海岸主導のwe派が存在する。それぞれ物理世界のデザインとデジタル世界のデザインに概ね対応する。 ・プロトタイピングの種類 考えるために作るもの 改善するために作るもの 人に物事を伝えるために作るもの ・プロトタイピングにより、提案を抽象的な結論と具体的な結論である体験の二つの組み合わせで提示することが可能に。 ・アイデア出しを常に並行して行う。具体かを考える日数を増やす。 ・成功するプロジェクト共通のポイント ユーザーについての高解像度の理解を獲得すると同時にアイデアも出す 単発のアイデアは機能しない。アイデアは群として考える プロトタイピングを通して仮説検証アラ取りを行う デザインには課題解決のためのデザインとブランドやスタイルを作るデザインがあることを知り、活用法を意識する ・
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BTC型人材の提唱や経済産業省の『デザイン経営宣言』の中心人物として有名なTakramの田川欣哉さんの書籍。デザインに関して、わかりやすく、とても濃い内容が書かれていた。 特にBTC型人材、デザイン思考については今まで読んだ書籍の中でも1番わかりやすかった。 "デザイ...
BTC型人材の提唱や経済産業省の『デザイン経営宣言』の中心人物として有名なTakramの田川欣哉さんの書籍。デザインに関して、わかりやすく、とても濃い内容が書かれていた。 特にBTC型人材、デザイン思考については今まで読んだ書籍の中でも1番わかりやすかった。 "デザイン"ってそもそもどういう意味なのか、ヨーロッパ/シリコンバレーでのデザイン、I派/We派について説明し、ぼんやりとした輪郭をはっきりさせ、現在求められているデザインについて解説しています。 デザインだけでなくテクノロジーやビジネスを身に着けたいデザイナー、デザインを事業に取り入れたい経営者/組織にオススメです。とりあえずチームの必読書リストに即採用ですね。
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■論点 破壊的変化をどう生き抜くか? 時代の加速度的変化にともない、イノベーションを起こせるBTC人材が必要であること、BTC人材になるための方法を伝える本。 ■答え デザインの力(課題解決のためのデザイン、スタイルやブランドをつくるデザイン)を身につける ■根拠 ・オペ...
■論点 破壊的変化をどう生き抜くか? 時代の加速度的変化にともない、イノベーションを起こせるBTC人材が必要であること、BTC人材になるための方法を伝える本。 ■答え デザインの力(課題解決のためのデザイン、スタイルやブランドをつくるデザイン)を身につける ■根拠 ・オペレーション人材が増えすぎて、変化ができない。(未来は変化の積分値) ・時代が4P+経験が必要になってきた。 ■答え(how) ・イノベーション人材(BTC人材)になる ■根拠(具体策) ・デザインリテラシーを鍛える ・センスを鍛えるふせんトレーニング A:自分が良いと思うものに「青」 B:ダメと思うものに「赤」 C:よく分からないものに「黄」←これが無くなるようにする ・「モノとモノサシ」の思考で客観的にアイディアを膨らませる A:モノを考える B:モノサシを考える C:モノサシ上にモノを増やす ステップで客観的に具体と抽象を行き来しアイディアの幅を広げる。
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BTC型人材にどのような背景からアプローチするのがいいと考えるか、作者の視点から記載してあり興味深かった。
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旦那が買っていて家にあったので読んでみた。 「ビジネス(B)」「テクノロジー(T)」「クリエイティビティ(C)」を統合するスキルセット=BTCスキル BTCスキルを組織でやるか、個人でやるか、的なこと書かれていたと思う。 自分はデザイナー。ビジネスもテクノロジーも弱い。 この...
旦那が買っていて家にあったので読んでみた。 「ビジネス(B)」「テクノロジー(T)」「クリエイティビティ(C)」を統合するスキルセット=BTCスキル BTCスキルを組織でやるか、個人でやるか、的なこと書かれていたと思う。 自分はデザイナー。ビジネスもテクノロジーも弱い。 この本をBTC人材になるぞ!とはならないが、組織で彼らと仕事をするときに何を言ってるのか理解できるスキルは大切だと思った。
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経済産業省の低減「デザイン経営」の立役者が著したBTC(Business, Technology, Creativity)人材の定義とその要件を示した本である。非常に読みやすい。 情報流通のコストが下がったことによる一種の弊害は差がつきにくくなったことである。電球を発明したのはエジソンではない彼が発明したのは電力システムである。(結局「直流」にこだわったため敗北しているのだが。)ここで大切なのはタッチポイントに対して明確に答えを持って顧客体験全体を考えたのがエジソンだったということである。(ちなみに書籍にはこの話はない。) この本ではデザインを「課題解決」としてその課題として「顧客体験」を利用することを説いている。これが経営に直結する時代であるというのが底流にある。 くせがなく分かりやすく。顧客体験を知り尽くしているからこそのスムーズさが清々しい。
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デザイン思考ができる人材に興味があって(になりたくて)、手に取った本。 「これからはビジネスとクリエイティブ(≒デザイン)とテクノロジーの 3領域が分かっている人材が必要」という 著者の主張は、シンプルで、とても分かりやすいです。 (実際、育てるのはとても大変だろうと思うけれど。...
デザイン思考ができる人材に興味があって(になりたくて)、手に取った本。 「これからはビジネスとクリエイティブ(≒デザイン)とテクノロジーの 3領域が分かっている人材が必要」という 著者の主張は、シンプルで、とても分かりやすいです。 (実際、育てるのはとても大変だろうと思うけれど。) この本の立て付けは、入門書の立ち位置になっていて、 (著者も言う通り)もっと学びたい人は他の書籍やスクールに行ったり、 実践で鍛える必要性があります。 もうすこしその点のガイダンスが巻末などにまとまっていれば、 よりネクストプランが明確でよかったかと思います。 それにしても、著者がデザイナーだけあって、 この本自体がよくデザインされていると思われる。 (自分は素人だから、本当のところはよく分からないけれど。) 読みやすい文章だけでなく、文字の大きさや行間、表紙や挿絵に至るまで、 デザイン初心者が挫折しないようなデザインになっている(ような気がする)。 一点、素人には「??」だったのが、たった200ページほどの本なのに、 なぜかハードカバーになっている点。 (安っぽい本にしたくなかったのかな!?) (合っているかどうかは別にして)こんな感じで、 本の中身だけでなく、読書体験全体を考えてみると、 よりデザインの面白さが際立つ一冊になりそうです。
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- BTC人材、要はビジネスもテクノロジーもクリエイティブもわかる人材、になろうよ、と。単純に自分のスコープ広げようよ、という主旨なので読むととても学習欲が湧いてくる。 - 好き嫌いがはっきりしない人はセンスがない、と書いてあるのを読み、自分のブクログのレビューで最も多かった評価...
- BTC人材、要はビジネスもテクノロジーもクリエイティブもわかる人材、になろうよ、と。単純に自分のスコープ広げようよ、という主旨なので読むととても学習欲が湧いてくる。 - 好き嫌いがはっきりしない人はセンスがない、と書いてあるのを読み、自分のブクログのレビューで最も多かった評価が3だった事実に直面し、今後なるべく2か4には振ろうと思ったw - Pelotonの事例をすごく推している。確かに今後のハードウェアビジネスにとって、ソフトウェアを含めたスムーズな体験デザインはは必須になっていくとは思う。ただこれまでハード系スタートアップを二社経験した身として、やはりハードは初期コスト大きい、在庫リスクある、イテレーション長い、とソフトに比べデメリットが大きい。確かにAppleやTeslaなどが切り開いた事例はある。とはいえなんでもかんでもハードまで自社でつくってコントロールすべき、そこまで領域を広げデザインすべきだ、という文脈はちょっと抵抗がある。 - 新規事業を考えるパターンとして紹介している3つ。技術先行の①プロダクトアウトとニーズ先行の②マーケットインはよく聞くが、③ビジョンドリブンの手法をしっかりと挙げてくれているのは凄く腹落ちした。リーンスタートアップの手法は基本①を悪とし②をつきつめろ、という主張になっている。ただそれだとどうしてもアイデアが小粒になり、見たことあるような事業しか出てこない。そんな中そもそも達成できるかどうか分からないが、強烈なビジョンをベースとした、いわゆるディープテックと言われる分野についても、リーンスタートアップのフレームワークで当てはめようとすると歪みが生じてしまう。スタートアップはここの切り分けはちゃんとしてアプローチを考えるべきなのでは、と思った。
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